どうもテルヤスです。今回は2019年に発売されたシマノの何でも来い?のルアーロッド「エンカウンター」の使用感レビューをお届けします。
18ディアルーナも最高にコスパいいな~!と思ってましたし、使ってましたし・・・なので、エンカウンターは当初買うつもりはありませんでした。
しかし、使ってみると・・なかなかディアルーナにも負けないぐらい良いんじゃないかな?と思いました!
エンカウンター
高い総合力を備えたショアキャスティングモデル
シーバスを筆頭に、ヒラメや青物などの多種多様な魚をターゲットとしたショアキャスティングロッド『エンカウンター』。キャスティングゲームに求められる遠投性・軽さ・操作性・感度・パワーの総合力を重視したロッド性能が特長。8ft台から11ftまで、軽量プラグから60g級のメタルジグまで適応する、LからMHパワーの豊富なラインナップ展開。港湾、河川、サーフ、磯場など、さまざまなフィールドで活躍します。ブランクスにはシマノ独自の強化構造、ハイパワーXを採用し、ブレを抑えたシャープな操作性と、飛距離、パワーの向上を実現。リールシートにはカーボン強化素材CI4+を採用し、軽量化と高感度化を達成。憧れの大物、新たなターゲットとの“出会い=Encounter”をコンセプトとした、ハイパフォーマンスロッドです。
シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5884(外部リンク)
エンカウンターですが、登場した理由は・・やはりシーバスロッドで青物を狙っている人が多いからでは?と思います。もちろん、シーバスロッドというカテゴリーで出して、シーバス以外の青物やヒラメを狙っても釣り人の自由でしょう。
ただ・・・「シーバスロッドなのに青物を狙っても良いの?」とか「ヒラメも狙っても良いの?」というアングラーの声が絶対に有ると思います。
ぼくもそうですが、やはりシーバス用はシーバス用としてのロッドの癖を付けていると思います。しかし、ディアルーナもそうですが汎用性が高くライトショアジギングや青物などにも流用可能なモデルもあると思います。
実際に96Mは非常に使いやすくて感度も良いです。
しかし、そうではなくて・・ブランドイメージとしてのシーバスロッドを今回は大切にしていく??という意味もあるのでしょうか。
そんな感じで、なんでも使える!という汎用性をウリにしたのが今回のエンカウンターではないかな?と思います。
エンカウンターのラインナップ
エンカウンターは86Lというライトアクションから106MHというミディアムヘビーアクションまでリリースされています。
とりあえず、ベイトモデルは2020年10月の時点では無いですね。今後少しはラインナップされても良いんじゃないかな?と思います。
ちなみに全モデルに適合プラグウェイトと適合ジグウェイトが記載されていますので、ライトショアジギングは全般にこなせます!という感じの内容です。
その辺から考えるとシーバスロッドに比べては、やや先調子の味付けになっているような印象は受けます。
本体価格もS86Lで20,800円~S106MHで23,600円となってます。
実売価で2万円を切ってくるぐらいかな?と思いますので、なかなか手にし易い価格帯です。
購入したのはS96ML
シーバスで出番の多い・・とありますがシーバスロッドでも人気のある96MLです。おそらくですが、エンカウンターの売れ筋も96Mと96MLあたりは人気があると思います。
実際に欲しくて探してもエンカウンター・・というロッド自体がほとんどありませんでした。たまに出てくるのは86Lがあったような感じです。
とにかく、買う時には買いにくかったという印象です。
そして、本当に本当に欲しかったのは96MLじゃなくて、96Mです!!笑
青物を中心に狙うつもりだったので、できたらやや硬めのほうが欲しかったのですが・・・。
まぁ、ライト系でフィネスタックルで食い渋りを攻略する!!みたいな感じで多少我慢して(爆)MLにしました。
S96MLのスペック
全長(cm) | 2.90 |
---|---|
仕舞寸法(cm) | 99.7 |
自重(g) | 140 |
適合ルアーウェイト(g) | 6~32 |
ジグウェイト | MAX38g |
PEライン | 0.6~1.5号 |
本体価格(円) | 21,600 |
ちなみに18ディアルーナS96MLは自重が135gです。なので、5gというとわずかですが。。。ディアルーナのほうがやはり軽いというのは事実です。
ですが、、正直な印象ではあんまり変わらないかもです。笑
先径もディアルーナS96MLと変わらず1.7mmです。この辺を考えても似ているような感じです。
エンカウンター96MLは1.5号のPEまで使えるようなので、今回は1.5号のPEにリーダー6号を付けて青物を狙いました。
シーバスメインの時はもう少し号数を落としても良いと思います。
実際に青物を釣ってみた使用感
最初の1匹目は、竿がMLということもあって弱いんじゃないかな?と思っていて、ドラグも弱めに設定していました。
すると!!グイグイ走られて手前のテトラでリーダーが擦れまくって、大変なことになりました。爆 時合のこともあり、すぐに投げたかったのですが・・擦れた部分をカットしたらリーダーが60cmぐらいになりました。
なので、まぁ・・掛かるか分からないし。と思って投げていたら掛かりました!!
