どうもテルヤスです。今回は2020年にダイワから発売されたルアーロッド「オーバーゼア」の使用感をお届けします。
ちなみにダイワによると「ショアマルチキャスティングロッド」というジャンルに属するみたいです。なんでもござれ!は最近の流行りなのでしょうか。
と言っても、ルアーを投げていたら何が掛かるか分からないというも事実です。
そんなことから、やはりこのロッドは求められて発売されたと言えそうです!!
ちなみに今回はオーバーゼアシリーズの中でエントリークラスの「オーバーゼア」です。オーバーゼアAIRではありません。
OVER THERE(オーバーゼア)
オーバーゼアは、こんな感じのサーフで釣りをするのに向いている竿です!
OVER THERE 始動!サーフ&堤防からのルアーゲームのエントリーモデル。
幅広い方にルアーを遠投する爽快さと、魚の強い引きを味わえるサーフ&堤防からのルアーゲームの入門シリーズ。長いロッドをはじめて扱う方でもルアーの重さをブランクに乗せやすい設計により、より手軽に遠投ゲームを楽しめる。
ダイワ オーバーゼア HPページより引用
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/overthere/index.html
(外部リンク)
オーバーゼアは上位機種のAIRとノーマルの2つがあり、それぞれ4アイテムずつのリリースとなっています。(2020年4月時点)
アイテムとしては、全て10ft以上の長尺となっています。なかなか10ft以上のロングロッドばかりで揃えて来るというのは珍しい?と言ったら珍しいんじゃないでしょうか?
それだけこだわりがあってのリリースでしょう。
そう、オーバーゼアのウリが「遠投性」です。もう少し飛んだら、あのナブラまで届くのに・・・。そんな悔しい経験をした方も少なくないはずです。
そんなあと一歩の夢が叶うのなら・・!そう思うと・・・。
・・・やっぱり買ってしまいました。笑
オーバーゼア1010M/MH
購入したのは1010M/MHというモデルです。ヘビープラグモデルなんて書かれていますが、実際に使ってみたルアーはヘビーとは程遠いルアーも使いました。
4機種中で一番真ん中の位置ぐらいにあるモデルで、一番汎用性が高いのでは?というのも購入の理由です。本当はAIRを狙っていたのですが、購入のタイミングで品切れしていたということもあります。。爆
1010M/MHのスペック
ルアー重量(g) | 10~60 |
---|---|
ジグ重量(g) | 10~65 |
ラインPE(号) | 0.8~2.0 |
全長(m) | 3.30 |
標準自重(g) | 169 |
本体価格 | 24,000 |
ロングロッドなので、そりゃぁ、重たいというのが普通です。まぁ、こちらのオーバーゼアも決して超軽いとは思いませんでした。まずまず重みがあります。
あの、ひとつ購入する時に気になった事があるんですよね。
ルアーの重量なんです。10g~投げられることになっています。
それって凄くないですか?なぜなら、10gの軽量ルアーから60gのルアーまで許容範囲となっています。どんな竿やねん!という感じです。笑
軽量ルアーも投げられる!?
10gというと、普通にシーバスとかではよく使うのですが・・・。10-60gという使用範囲です。
試しにダイワのガルバスリム80Sも投げました。投げられます。笑
投げた感じなのですが、#1(穂先)部分が何というかマイルドです。笑
全体でしっかりと竿が曲がって飛ばしているという感じではなく、ほとんど竿先で仕事をしているような感じです。
なるほど。10gでもティップ部分がある程度やわらかいので飛ぶって事か!って思いましたね。抵抗も少ないシンキングペンシルを引いてきても、全く竿でルアーの重みを分からないということもなく、意外に使えます。
もちろん、60gまで投げられることを考えればベストマッチは30-40g前後かなと思います。しかし、評価できるのは軽量ルアーでもある程度使える事が分かったことです。
実際に使ってみた感じ
実際にオーバーゼアを最初に投げた時は、こう思いました。
「重たい・・。」
ショアジギングロッドも11ftクラスを使っていたことがありました。その時のことを思えば、軽いのでしょうけれども・・・。最近はそこまで重たくないシーバスロッドをメインに使っていたので、10ft超えのロッドは重く感じるのでしょう。
よく使う12-14cmのミノーを投げてみますと・・・。
本当に、本当に、期待通りのカットビ感でした。笑
これなら・・・沖目のブレイク、沖のナブラも・・・。攻略できるかもしれません。ただ、水を差すようですがロングロッドにしたからと言っても9ft台のロッドに比べて、飛躍的に飛距離が伸びているのかまでは実証していません。
爽快に飛んでいるという気分です。笑
また、使用前にフィッシングショーで触った時はロングロッドなのでテトラ帯では取り回しにくいのかも。なんて思っていましたが、一段高いテトラから投げられるようになりました。
「これは結構良いな」なんて思いましたね。笑
サーフフィッシングでは、未使用です。堤防や河口部では何回も使っています。
案外、長さと重さには2回目以降で慣れました。ミノーのトゥィッチやジャークは本当に最初に使った時は、だるくて、重いと思ったのですが、この辺は慣れの部分も多いと思います。
しかし、本当にロッド自体が長いため細かなアクションを加えたりするのにはワンランク上のオーバーゼアAIRのほうが良いでしょう。また、釣り方次第ではこのロッドも不要だと思います。
ちなみにシーバスを掛けたのですが、結構バレにくそうな竿の曲がりです。バット側はかなりしっかりと硬いので、大物のリフティングやタメの時には大いに役に立つと思います。
ただ、それに見合った太軸のフックも必要にはなりそうです。
軽量ルアーも意外に飛ばせて、操作性も結構使える。
もう一つな点は??
