どうもテルヤスです。今回は釣具大手メーカーのダイワ、シマノのライトゲーム用リールの比較をテーマにお届けします。
比較するのは18ソアレBBと18月下美人MX LTです。
両方とも各社エントリークラスという位置づけになっていると思いますが、使い心地は結構良いです♪
どちらがオススメか?と言われればお気に入り度は月下美人MXです!
18ソアレBBと18月下美人MX LT
入門クラスと言えども、両方のリールともに本体価格で1万円を超えていて、決して安いリールとも言えません。
実売価で1万円を超えてくると、巻き心地も質感もしっかりとしてくる気がするのです。両社ともにライトゲーム専用機として素晴らしいです。
スペック比較
両リールともに3機種ずつ発売されています。(2020年4月1日時点)
ソアレBBは、500S、C2000SSPG、C2000SSHG
月下美人MXLTは、1000S-P、2000S-P、2000S
実際に使ったのは、ソアレBBは500Sを除く2台です。
月下美人MXは2000Sのみです。
スペック比較はローギアタイプのPGモデルにしました。
18ソアレBB C2000SSPG | 18月下美人MXLT2000S-P | |
ギア比 | 4.3 | 4.8 |
糸巻き量(ナイロンLB-m0) | 4-90 | 4-100 |
最大ドラグ力(kg) | 3 | 5 |
自重(g) | 200 | 190 |
ベアリング/ローラー | 5/1 | 7/1 |
ハンドル1回転当たり最大巻き上げ量(cm) | 57 | 63 |
本体価格(円) | 16,800 | 20,700 |
両シリーズの中で一番の売れ筋?と考えられるのが上記の2点です。
ジグヘッド単体でのリトリーブ主体で使う方が多いんじゃないでしょうか?
ちなみに、ぼくもそうなのですがソアレBBは最初にハイギアモデルを購入しました。あとからローギアも使ってみましたが、この辺は好みもあるかな?と思っています。
さて、スペックを見ると・・・単純にゆっくりとリトリーブするならソアレBBでしょうか?ハンドル1回転あたりの糸巻き量が月下美人に比べて少ないためです。
かなりのロースピードで巻くことができるのが強みと言えそうです。
価格で言うと月下美人に比べて4,000円ほど安いところも魅力的ですね。
反して、月下美人MXLTはボールベアリングが2個も多く入っています!これも魅力と言えそうです。ただ、実際に買ってみてその辺の効果というか、魅力が正直強く感じたか?と言われれば分かりません。
ベール比較
さて、シマノが良いと思えるところを言うとワンピースベールを採用していることです!
上記の画像がそれなのですが、継ぎ目が無い分ラインの引っ掛かりがありません。このためトラブルレスではシマノのソアレBBのほうがスペック的に嬉しいです。
ソアレBBはワンピースベールを採用
ラインローラー部のベアリング比較
月下美人MXLTに関しては、ラインローラー部分にボールベアリングが入っていません。
月下美人MXLTのパーツ価格表参照
http://www.sl-planets.co.jp/shop/p/p00060081/(外部リンク)
ボールベアリングが7個も入っているのですが、この部分にどうしてベアリングが不採用なのかがぼくには分かりません・・・。
それに比べてソアレBBはラインローラー部にボールベアリングが採用されています!
ソアレBBのパーツ価格表参照
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=03937(外部リンク)
月下美人MXLTはラインローラー部にボールベアリング無し
ソアレBBはラインローラー部にボールベアリング有り
最初からボールベアリングの入っているソアレBBは、お得と言えばお得です。
ただ、月下美人MXLTも後からボールベアリング化できますので問題が無い?と言われれば問題なしです!費用は高くなってきますけど。笑
ベアリング化の記事もありますので、興味のある方はご覧くださいね!
両方とも、ねじ込み式ハンドルを採用!
