どうもテルヤスです。今回は海上釣り堀で狙いたい魚、青物。
そんな時に、気になるのがライン号数やラインの種類ではないでしょうか?
実際に釣り堀経験は合計で・・・何十回か分かりませんが、ハマっていると時は月に3~4回の頻度で行っていたかもしれません。
特別に大きいのは9kgぐらいのブリを釣り上げたことですが、その他は70-80cm弱のヒラマサ、カンパチ、メジロ(ハマチ、ワラサクラス)は十数本は釣り上げています。
ただ、ラインブレイクも過去に何度もやっていますので、それを踏まえた上での参考号数を案内していきますね。
海上釣り堀で青物を狙う時に使うライン
しかし、これらの魚は引き、そして重量もあるのでタックルとしては細いラインを使うと獲れない可能性も出てきます。
基本としては、ハリスの号数と同じか、ワンランク上の号数以上のものを使うと良いでしょう。
基本はハリスと同等か、ワンランク上の強度を持った道糸を使用します。
PEラインかナイロンラインか
釣堀で使うラインとなると、一般的にはPEラインかナイロンラインになります。
他にはフロロを使って、ヘチ釣りのように狙っても面白いかもしれませんが、今回はウキ釣りを主体とした一般的に広く行われている釣り方に適した道糸という意味で、PEかナイロンの選択肢です。
答えとしては、PEでもナイロンラインでもどっちでも良いです。
道糸の使用するラインはPE、ナイロンどちらでもOK
使い勝手が良いのはナイロン
海上釣り堀を始めた頃は、PEラインをメインに使用していました。
市販されているラインも3~5号とか太めのものが多く、そんなに太いラインがいるのか?と思ったことがあります。
実際に4号か5号のPEラインを使用して青物を狙ったことがあります。たしかに、力強く道糸から切れたりという不安感は有りませんでした。
しかし、リールの種類によっては、ラインローラー部分にウキ止めが引っ掛かったりし易いです。これはナイロンの太号数を使用していても同じです。
それでも、ナイロンが使いやすいと思った理由は、しなやかな扱い心地とPEに比べて、糸が伸びるので青物が掛かった時にタメが効きやすいことです。
PEラインだと伸びが少ないため、クッションゴムを使用しないとハリス切れをする可能性が高くなります。ただ、PEも強度を落として2号前後にすると良いかもしれません。
そうすると、釣り堀特有のタナ取り時に行うウキ止めの調整時にPEが擦れて弱りそうなのが嫌でした。何度も何度も移動させますし、青物が掛かった時に抵抗が加わりウキ止めがよくずれます。これによるPEの強度低下も心配のひとつでした。
ナイロンラインは、PEに比べてそれほどウキ止めが擦れて表面がどうとかという心配は今のところありません。
釣堀専用の道糸の存在
釣堀専用の道糸も釣具メーカーから発売されています。
実際に釣り堀専用の釣り糸も使用したことがありますが、現在は使用していません。
主な釣堀用の糸の特徴としてはタナを把握しやすいように1mごとにマーキングされているものあります。
ただ、分かり易いのは分かり易いですが、タナ取りオモリを使用して、実際にウキでタナを計測している場合は、そこまでのマーキングがあってもなくてもどっちでも良いというのが結論でした。
汎用道糸の使用
結局のところボビン巻きされた汎用のナイロンラインを現在は使っています。
ボビン巻きを使う理由ですが、スプールいっぱいに巻きたいし、傷んだら巻替えも気軽にできるからです。
そして、スプールいっぱいに巻くことは釣堀では不要なことかもしれません。
しかし、ぼくが使っているシマノのスフェロス6000PGはナイロン6号を目いっぱいまいています。これで、堤防からの青物の飲ませ釣りにも使用しています。
そして、クイックドラグがついたシマノの投げリールパワーエアロには道糸を10号巻いています。これでは、根が荒い場所や港内のちょい投げの時に力糸無しの道糸通しで、投げ釣りを兼用させています。
このように、釣り堀に特化したリールを用意するのであれば、汎用の道糸ではなく、釣り堀専用ラインというのも活きてくるでしょう。
そうではなく、色々と他にも用途がある方はボビン糸の選択肢も十分にありです。
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サンラインの海平6号を飲ませ(泳がせ釣り)と兼用で使っています。
10号でも柔らかく使いやすいラインです。主に投げ用で購入しましたが、釣り堀での使用のほうが多くなっています。
ハリスについて
ハリスの号数が太くなれば、それだけ切れる心配も減りますが、ハリスの号数を落とした場合はハリス本来の強度差で獲れる・獲れないの差が出る可能性があります。
おすすめは、クレハのシーガーグランドマックス、グランドマックスFX、シーガーFXR船などです。シーガーFXR船は、しなやかで強度もあるのでルアー用のリーダーとしてもよく使っています。
グランドマックスはFXに比べて硬いので、4号、5号という細いクラスで冷凍のエサをピンピン跳ねさせたり動かしたりするときに使っています。が、ノーマルのグランドマックスか、グランドマックスFXどちらが良いか?と言われれば、しなやかさのあるグランドマックスFXのほうが自然にエサを漂わせたり、落とせたりする感じがしておすすめです。
それにハリスがもつれた際の癖もしなやかな分、いくぶんかマシな印象です。
号数は、青物を狙うのなら細くて4号、少し食いが悪い時は5号、釣れている時期は6号、青物がよく食っている時や大型のブリが放流されている時は8号か10号を使っています。
通年通して多いのは6号です。本当に食いが悪い時は4号、3号でもメジロクラス(70cmクラス青物)は何度も獲っていますが、何回も切られています。
そこを4号にすると、なんとか持ちこたえる事が多く、大概は獲れますが、時間もかかるため混雑時にはオススメできにくいです。
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ソルトルアーゲーム、青物の飲ませ釣りでも使用頻度が多いシーガーFXR船6号
この太さで70cm台の青物は、大概獲れています。
さいごに
今回は釣堀の青物を狙う際のライン号数について紹介していきました。
実際に細くすればするほど、掛かる可能性は高くなります。しかし、合わせをした瞬間にハリスが切れてしまうことも増えます。
これは、竿の硬さ、クッションゴムの太さ、道糸の素材の違いなどを含めたバランスも考慮に入れて考える必要が出てくるものです。
ハリスを細くし、なおかつ道糸をナイロンにすることによってナイロンの伸びで、多少のクッションを得て合わせ切れややり取り時のラインブレイクを緩和しています。
取り込みが早いのは確実に、太いPEに太いハリス、硬めの竿・・・になってくると思いますが、まずは食わせてからでないと何も話が始まりません。
詰めて行くと自分の限界値みたいなものが出てくるのですが、今のところ道糸6号、ハリス6号。または道糸10号、ハリス6-8号というバランスで落ち着いています。
少しでも参考になれば幸いです。
ではでは、良い釣りを!