どうもテルヤスです。今回は18ディアルーナXTと19フリーゲームXTを比較します!
ディアルーナはもちろん!シーバスロッドなのですが、フリーゲームXTは、なんでもござれ!というカテゴリーです。
この両ロッドですが、似ているような似ていないような・・・。感じはあるのですが・・・。
96Mというロッドをそれぞれ購入しました!!そして、どちらの竿でも青物を釣ることに成功しました。なので・・・。とりあえず言いたいことがあります。
やっぱり使用感としてはディアルーナで青物を狙う方が良いです。笑
18ディアルーナと19フリーゲームXT
ディアルーナは言わずと知れた・・・というか、シマノの中堅クラスの中でも本当に優秀過ぎると言えるぐらいコスパに優れているロッドです!!でも、一応シーバス用です。笑
そして19フリーゲームXTですが、こちらはフリーゲームというシマノのジャンルを問わず釣りを楽しもう!というカテゴリーから登場したロッドです。
フリーゲームXTのXTが付かないモデルも持っていますが、XTは格上のロッドです。
並継ロッドです。より良いガイドセッティングが施されているのが特徴です。そして、、フリーゲームの特徴である携行性の良さがウリです。
スペック比較
96Mで比較してみます。
18ディアルーナ S96M | 19フルーゲームXT S96M | |
全長(m) | 2.90 | 02.90 |
カーボン含有量(%) | 99.8 | 94.9 |
自重(g) | 141 | 160 |
キャストwt(g) | 8~45 | 8~40 |
適合PE(号) | 0.8~2 | 0.5~1.5 |
本体価格(円) | 29,000 | 26,000 |
(2020年4月時点)
96Mのスピニングモデルとしても、スペックでは全然違います!!
やはり、ディアルーナはフリーゲームXTと比べてもカーボン含有率が非常に高いものとなっています。また、その影響と継数の違いもあり自重は格段とディアルーナのほうが軽いです。
仕舞寸法はやはりフリーゲームXT!
18ディアルーナS96M | 19ストラディックC2000S | |
仕舞寸法(cm) | 148.6 | 54.6 |
もう、これは特徴と言えます。やはりフリーゲームXTは仕舞寸法が小さいです。笑
航空機や旅行にも連れて行きやすいというのがウリですね。60cm未満という仕舞寸法は凄すぎます。笑
ちなみに上記の画像はS86MLのフリーゲームXTとディアルーナ90Lです。上の部分にある黒い筒にフリーゲームXTは入ります。画像下部分にある2ピースがディアルーナです。
2ピースロッドと比べても、さすがコンパクト設計と言う感じです。
コンパクトさでは、フリーゲームXT!旅行やトラベル用としては超魅力的です。
フリーゲームXTで青物を掛けたら?
失礼ですが、思っていたよりも竿が強いと思いました。
18ディアルーナで青物は?
18ディアルーナですが、こちらはやはりシーバスロッドなのです。しかし、シーバスロッドにしては・・ティップ部分から全体に張りが強い感じがあります。
こちらはプラグゲームで掛けた小型青物です。なんというか、ちょうどいいというか。。。笑
ルアーの操作性もトゥィッチや連続ジャークなど使いやすいです。ただ、ティップ部分が硬めなので魚を弾くことも多いように感じています。
軽量シーバスロッドですが、細身のわりに力強い!という印象です。
ガイドの違い
ディアルーナとフリーゲームXTですが、使用しているガイドの種類も違う部分があります。
フリーゲームXTは中間部分のガイドがAGというアルコナイトリングを採用しています。ディアルーナは中間部もSicリングという差があります。
18ディアルーナXT S96M
中間ガイド PKTSG6S~PKLSG25H 合計7個
本体価格600~1,150円
合計金額 4,950円
19フリーゲームXT S96M
中間ガイド BCKTAG6~BCKLAG25H 合計7個
本体価格310~750円
合計金額 3,130円
価格差1,820円
ダイワ・シマノともにSicリングを採用していない普及価格帯のロッドが増えています。ぼくも使っていて、Sicと使用感としては遜色がそれほど無いと感じています。
ガイドの価格等は各パーツリストを参照
フリーゲームXT S96M
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=39358(外部リンク)
18ディアルーナS96M
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=38033(外部リンク
フリーゲームXT特有のケースも高い
フリーゲームXTのハードケースも値段がそこそこします。
S96Mの場合は本体価格で2,050円です。(2020年4月時点)
そこそこの値段はしますが、専用の筒なので、まぁ、それなりかな?と思います。
フリーゲームXTはオススメ?
