どうも!今回はメバルのフロートリグ用にブルーカレント91/TZというロッドを買った話をお届けします。ちなみにブルーカレントは、ヤマガブランクスという国内製造のルアーロッドメーカーです。
そんなブルーカレントですが、最高に91/TZが気に入っていたのですが残念ながら廃盤となってしまいました。涙
2019年のフィッシングショーで、ヤマガブランクスさんで話をさせていただいたのですが、なんとも気に入っていた良い竿なだけにちょっと名残惜しいところです。
メバルのフロートリグ用に使えるロッドは無いのか!?
ぼくがブルーカレント91/TZ LongCastを購入した数年前は、まぁ本当に選択肢という選択肢が少なかったです。
使いたいフロートはシャローフリーク10.5g。テレビか何かで知ったのかFシステムというフロートリグは非常に画期的でした。
Fシステムとシャローフリーク、使い方等もメーカーホームページに詳細が記載されていますので下記を参照してみてください。
https://www.arukazik.com/shallowfreak(外部リンク)
今までのフロートリグは、アピアの風神玉から、流行りは始まったかと記憶しています。
そうですね・・・もう・・・かれこれ10数年前ぐらいでしょうか。
それから安価なヤマリアのメバトロボールなどに移りました。この頃にはゼナックから発売されていたアジダンパーだったかな。9ftほどのロッドがあり、これは!と思い使ってみましたが、どうにもしっくりとこなかったのです。
それから、しばらくは同ロッドで釣りをしていましたが、いつからかフロートリグはあまり使わなくなりましたね。
理由としてはキャストした時のライントラブルが多いのです。投げるのが下手なだけと言われればそれで、お終いですが。笑
そんな遠ざかっていた頃に登場したのがFシステムだったのです。やってみて、投げても全然糸がらみが無いという素晴らしさ。笑 正確にはミスキャストなどで、糸からみや糸よれでのトラブルまではいかないような絡みは有ったかもしれませんが、それほど気になるほどでもありません。
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しかし、使いたいフロートが決まっても、なかなか竿が見つかりません。
数年前に検討していた頃は、10g超を背負えるロングロッドでライトゲームロッドとなると・・・
ヤマガブランクスのブルーカレント91/TZとブリーデンのロッド・・・があったかと記憶しています。
しかし、大手メーカーからも10g超のフロートを投げれるような、シャープで切れのありそうなフロート専用ロッドというのはありませんでした。
つまり、代用を探すしかなかったわけで・・・。
そんな中、選んだのがブルーカレントの91/TZでした。
ブルーカレント 91/TZ LongCast
ブルーカレント 91/TZ LongCastは文字通り、ロングキャストに向いたレングス、そしてロングロッドのくせに軽いという特徴を持つロッドです。
しかし、残念ながら軽くてトルザイトリングなど高価な素材を採用していることもあり・・・価格が定価45,000円もするというのが購入する前に気になっていた点でした。
ロッドティップ付近はSiCチタンフレームLDBを採用するなど糸抜けが良い点は気に入ったことの一つでした。
しかし、その購入当時はブルーカレントのシリーズでもNANOを使ったロッドが増えてきている状況でした。
つまり・・・ブルーカレント91/TZは91/TZ NANOとかでモデルチェンジされる可能性も秘めていました。
その後は85TZ/NANOが発売され。。今年は93TZ/NANO All Rangeがリリースされました。
ただ、85TZにしろ93TZにしろルアーウェイトが21gまでと、シーバス・黒鯛などを視野に入れたライトロッドという感じで、ちょっと91/TZとは違うなと言った感じです。
実際に、フィッシングショーで、ヤマガブランクスのスタッフさんとも話していると、91/TZと85TZ、93TZとはちょっと違う趣旨のような感じでした。
ちなみに91/TZはリグが1.8~15g、プラグが2.5~9gという設定です。
91/TZ | 93TZ/NANO | |
リグ | 1.8~15g | 表記無し |
プラグ | 2.5~9g | 表記無し |
ルアー | 表記無し | 3~21g |
91/TZはフロートリグ用としては最高に良い!
実際に91/TZはメバルのフロートリグ用に使用したところ、ちょうど使いやすいです。
メバルを掛けても、ちゃんと竿が曲がってくれるし、10g前後のフロートを付けて投げても使いやすいです。振り切れるというのが最大のメリットで、不安感が無いのはロングキャストをする上で大事なことかなと思ってます。
使っていた場面では、サーフでのフロートリグ中心で、メバルの時期にしか使っていないというのがもったいないぐらいです。爆
値段が値段なだけに、正直なところ15,000円~3万円弱ぐらいで欲しかったところです。
ブルーカレント82Fというフロートリグ用ロッド
購入してから、ヤマガブランクスからはブルーカレント82Fというフロートリグ用のロッドがリリースされています。笑
こちらの竿は、91/TZと違い、フロートリグ用という専用としてリリースされている点です。ちょっとのタイミングですが、この竿が出ていたなら、91/TZではなくて、間違いなく、こちらの竿を選んでいたでしょう。爆
スペックはルアーMAX18g 価格は定価で28,000円(2019年3月3日時点)です。
基本、ヤマガブランクスは定価から10%offか定価販売が多いようなので、定価が4万台と2万円台では本当に大きな違いです。笑
こちらは使っていないので何とも言えませんが、本当にロングキャスト主体で狙うなら91/TZが良いと思いますが、82でも十分遠投はできるスペックではないでしょうか?
フロートリグでロッドを探している方は一度チェックしてみて下さいね。
ちなみに82FはNANOを採用しているロッドです。NANOを採用していると反発力が強くなると言われているので、実際のところ遠投する上では良いと思いますが、かけてからのタメを効かせるとかは無くても良いのか?それとも、NANOにして反発力を高めるため、より細く竿を仕上げているのか?など、気になることは色々とあります。笑
ヤマガブランクスは最新技術を盛んに取り入れる傾向有り?
ヤマガブランクスのロッドは、フィッシングショーでも話していて気づいたことが、わりとライトゲームロッドはモデルチェンジが多いとのこと。
それは、トルザイトリングにしろ、ナノアロイ(NANO)にしても新しい素材を積極的に採用している企業文化もあるのかな?と思いました。
実際のところ、発売されて10年もモデルチェンジされないロッドというのは、なかなか無いでしょう。より良くロッドが仕上がるということは、それだけ釣果も期待が持てるということ。
今年廃盤になった91/TZは、さみしいなぁというのが本音ですが、また新たにフロートリグ用のロッドや、それに使えそうなライトゲームロッドが発売されることを期待しています。笑
さいごに
今回はメバルのフロートリグ用ロッド購入時と、その後の話でしたが、専門のリグになればなるほど専用ロッドが少ないな・・・というのが強く思うことですね。
それだけ全国的に見て需要が無いのかもしれません。というか、まだまだぼくも知らないフロート用の最高なロッドがあるかもしれません。
今回言いたいのはブルーカレントの91/TZというロッドは、メバルのフロートリグには使いやすいロッドだということです。購入当時に同ロッドのことを調べていても、フロートリグ用として使っているインプレなどは見かけなかったように記憶しています。
うん。廃盤にはなっていますが、中古で購入検討されている方は是非参考にしてみてくださいね!まだ店頭在庫や市場には新品として在庫もあるようなので、価格は4万円超えのロッドですが、フロートリグで考えている方は一度チェックしてみてはどうでしょう?
しかし、今では82Fという選択肢もあります♪
ではでは 良い釣りを!