釣具のカスタム

18月下美人MX LTにべアリング追加でカスタム!気になるラインローラーも

どうもテルヤスです。今回は18月下美人MXのベアリング化について、紹介していきます。

月下美人MXですが、ノーマルでもボールベアリングが7個も入っています。しかし、気になる部分にベアリングが無かったりするので追加しました。

テルヤス
テルヤス
そのままでも良いリールなんですが、ラインローラー部分にベアリングが無いんですよね。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
なるほど、たしかに気になるかも。

月下美人MXLTへのベアリング追加は必要?

月下美人MXLT

そもそも、そこから?という感じですが、月下美人MXへのベアリング追加は「した方が良い」です。

本来購入してすぐにでも交換したかったのですが、ノーマルで暫く使用していました。それでも、「十分使いやすいリールだな」という印象はあります。

それでいても、ラインローラー部にベアリングが入っていないので、どうしてもわずかなテンションではラインローラー部分が回転していないのです。いったいどれぐらいの改善が見られるのかは、気になるところかもしれません。

しかし、ハイエンドクラスなどほとんどの高額アイテムは通常ではラインローラー部分はベアリングが入っています。

なので、ライトゲームを行う上で回転性能を上げたいという願望が強くありました。

ラインローラー部分の他には、ハンドルノブの部分もベアリングではなく2個カラーが入っていますので交換しました。

テルヤス
テルヤス
今回は合計3個追加して、ノーマル分と合わせると10個のボールベアリング仕様となりました。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
10個というと、かなり多いね!

ラインローラー部分の交換

ベアリング交換まず、ラインローラー部分を交換する前に、不要なスプールとハンドルは外しておきます。
ドライバーが滑ってスプールに当たったりしたことも過去にあるためです。

ラインローラー部のネジまず、最初にラインローラー外側にあるネジを外していきます。

 

ラインローラー部取り外し

外すと中にあるラインローラーとカラーを取り外します。

ラインローラー部分

ラインローラーの中に金属とプラスチックのカラーがセットになったパーツがあります。

このパーツをベアリングとワッシャーに置き換えます。

ベール側

ちなみにベール側にある黒いプラスチックのカラーは、そのまま使用しますので置いておきます。

ベアリング交換

順番で言うとベアリングの左右にワッシャーを入れる形になります。

104グリス

ベアリングを組み込む際にダイワの104グリスを塗っています。

ベアリングにグリスを塗る

塗った後にワッシャーを付けると滑りにくくて作業しやすいです。

 

ベアリングにグリスを塗り付ける

こんな感じで引っ付けておきます。

ラインローラー部あとはスクリューを元の位置にはめて、順番にパーツを取付けて、ベールにセットしていきます。

ベアリング交換

問題なく回転していれば、OKです。

ラインローラー部のベアリング

今回はダイワの純正カスタム品もありましたが、ヘッジホッグスタジオで注文していたHRCBの錆びにくいモデルを使いました。

純正品で無い難点は、ダイワ純正品としてアフターを受けられなくなることです。

18月下美人MXにはダイワ純正カスタムパーツの「SLPW ラインローラーキットS」が装着可能です。

SLPワークス参照
http://slp-works.com/product_support/image/04_sp_handle_bb2.pdf(外部リンク)
この他にもヘッジホッグスタジオから対応モデルが発売されています。

Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス)
¥1,596
(2024/03/18 21:38:30時点 Amazon調べ-詳細)

ハンドルノブへのベアリング追加方法

続いてはハンドルノブ部分のベアリング交換方法です。

ハンドルノブの取り外し

まず最初にハンドルノブのキャップを外します。ノブのキャップ中央にある穴に先が曲がったものを引っかけて抜くか、空いている隙間に何かを突っ込んで、引き抜く感じです。

表面は傷が入り易そうなので、慎重に行いましょう。

キャップの取り外し

ヘッジホッグスタジオからは専用工具が発売されています。別にこれでなくても良いんですが、使いやすくて結構気に入っています。笑

キャップ引き抜き

引き抜いた画像です。

ハンドルノブスクリュー

ハンドルノブキャップを外すとスクリューが見えますので、こちらを外します。

ハンドルノブキャップ分解図

分解すると、こんな感じです。ワッシャーは一瞬ついていないのかと思いましたが、軸側にへばりついていました。

画像で見るところの黒いパーツがカラーです。こちらをボールベアリングに交換します。

同じように取り付けていき、ノブを回転させて重くなければ完了です。重い場合はワッシャーを抜いて調整するか、別売りで薄めのワッシャーと交換というクリアランスが必要になります。

ぼくの場合はカラーとベアリング交換をして、スムーズに回転しているので、OKでした。

交換する際には先ほどのラインローラーと同様に104グリスを塗っています。

ハンドルノブ部分のベアリング

ハンドルノブ部分のベアリングですが、今回は汎用のNMBのミニチュアボールベアリングを使用しました。

理由としては、そこまで錆びたりすることも少なく、安価で交換できることが一番の理由でしょうか。

ボールベアリング

サイズは内径4mm、外径7mm、厚み(幅)2.5mmです。

比較的容易に手に入るベアリングで、Amazonやヤフー、楽天などでも色んな種類があります。おすすめはステンレス素材を使用したシールドタイプです。

今回の使用したものは【NMB】ステンレス両シールド付 DDL-740ZZ 674ZZというものでした。

この他にも、純正品で購入を検討される場合はSLPWハンドルノブキットSタイプが対応品になっています。

Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス)
¥2,535
(2024/03/19 15:38:39時点 Amazon調べ-詳細)

さいごに

ベアリング化完了

ハンドルノブ、ラインローラー部と合計3個のベアリング追加でしたが、使用感の向上は期待できます。ハンドルノブ部分も純正のままでも、十分滑らかで使いやすいです。しかし、それよりも高回転プラス金属的なアタリの伝達力にも期待しているんですよね。

いきなり釣果が2倍になったりすることも無いと思います。しかし、ラインローラー部分はライントラブル減少も期待できますので、気になっている方は交換を検討されても良いのでは?

カスタマイズされた愛用リールは、きっと愛着もさらに沸くはずです。

 

今回紹介したアイテムです。

ヘッジホッグスタジオのラインローラー交換キットです。

Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス)
¥1,596
(2024/03/18 21:38:30時点 Amazon調べ-詳細)

純正品のアフターサービスを受けられる点がメリットのSLPWの交換キットです。

ハンドルの部分は安価に抑えてNMBのベアリングを使用しました。
サイズ内径4mm、外径7mm、厚み(幅)2.5mmです。ノブ部分のカラーは両方ともに同じサイズを使いました。

Daiwa SLP WORKS(ダイワSLPワークス)
¥1,100
(2024/03/19 00:24:32時点 Amazon調べ-詳細)

使い勝手よく、ベアリングを交換する場合によく使っています。

本来はキャップを外すアイテムですが、ベアリングを引き抜く時にも使ったり、分解作業時に役立っています。

ではでは、参考までに 良い釣りを!