ソアレ、月下美人ともに安心のねじ込み式ハンドルを採用しています。
やはり片側からネジで止める共回り式に比べれば、ハンドルのブレなども少なく良いですよ!選択肢として、ねじ込み式じゃないからパス!というのは両方とも無いのでご安心くださいね。
月下美人のハンドルを止める部分は、こんな感じになっています。回転している軸があるので、最初は違和感がありました。使用感は問題なく良いです。
両方ともねじ込み式ハンドルを採用
月下美人MXLTのマイナス点
月下美人MXLTですが、ラインローラー部分にボールベアリングが入っていない点が一番痛いです。これは勝手な意見ですが、やはり極細ラインを使ったり抵抗の少ないリグを使ったりするので糸よれが気になります。
なので、ほんの少しでも回転が良い方が良いんじゃないないのか?というのが率直な意見です。最初から入っていたら最高に良かったのに!!と思っています。
この辺が一番のマイナス点です。
そして、もう一つドラグ力も5kgも無くて良いと思いました。そんなにドラグを掛けるわけでも無いので、この辺は使い方によるところもあるので、そこまで気にならないかもですね!
極細ラインを使ったりするので、ラインローラー部にはベアリングが欲しかった
月下美人MXLTの良い点
良い点ですが、巻き心地が失礼ですが意外に良かった点。
そして、見た目が非常にカッコいい点です。
主にアジングとメバリングで使っていますが、時々、釣りの最中に「かっこいいなぁ」とリールを見て楽しんでいます。笑
結局、気になっていたボールベアリングも交換せず暫く使っていたのです。それほど、気になるぐらいライントラブルが無かったという事実もあります。笑
ただ、使っているうちに糸よれが出てきてトラブル多発でした。なので、交換してから極端に減ったかと言われれば・・・。気持ちの問題のような感じです。笑
ただ、愛着が出ていて好きなリールです。
ベアリング化以外にはリールスタンドを取付けているぐらいですが、純正のままでも十分味わいがあるリールです。
ソアレBBのマイナス点
ソアレBBですが、よく出来ていて、そこまで悪い点とかマイナス点というのは・・・。パッと思いつかないのが正直なところです。
ただ、強いて言うならばカラーリングの好き嫌いが絶対にありそうです!
と・・今回の記事で申し上げられるのは・・そのぐらいです。笑
ソアレBBの良い点
ソアレBBの良い点ですが、初期からの基本機能が充実している点です。
主に、ワンピースベールの採用。そして、ラインローラー部のボールベアリング。そして、ねじ込み式ハンドルです。
この3点を採用している時点で、基本的にぼくが欲しい機能が揃っています。笑
なので、初期費用を抑えて楽しむのならソアレBBがおすすめです。
ちなみにハンドルノブはゴメクサスのものに交換しています。
ワンピースベール、ラインローラー部のボールベアリング、ねじ込み式ハンドル採用と魅力的!
ワンピースベール・ラインローラーのベアリングは月下美人MXには不採用です。
さいごに
両方ともに非常によく出来ていて、良いリールです。なので、選ぶとするならどっちが良い?と言われれば困ります・・・。
デザインの好みで選んでも良いですし、基本性能重視ならオススメはソアレBBです。
ただ、釣りを味わう意味では所有感を満たしてくれているのは月下美人MXです。
今は両方のリールともに純正からベアリング追加やハンドルノブ交換をして、釣りを楽しんでいます。
自分好みにカスタムするのも、やっぱり釣りの楽しみですよね!
少しでも参考になれば幸いです。
ロースピードのリトリーブを行いやすく、初期性能も良いリールです。ハイギア購入後にPGを買いましたが・・・。リトリーブスピードとか速めが好みの方はHGで良いでしょうね。アジングでも使いましたが、遜色ないというか・・・リトリーブスピードは慣れのところもあると思っています。
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所有しているのは2000Sです。そこまでローギアいらないかな?と思って、購入しました。実は購入するタイミングでローギアモデルが売り切れだったという事実もあります。爆
ではでは 良い釣りを!