あくまで、フリーゲームXTはジャンルを選ばず汎用ロッドとしての地位があります。なので、なんでもフリーゲームXT1本でやっちゃう!というのも有りでしょう。
ただし、それは旅先や荷物の制限がある場合に限ってだと思います。
なぜなら、フリーゲームXTシリーズは2ピースが主流のルアーロッドと比べて、継数が多く準備に手間がかかるためです。また、車などでのランガンを考慮に入れると一回一回の仕舞が2ピースに比べて面倒です。
使いやすさで言えば、S96Mに関して言えば6本継です。
継竿にしているため、振出に比べてキャスト時のブレは減っているのだと思います。しかし、使用感としては2ピースロッドのディアルーナに比べれば断然落ちます。
なので、本格的に何か目的があって釣りをするなら、その目的の対象魚種に有ったロッドがオススメです! フリーゲームXTは、使ってみて結構使える!というのが印象なのですが、ぼくの中ではサブロッド的な存在感が強いです。
メインでは専用ロッド!もう1本の何でもありのサブロッドとして活躍できる!
こんな感じで使わせてもらってます。もちろん、ディアルーナに関しても青物のライトショアジギングなどでも使っていますが・・・専用ロッドじゃないですもんね。笑
ディアルーナはブランクス自体がクラス上?
しかし、フリーゲームXTには無い技術特性があります。
「スパイラルX」「マッスルカーボン」などです。軽量化を実現させて強さも持ち合わせているディアルーナは、やはりロッドとしてのブランクスではフリーゲームXTより上ですね。
カーボンの含有率だけでも全然違います。
ディアルーナS96M 99.8%
フリーゲームXT S96M 94.9%
この辺だけ見ても感度や軽さの違いが出ていると思います。
もしも、ガイド、カーボンなどがディアルーナクラスだったとすれば・・・。
そうなれば・・・ディアルーナよりもハードケース、継いでいる数が多い分のスレッド巻。。ディアルーナよりも本体価格で4、000~5,000円ぐらい上になるのかも?しれません。そのぐらいになれば、持ち運びの差だけになっていたかもです。
さいごに
扱いやすさ、軽さなどシーバスや小型青物を狙う場合はディアルーナの使用感が上です。しかし、荷物制限がある場合などはフリーゲームXTでないとダメな時もあるでしょう!
メインターゲットを釣りに行く際、何でもござれのサブロッドとしての役割は非常に期待しています。フリーゲームXTで青物を狙うんだ!とか、シーバスを狙うんだ!というのでは青物用やシーバス用ロッドがオススメです。笑 あくまでもフリーゲームXTはコンパクト設計がウリだと思います。
そんなフリーゲームXTでも、シーバス、青物を狙ってもそつなくこなしています。その点は、やはりよく出来ているロッドなんだと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
非常に使いやすい1本です。
意外に!と言えば失礼ですが、使用感は思っていたよりも良かったのが正直なところです。
強度も結構あると思います。持ち運びの制限がある時に活躍できる1本ではないでしょうか?
エギング・シーバス用として購入したモデルですが、今のところ小場所でのシーバス釣りに使っています。感度もなかなかです。
ではでは・・・!!