ロッド・リール

シマノ フリーゲームとダイワ クロスビートSWのロッド比較

どうもテルヤスです。今回はシマノ・ダイワの携行性に優れた振出ロッドの比較をしていきます。

シマノはフリーゲーム、ダイワはクロスビートSWというロッドです。どちらもルアーロッドというカテゴリーに位置しているでしょうか?いずれもマルチに使える良いロッドです。

テルヤス
テルヤス
フリーゲームはフリースタイルというマルチな感じで、クロスビートSWはどちらかというとルアーロッドっぽいイメージでした。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
そうか?笑

18フリーゲームと20クロスビートSW

フリーゲームとクロスビートSW発売はシマノのフリーゲームが2018年、クロスビートSWは2020年になっていて、クロスビートSWのほうが後発になります。

この両方のロッドとも振出ロッドとなっていて、携行性に優れています。
そして、どちらの竿も対象魚を特定しないというのが特徴です。

近年発売のロッドは、シーバス専用、青物専用ロッドというカテゴリーもありますが、オールラウンドに使えるというウリのロッドが多いように思います。

本体価格でも1万円前後と手ごろ感もあって良いと思います!

テルヤス
テルヤス
ダイワからクロスビートSWが発売された時に、これは!と思いましたが、フリーゲームとはちょっと違った味付けな感じでした。

ラインナップ

クロスビートSWのラインナップは666TULのアジング・メバル用から967TMHというライトショアジギングモデルまでのラインナップとなっています。

シーバス・エギングなどにも使えそうな汎用性の高い8ft台は836TMLとなっています。

フリーゲームの場合はS60UL-3~S96M-4と番手の設定も細かい印象です。

スペック比較

今回は8ft台のロッドを比較します。

クロスビートとフリーゲーム86という長さが人気もあると思うのですが、クロスビートの場合は8ft台が83のみとなっているので、今回はフリーゲームS86ML-4とクロスビートSW836TMLの比較になりました。

18フリーゲームS86ML-4 20クロスビートSW836TML
全長(m) 2.59 2.51
継数(本)
仕舞寸法(cm) 74.1 52
カーボン含有量(%) 87.3 92
自重(g) 140 155
キャストwt(g) 5~35 5~28
エギサイズ(号) 2~3.5 2.5~3.5
適合PE(号) 0.4~1.2 0.6~1.2
本体価格(円) 11,600 11,900

(2020年10月時点)

単純な比較はできないかもしれませんが、大きく違うところがあります!

それは、クロスビートSWは小継の振出ロッドということです。具体的にはフリーゲームは4本継のロッドであるため、仕舞寸法では74.1cmですが、クロスビートSWは52cmしかありません!

なので、ものすごくクロスビートSWは短いロッドであることが分かります。

ルアー重量や適合ラインなどは結構似ている感じはありますね。

先径はクロスビートが1.5mm、フリーゲームが1.6なので、若干クロスビートSWが細めです。

自重が重たいのは継数がフリーゲームに比べて2本多いことが一番の理由だと考えられます。値段も同じような価格帯です。

テルヤス
テルヤス
スペック的には同じ様な感じです。仕舞寸法がやっぱり大きな違いの気がしますね!
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
短いと持ち運びは良さそうだね。

クロスビートの持ち重り

グリップ部分クロスビートSWはグリップエンドまでが短いのですが、わりと持った感じではそこまで重さを感じさせません。

ウェイトバランサーとして後部にアルミ素材のようなものを採用していることが大きいのかもしれません。

ティップ部分がどうしても重たくなれば、持ち重り感が強いのですが、その辺はよく考えて作られている印象を受けます。

フリーゲームの場合は、全体的に細身でグリップエンドまでが長いので、そこまでウェイトバランスなどを考えて細工されているような感じはありません。

携行性に優れているものの、持ち重り感が出てしまう点を上手く調整している感じがして良いです。

この辺がぼくから見たクロスビートSWの評価ポイントです!

投げやすさは?

キス2連投げ釣りも使っちゃいましたが、クロスビートSWは投げやすいです。

フリーゲームとレガリス

こちらのフリーゲームもエギングでも使いやすいと思います。

投げやすいのですが、どちらのロッドも振出ロッドならではのデメリットがあります。

それが、ガイドのズレです。

どうしても使っていて、振出ロッド特有の誘導ガイドが投げていてズレることがあります。
まぁ・・仕方がないところかもしれませんが、この辺は多少の我慢かもしれません。

ガイド部分

軽めのルアーなどを使っていると、そこまでガイドズレはしないように思いますが宿命だと思います。

トップカバー部分

トップカバークロスビートSWのトップカバーです。白色のゴムのようなパーツもついています。
これは・・おそらくロッドの径が細かったりすることもあってか??固定しやすくするためにあるもの??と思って、そのまま使ってます。

トップカバー

地味な部分ですが、案外使えるように考えられています。

 

グリップエンド部分の改善して欲しい点

グリップエンド両方のグリップエンド部分ですが、どちらも同じような感じになっています。
というと、プラスチックになっているのですが・・・。やはりロッドを地面において立てかけたりとか・・そういうことを繰り返すとすり減ってきたりするのが考えられます。。

少し高価になるかもしれませんが、ラバー仕様になっていたら。。と思ってます。

ちなみに竿の修理をするときなどは、こちらの部分から竿を抜いてパーツ交換したりします。

 

 

さいごに

ロッド比較今回のロッドですが、コンセプト的にはフリーゲームが「コンパクトなマルチロッド」。
クロスビートSWは「バッグの中にすっぽりと収まる、小継ぎ振り出しのルアーロッド」です。

両方ともに普通に使えると思いますが、よりコンパクトに持ち運び便利に!となれば、クロスビートSWのほうが短くて便利です。

自重もクロスビートSWのほうが重いのですが、うまく持ち重りしないような感じにもなっていて、どちらか1本となるとコンパクトロッドで欲しいのはクロスビートSW!と今回は思いました。

高級感のあるデザインで、シンプルで良いです。

ダイワ(DAIWA)
¥10,647
(2024/11/21 11:19:53時点 Amazon調べ-詳細)

結構イケている!と思えたクロスビートSW

使用感としても、案外クロスビートSWのほうが良いかもしれません。。あくまでも使用感ですが。。今回の比較ロッドではクロスビートSWのほうがカーボン含有率が高いこともあるかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

ではでは