今度はドラグ設定強めです。
竿の力って、竿を曲げてみると案外強いことが分かったりもします。
エンカウンターも小型青物なら、ちょうどいいと言ったらどのぐらいのサイズ?までちょうど良いのか。。難しいところですが、案外取り込めます。
ただ、テトラ際や沈み根などが多いところでは、ロングリーダーが必要だったり竿のパワーも欲しかったりと。今回のMLでは物足りなさも出てくるかもしれません。
案外40cmをちょっと超える1kgクラスの青物なら、楽々ではないですがちょうど良い相手なのかもしれません。
良かった点
思うのですが、下からリールフット部分を絞めこむのですが、この締める部分に金属のパーツを使っているようです。これによって、案外竿の持ち重りのバランスをとっているのかもしれません。
竿自体、結構持った感じは軽く感じました。
そして、シーバスロッドのディアルーナには、結構似たような感覚で使えました。
汎用性に富んでいるロッドで、シーバスオンリーの方も、そうでない方も納得の行く調子なんじゃないかな?と思います。
エンブレムなどのデザインもシンプルでカッコいいです。
飾り気がほとんどなく武骨で純粋な感じがします。
こういうロッドは好きです。
エンカウンターの適応範囲
エンカウンターはメーカーから適応表が出ています。
- 対象魚 ・シーバス、ヒラメ、青物・回遊魚・五目狙い
ちなみに対象魚のシーバスは86Lから106MHまでの機種で●最適と記載されています。ヒラメについてはロッドが短いところとLアクションの一部で未記載。全般的に対応できるという表記です。そして、青物・回遊魚・五目狙いというカテゴリーに関しては対象魚の重さ別に分けられています。それぞれ「~1kgクラス」「1~3kgクラス」「3~5kgクラス」
ちなみにMLでは1~3kgは最適。3~5kgは◎適となってます。
3kg~5kgの青物となると太り方にもよりますが70cm前後も視野に入ります。
そうなってくると96MLでも結構幅広く青物に対応していることになりますね。驚きです。笑
シマノエンカウンター適応表を参照しました。
エンカウンターの気になるところ
エンカウンターで一番気になるところですが、おそらくですが品薄です。
購入は2020年夏ぐらいですが、本当に物が出回っていませんでした。
先に申しましたが本当は96Mが欲しかったのです。笑
やはり手ごろ感や選びやすさなどもあってエンカウンター自体が人気なのかな?と思いました。ディアルーナなどもモデルチェンジがありますが、このエンカウンターはどんな感じでこれから販売されていくのか気になるところです。
さいごに
今回はエンカウンターの使用感をお届けしました。わざわざ3kgクラスが出るようなシーンで96MLを使うか?と言われれば無いです。爆
ですが、一日どっしり釣りを構える時などはローテーションの一つでライト系を使いたい場合には使いやすい1本です。
もちろんシーバス・ヒラメ・青物が食って来そうなシチュエーションなどでは強いんじゃないかなって思います。
ラインナップも豊富なので、自分の釣りスタイルにあった1本を見つけてみるのも良いかもしれませんね。
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憧れの大物、新たなターゲットとの“出会い=Encounter”をコンセプトにしているそうです。
良い名前つけましたね♪
それではまた。