先日、フラッと本屋に立ち寄ると面白そうな本を見かけたので購入しました。
タイトルにある「タックルメンテナンス 完全マニュアルⅡ」です。
釣りシーズン、オフシーズン問わず釣具のメンテナンスは大切なものですが、真冬のこの時期は家でのんびりと普段使っている愛用品をメンテナンスするのも良いのではないでしょうか。
今回は、そんなメンテナンス本ですが、紹介されているリールはバス・トラウト・ライトソルト系のリールです。
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タックルメンテナンス完全マニュアルⅡ
輪ゴムをしていたのには、付録のDVDが欠落しない意味も含まれているようです。
表題の通り、タックルメンテナンス 完全マニュアルとあるのですから、どれだけのものなのか気になるところでした。
そして、リールの展開図の写真も掲載されているので内部構造のメンテナンスまで含まれているのかな?という期待も。
メンテナンスの内容は?
内容は81ページという短さで、分かりやすい写真と分解方法が掲載されています。
スピニングリールで掲載されているのは・・・
- ラインローラー
- メインシャフト
- ドラグ部(スプール内)
- ハンドルノブ
と基本的にリール本体内を開けてという内容ではありません。
この点で、リール内にあるドライブギア・ピニオンギア・ローラークラッチなどのメンテナンス・OH(オーバーホール)全般まで、この1冊を読めばできるものではありません。
ベイトリールに関しても
- ハンドルノブ
- スプール・ボディ部
- メカニカルブレーキ部
と言った、基本的な部分です。
メンテナンスグッズなどは非常に参考になる!
今回のタックルメンテナンスで、実際に使用しているメンテナンスグッズが紹介されています。こちらは非常に興味深く読ませていただきました。
基本的なリールメンテナンスにおける工具類を揃えて見たい!という方には非常に有益な1冊です。
ただし、今回の本ではバス・トラウト・ライトソルト系のリールメンテナンスとあるので、大型のSW向けリールなどは、また違った本を見て確認された方が良いかもしれません。
DVDが付属されているから、より分かりやすい!
こちらの本ではDVD映像が104分収録されており、紙面と合わせてリールメンテナンスを理解することができます。
ん?(。´・ω・)ん?って言ってそうだもんね。笑
紙面掲載のリール
ベイトリール
- シマノ アルデバランBFS
- シマノ カルカッタコンクエスト101HG
- ダイワ タトゥーラSV TW
- ダイワ Z BLACK LTD.
スピニングリール
- シマノ ストラディックCi4+ C2000S
- シマノ ツインパワーC2000S
- シマノ ヴァンキッシュ FW-TUNE 1000S
- シマノ 18ステラ 1000SSSPG
- ダイワ カルディア LT1000S-P
- ダイワ 18イグジスト FCLT1000S-P
こちらのリールが掲載されています。
スピニングリールにおいても1機種だけではなく、各メーカーの汎用機からフラッグシップモデルが掲載されているのが嬉しいところです。
さいごに
本書は表紙にリールの展開図がありましたので、購入する前は全てリールを分解して組み立てるのでは?という期待感がありました。
しかし、実際のところはメンテナンスの基本となる部分が中心の内容になっています。
普段よく使う部分のラインローラーベアリング、ハンドルノブ、スピニングリールのドラグ部分などの分解を考えている方は読んでみて参考になる点は多いです。
反対に、今までラインローラー部のベアリング交換、ハンドルノブ部のベアリング換装などを行ったことがある方には物足りない内容になる可能性はあります。
また、ダイワのATDドラグ、マグシールドなどのメンテナンス方法にも期待していましたが、この点においては自己責任で行った方が良いと感じました。理由としてはATDを期待してリールを買っている場合は、ATDドラググリスが塗られた専用のドラグワッシャの交換が一番と考えているためです。詳しくは紙面、DVDにてご確認をお願いします。
- ベアリングの洗浄方法と注油方法が分かりやすい
- 分解時に使う専用工具が分かる
- DVD付属で、見て納得できる
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気になった方は一度チェックしてみてくださいね!
ではでは 良い釣りを!