「ちょっと釣り竿かして~♪」
この言葉は釣りをしている人にとって、言われたことがある方も多いのでは?
そんな時、あなたならどうしますか?
正直な話、釣り竿・リールを人に貸すのは物によっては嫌です。
ん~。なんというか、小さい奴だな!と思われるかもしれませんが、それでも嫌なものは嫌なのです。爆 今回は、釣り竿をレンタル依頼された立場側、レンタルをお願いした側の立場に立ったお話しです。
釣り竿を貸して!と言われて、困っている方、釣り竿を貸してとお願いしたのに、渋られた方は一人の釣り人がどんなことを思っているのか、ちょっと聞いて言って下さい。笑
釣り竿・リールの貸し借りについて
どんな気持ちで釣り竿を購入したのか、どんな苦労をしてリールを手に入れたのか!!
どんだけ調べて、その釣り竿を決めたのかなんて・・・。他の人にはなかなか伝わらないものです。そして、その竿を使って魚を釣ろうとして、手に入れた時のわくわく感♪
釣り道具というのは、本当に相棒です。そんな相棒を貸して欲しいと言われるのです。
実際のところ、釣り初心者の人は釣り道具を持っていない場合が多いので、行きたくても道具が無いということが多いです。この場合は、初めから釣具のレンタル(有料)がある釣り公園・釣堀・釣り船などを利用することが一番だと思っています。
貸す側の立場で、釣具を渡す場合
その友人を釣りの世界へ誘うためにも、レンタルすることがあります!
この場合は、貸す側として覚悟していることがあります。
- 竿は折れてもしょうがない
- リールは壊れてもしょうがない
- 釣具に多少の傷が入ってもしょうがない
やはり、釣具を貸すのですから、何かのきっかけで釣具が壊れる可能性があります。
今まで使えていたのに、急に竿が折れたり、リールのハンドルが巻けなくなったりすることだってあります。
それをいきなり「あなたに貸したから壊れた!」と言ってしまうのは、相手に申し訳ないところです。なので、レンタルする場合は、何が有っても、しょうがない!の気持ちでレンタルをします。
なので、この時の条件としては・・・。
ぼくの場合、折れても良い、壊れても良いものなら、レンタルOK!です。
貸す側の立場で、貸したくない場合
釣行予定があり、貸したくても貸せない。そんな場合は断りやすいでしょう。
しかし、買ったばかりの釣り道具で、自分でも1回しか使っていないので、正直なところ汚れたり、傷がついたりするのが嫌だな・・・。とちょっとでも、思うようなものは、けち臭いですが貸すのは嫌です。
相手にもよりますが、やんわり断るか、きっぱり断るか、色々あるかもしれません。
が、どちらにしても、断っておかないと後々、嫌な思いをするのは自分なので、断ります。
わりと冷たい印象を受けるかもしれませんが、「釣り道具は貸さないことにしているんです」と言って断ります。ただ、いっぱい釣り道具を持っているもので、予備や長く使っているものなどは例外で、物によって貸したりもしています。
なので、変な奴ですが、「その釣具だったらいいよ!」ということは、結構発言したことが有ります。笑
借りる側の立場で、貸してもらう場合
が、本当のところは、折れてしまった場合は過去に弁償したことがあります。
この場合は困ったことに廃盤品であると、再入手が困難なこともあるのです。
例えばパーツ供給期間が終わっており、パーツが無いため、修理ができません。
そうなると、修理して返したくても修理ができない非常に困った事になります。
なので、極力釣り道具に関しては借りる側として「借りたくない」というのが本音です。
レンタル釣具で「折れた場合は〇〇円弁償、糸を切った場合は実費」などなどあっても、仕方のないことかなとも思います。ただ、糸が切れたりするのは、釣りをしていてかなりあります。
それが3,000円ぐらいのルアーが付いていて、投げて巻いていたら引っ掛かって切れたなんて・・・可能性としてあることです。
そのルアーに関しても再入手が困難なものであればあるほど、あとあとのその人との関係が気まずくならないか心配です。
なので、竿・リールを借りる場合でも先に付けてある仕掛け・ルアーなどは自分のものへ結び変えてする方が安心です。
借りた釣具が壊れた場合
その時は素直に謝りましょう。幸いなことに、ぼくの周りの釣り人は笑って許してくれる人ばかりで「かまへんかまへん!」ということを、言われたこともあります。
なんだか、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、してもらったことは自分もそうしようと思い、貸した分に関しては「かまへんかまへん!」でしょうがないと思っています。
しかし、全員が全員そうでもないでしょうし、壊してしまった自分の気持ちが納得いかない場合もあるでしょう。
その時は、修理ができる場合は修理に出し、修理不能の場合は、購入代金を渡すぐらいの気持ちでレンタルしたいと思っています。
釣り道具は物によっては10万円を超えるようなものもあります。ちょっと借りた時に何かあったら弁償するにも、相当な費用が掛かるので、できるだけ借りたくないというのが本音です。
さいごに やっぱり貸し借りは嫌
リールが壊れた場合は、メーカーへ修理に出して2~3週間は掛かることも少なくありません。
その期間に釣りに行けないと思って下さい。貸した道具がサブタックルで、メインがあった場合は良いですが、メインタックルの場合は自分が釣りをする時に困ります。
そして、サブだとしてもメインタックルに不具合が生じた場合は、サブもメインもとなれば・・・最悪です。
本当に、その釣りをしてみたい!という場合は、予算に合わせて釣り道具を一緒に選ぶから購入を打診するのも一つの手かもしれません。
竿が折れた場合の修理費用も、売価で1万円ぐらいのものでもパーツ取りすると、新品とあまり変わらないなんてことも有ります。
もし、折ってしまったら釣具を弁償しよう!と思って借りる場合は、案外買った方が気が楽かもしれませんよ。
釣り道具もピンキリで、数千円からスタートできる場合も多いでしょう。
今回は、けち臭いテルヤス丸出しの記事になりましたが、貸す側も・借りる側も!となると、両方ともに、最悪の場合を想定した話をしてからというのが最善かなと思います。
ではでは 良い釣りを!