どうも!いきなりですが、スピニングリールには、大きく分けて共回り式とねじ込み式ハンドルの2種類があるのをご存知でしょうか?
簡単に言うと、ハンドル組パーツを反対側からネジで固定して、スピニングリールに取り付けているものです。
簡単に言ったつもりが、なんだか分かりにくくてすみません。爆
写真で見るとこんな感じのアイテムです。ハンドルのパーツがボディを左右に貫くような設計ですね。
共回り式ハンドルが使われているスピニングリール
共回り式ハンドルは、実売価で1万円未満の多くのリールに採用されています。
もちろん、売価で1万円しないモデルでもねじ込み式ハンドルはあるでしょう。
しかし、ダイワ・シマノの多くのモデルでは数千円クラスのスピニングリールは、ほぼ共回り式ハンドルを採用している可能性が高いです。
共回り式ハンドルの取り付け方法
ハンドルの左右入れ替え方法
そのあとに同じようにハンドル止めネジで、ハンドルを固定させれば完成です。
ダイワ・シマノなどのメーカー品は、購入当初で安価な価格帯も左ハンドル仕様になっていることが多いです。この場合もほとんどの場合、右巻きハンドルへ変更することができます。
やり方としては、ハンドル止めネジを緩めて外す。反対側にハンドルを差し込み、ハンドル止めネジで固定するだけなので、交換を考えている方はやってみましょう。
物によっては防水パッキンが付いている可能性もありますので、詳しくは取扱い説明書がある場合は参照してみてくださいね。
共回り式ハンドルの欠点
共回り式ハンドルの最大の欠点だと思えることがあります。
それは、ハンドル止めネジが使用しているうちに緩んでしまう可能性が高いことです。
また、その緩んだ状態に気づかずにいたり、緩んだ状態で保管していると、いつの間にかハンドル止めネジが紛失していた!なんてこともあり得ます。
そんなことが起こらないように、使用前や使用中でも時々ハンドル止めネジが緩んでいないかチェックしておきましょう。
巻き感、ハンドルのガタツキ
実際のところハンドルをねじ込んで固定するねじ込み式ハンドルに比べ、共回り式ハンドルはガタツキが若干あります。
その若干のガタツキも個体差、リールの種類などによっても異なってくることもあります。そのため、リーリング主体で、より繊細に釣りを行う場合にはねじ込み式ハンドルを採用したモデルがお勧めです。
共回り式ハンドルにもリールスタンドが付けられる
最近は共回り式ハンドルでも、ハンドル止めネジの代用という形で取り付けができるリールスタンドもリリースされています。
上記写真のリールスタンドと同モデルです。
取付け方などを書いた記事もありますので、宜しければ参照してみてくださいね。
防水キャップの下にネジが隠れているものも
一見すると共回り式なのか、ねじ込みなのか?分からないリールも実はあります。
大概の場合は、ハンドルを回すと反対側も回転するので分かります。が、中には反対側には防水キャップがあり、開けてみるとハンドル止めネジがキャップと一体になっていないネジだけというものもあります。
例として保有しているアイテムでは磯用のレバーブレーキのリールなどがありました。
さいごに
共回り式ハンドルは、基本的に安価なモデルに多く採用されています。高額品となれば自然とねじ込み式ハンドルが増えていきます。
ねじ込み式ハンドルだから・・という選択肢も一つです。ただ、リールの予算などを考慮に入れると共回り式になることもあります。
共回り式のハンドルだからと言って、全然釣りにならないか?と言えば、全くそんなこともありません。
共回り式ハンドルも十分選択肢として有りです。注意点としては、ハンドル止めネジが緩んで落ちないかだけ気を付けて欲しいことです!
ではでは 今日はこの辺で・・・。
良い釣りを!