特に無さそうなのですが、ティップ部分が柔らかくて魚も弾きにくい感じはしています。しかし、バットの力が強いので針の軸によっては伸ばされたりし易そうです。
やはりM/MHというだけあって、自分の想像よりは硬いです。
魚種別対応表というものがダイワのオーバーゼアHPにあります。
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/overthere/index.html(外部リンク)
この表を参考にぼくは買いました!!109ML/Mは・・・。
ブリ1kg未満◎ ブリ1kg以上 「未記載」
1010M/MHは??
ブリ1kg未満◎ ブリ1kg以上◎
そうなんです。青物を狙いたいので購入したのです。実際に青物は釣ってませんし、今後の話です。ただ、使ってみた感じで言うと109ML/Mでもブリ1kg以上なら獲れるんじゃないのかと思うのです。。
仮に表が間違っていて、ブリ10kg以上なら納得です。笑
実際にそんな理由もあってオーバーゼアAIRは109ML/Mを購入しています。
使っている感じとしては、問題無さそうには思うのですが・・・。今後の青物を掛けてからの評価としたいと思います。
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まぁ、対応表に対応するとあって、全然ダメやんか!とクレームされるよりは無難に対応表未記載のほうが良いかな?とも思います。完全に自己責任での使用なのですが、どう使えないのかが気になります。笑
1010M/MHの評価
実用性 | |
---|---|
軽さ | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
まずまず!という感じです。本当はAIRの1010M/MHを使いたかっただけに、こんな感じになっています。
実売価格で2万円弱で入手できることを考えると、よくできていると思います!軽さは、軽いのだと思いますが、バットも硬く力強い竿になっているのでそこそこかな?と思います。
大物を相手にする釣りには良いと思います!
さいごに
ダイワのショアキャスティング用ロッドとして、幅広いジャンルの魚に対応する1本です。もちろん、竿が長い分だけ振りぬくのにも場所が必要です。
使用する場所は限らてくるかもしれませんが、使用できる場所では大いに威力を発揮しそうです!!
少しでも参考になれば幸いです。
ショアジギングロッドよりもやわらかく、シーバスロッド・・・という感じでもない。
やっぱりこれはショアキャスティングロッドというべきでしょうか?笑
飛距離を出す爽快感は、釣りの楽しさのひとつを思い出させてくれました。
オーバーゼアAIRとの違い?
1010M/MHで上位機種化悩まれている場合は長く使われることを考えてAIRがおすすめです。HVF、Vジョイント、X45などの技術特性を使っています。スペック的に、より飛びそうなのがAIRです。109ML/Mは持っているのですが、単純に1010M/MHとは比べられません。
しかし、繊細ながらもシャープ感がやはりあります。だからと言って・・・AIRの1010M/MHを今後買おうとは・・しないと思いますが・・・!どうしても・・欲しくなった場合は分かりません。笑
現状、AIRが売り切れだったのでノーマルのオーバーゼアを購入しました。はっきりとした使い分けや違いは使っていないので分かりません。しかし、ノーマルのでも十分使えます。
ショアジギングロッドまでは要らない・・・だけどライトなルアーも使いたい。そんな方にはAIRに限らずノーマルも良いロッドでしょう。
○オーバーゼアAIR109ML/Mのインプレもどうぞ!
それではまた!