釣り道具というものは、安いものでは1,000円未満から・・・
高いものでは10万円オーバー・・・と中古の軽自動車が買えるぐらいの価格もあります。
そんな釣り道具ですが、特に高いのが竿とリールですよね?
鮎竿はリールこそありませんが、竿だけで数十万円の世界です。
ということは、表題にもある通り、ロッドとリールではロッドにお金をかけるのがベターなのでしょうか?
今回は、ロッドとリール、どちらに、どれぐらいのお金をかけるのか?をテーマにお届けします。あくまでも、個人目線の参考にお願いします。
ロッドとリールに掛ける費用は?
実際に釣りをするにあたって、初心者の場合は釣具屋に入って「釣り始めます的なセット」を買う方も多いのではないでしょうか?
そういうぼくも、釣りを始めたての頃は釣具屋にある入門セットにお世話になっていたことでしょう。。
このセットの場合は、上手いこと竿とリールの価格のバランスは取られている可能性が高いですね。
続いて、ステップアップに購入する場合・・・。今回のようにロッドとリールに掛ける費用を考えて行きます。
ぼくの場合は、釣りのジャンルによってロッドとリールの比率が異なっていました。
なので、必ずどちらかに偏っているということは有りませんでした。ただ、傾向はありました。
ロッドとリール、価格の比率は対等ぐらいが良い?
ロッドとリールですが、価格の比率はほぼ同じぐらいになっていることが多かったです。
例えばエギングの場合はシマノのロッドがセフィアBB86M、リールがセフィアBB C3000SDHと言った具合です。
というのもこの場合は、シマノからリリースされているクラス別で同じセフィアBBというエントリークラスで組み合わせたものです。
そして、見た目もセフィアの場合はワインレッドのような赤色で統一されているので、竿とリールの一体感も出ています。
同じようにシーバスタックルでもシマノのディアルーナ96MにストラディックSWを付けて見たりと、これも価格は2万円前後でほぼ同じぐらいでしょうか。
これはこれで、若干リールが大きいかな?とも思いましたが、案外使いやすくて良いです。
ルアータックルの入門クラスや中堅クラスは価格が同じで、合わせるとバランスが良いように感じます。
ロッドがリールに比べて高い場合もありました
身の回りのタックルを見て、ロッドの値段の半分以下という組み合わせもあります。
続いては何種類かの具体的な組み合わせを交えて紹介します。
ブリストマリノ106MHとグラップラー300HG
例えばフィッシュマンのブリストマリノ106MHという青物なども視野に入れたロッドがあります。価格は6万円ほどと高いのですが、合わせたリールはシマノのグラップラー300HGでした。こちらは価格で2万円ちょっとなので、リールの価格は半額以下です。
PE3号をたっぷり巻ける糸巻き量、そして、キャストができるスペック・・なども考えると実売価2万円台のグラップラーはコスパに優れて必要十分だと言えました。
この場合は、使いたいロッドがあって、それに合わせるリールを揃えた形になりました。
磯竿とレバーブレーキリール
使う機会が少ないと言えば少ないのですが、磯竿は価格が高いものほど使いやすい傾向にあります。しかし、がまかつの磯竿では10万円~という高額品もあり、とてもそれぐらいの価格までは手が届きません。
それでいても、がまかつの磯竿を1本持っています。この場合でリールはダイワのプレイソを使っています。
価格のバランスではトーナメント磯やインパルトあたりが合うかもしれませんが、機能性としてはプレイソで十分満足の行くところです・・・。個人的に・・・。
この例で言ってもロッドに対してリールは半額以下です。この場合も使いたい竿があって、リールはそこそこ軽いという要素で選んでいます。
アジングタックル
アジングタックルはロッドが数種類ありますが・・・。リールはダイワだと月下美人MX、シマノならソアレCi4+、ソアレBBで満足いくのですが・・・
ロッドだけはティクトのものを使っています。これも使いたい竿に合わせてリールを揃えた感じです。
リール価格が竿に比べて高くなった場合も?
リール価格が竿に比べて高い組み合わせもありましたので、参考までに・・・。
同じ傾向として、使いたいリールに合わせて竿を組み合わせている要素もあります。
船釣りのタックル 電動リール
この場合は、電動リールという釣具を使いたいので・・・
それに加えて狙う魚種・釣りに行く場所によってロッドを選ぶ形になります。
もちろん、水深が浅いエリアで釣りをする場合で電動リールなど要らないという場合はロッドとリールの価格も同じぐらいになることも多いでしょう。
船竿も4,000円ぐらいのものから4万円弱のものまで使ってきましたが、機能面では2万円を超えて3万円前後のもので必要十分でした。また、1万円前後や数千円のロッドでも張りや感度は落ちるものの全く使えないというわけでもありません。
結局は予算が重要!
これまで数種類の釣り物に対する費用を話してきましたが、結局のところ予算が大事です!
特に釣り道具というものは、簡単に1万円2万円、釣り道具を竿とリールで揃えてラインも・・・となると3万~5万円というのは使ってしまう・・・こともあるでしょう。
しかし、2万円予算!と決めておけば、ほぼほぼ同じ価格にするか重要視するロッドかリールにお金の比率を高められるでしょう。
ロッドかリールどちらが重要か!?
では、ロッドかリールどちらが釣りにとって重要なのか?これは、どちらとも言えません。
どちらも重要です。そして、ぼくの場合はエギングをするにしても使うPEラインが絡みにくいガイド設計になっているか?という必要条件を満たしているのかが重要になってきます。
その釣りにおいて、何が重要なのかは違ってくるかもしれません。なので、その釣りには、これが無きゃ!というものは比率を高めて、お金を投資する必要があるでしょう。
先ほどの船釣りで、電動リールがいる場合は電動リールが重要になります。
なので、〇〇釣り用ロッドというものは、その釣りに必要な要素を満たしていると考えられます。シーバス用、ショアジギング用、エギング用、それらは専用設計のため重要です。
ただ、シーバス・エギングをするにあたって汎用性の高さを考えるのなら、リールは両方とも同じリールで使うこともできるでしょう。
この場合はスプールへの糸巻き量を考慮に入れる必要があり、替えスプールを買うなどの対応が出てくるかもしれません。
しかし、スプールを交換して糸巻き量、糸の号数を変えることにより同じリールで、2種類の釣りに使えるとするなら、リールは多少高いものでも使いまわしできて、少し良いものでも良いかもしれません。
しかし、その逆で、専用ロッドにお金を使いたいため、汎用リールで価格を抑えるという方法も十分有りと言えるでしょう。
さいごに 使いたい物を中心に考える!
上記写真はバスタックルですが、一番左側のスピニングセットは竿は1,000円ぐらいのものでリールは7~8千円ほどのものです。
安くても使えれば良いと思える部分に関しては、竿のほうが値段を落としていることが多いです。リールは980円や糸付きで本当に安い部類になると、釣りをしていてのトラブルも多いことがある可能性が高いです。快適に釣りをするという観点では、安く抑える場合ではリールは少しお金をかける比率が高くなると良いかな?と考えています。
まさに正解は無く、人それぞれの考え方だけ答えはあるでしょう。
色々と調べて、自分で納得のいく釣具を選ぶのも楽しみの一つです。
良い相棒と出会えることを祈っています。
ではでは 良い釣りを!