やっぱり釣りに来たからには、一番釣れる釣り場で魚を釣りたいものです。しかし、よくよく考えると一番釣れる釣り場っていろんな条件で変わってきます。
今回は一番釣れる釣り場を考えてみました。一番釣れる釣り場は一時的に存在するかもしれませんが、必ずしも全員が同じように爆釣するとは限りません。
一番釣れる釣り場とは?
やっぱり釣りにきたからには大漁間違いなしの釣り場にでかけたいものです。
しかし、そんな大漁間違いなしの釣り場なんてあるのでしょうか?
これはよくある話ですが「昨日までは釣れてたんだけど、今日はさっぱりや!」と過去形で話されることが多いのです。
なぜなら魚たちは自然界に君臨していますし、いつでもそこに居続けているわけではありません。昨日よく釣れていたからと言って、同じタイミングで同じように爆釣するとは限らないのです。
根魚も釣り荒れる
そうすると一番よく釣れていたはずの場所が1週間後は一番釣れるかと言えばそうではなくなるのです。
しかし、抜け道があります。
自分だけのマイスポットを持つ
そのポイント下には漁礁が入っていたり、潮の流れが複雑によれていたり何か変化がある可能性があります。それを知っているのがあなただけならどうしますか?
毎週通っているハニースポットに違う人が入っていると、あなたはガッカリするかもしれません。はたまた違う釣り場を探すかもしれません。
もしかすると第二のハニースポットを知っていて、移動をするかもしれません。
それぐらいピンポイントで必ずそこで投げれば魚とのコンスタントはある!もしくは可能性が高いという釣り場は、どこの漁港にも存在する可能性があります。
例えば防波堤の先端から数m先に投げたところに引っ掛かる場所がある。
引っ掛かるんだけど、その上をトレースするとかなりの確率で魚が釣れる。
読者のあなたには、この自分だけのピンポイントを探す癖を付けて欲しいのです。
そうすることにより、他の人よりもちょっと釣れる可能性が高くなります。
そのちょっとの差が1回では分かりませんが数回、数十回繰り返すとめちゃくちゃ大きな差になって、あの人は良く釣る人だ!釣り名人だ!ってなります!
回遊魚は今釣れている場所にとことんこだわる!
なんて言ったって、いる・いないの世界ですから。
いる場所はとことん釣れる可能性が高まります。
そんな今一番釣れている場所を知るのにはSNSやネットで調べるのが最適でしょう。
そして、地元に詳しい釣具店や釣り仲間に訊いてみるのも一つの手です。
もし、行こうとしていたポイントでターゲットが釣れていなかったら
例えば釣り公園などで釣りをしようとしていて、対象魚が全然釣れていないこともあります。そんな時は、思い切って違う釣り場を選択することにより釣果を得られることがあります。
予約で行く船釣りや貸し切りの釣り堀・釣り船を除いては渡船屋や釣り公園に釣果情報を訊いてから釣り場選びの参考にする必要があります。
何といったって、自分の人生です。釣れなくても楽しいのが釣りですが、釣れていないところにわざわざ出向くよりは釣れている場所に出かける方が釣果もありますし、有意義な時間を過ごせます。
爆釣情報が無い場合は?
特に青物が釣れている時やアオリイカが爆釣していても、人気のターゲットは「どこで釣れたのか内緒にする」のがローカルルールだったりもします。
なんて言ったって、よく釣れている場所はただでさえ釣り人が集中しますから、自分はもとより他の人も釣りができる場所が無くなるかもしれません。
なので、よく釣れた場合はピンポイントで公にしないことも時として大切です。
10人しか釣りができない場所に100人来ても、他の90人は釣りができません。
この点から考えると大勢が入れる釣り場は最高ですね。実際に釣れているとしても公に出ていないだけで、大勢の人たちは爆釣を心行くまで満喫している可能性だってあります。
いつでも爆釣するわけではないので・・・。
常連の釣り人は、その釣り場の近くに住んでいたり、その釣り場が好きだったり色々な理由でその釣り場に通い詰めている人です。
そんな釣り人は爆釣をする可能性を秘めています。毎日通っていて、良い日があるんです。
ぼくも過去に普段釣れていないのに、今日はめちゃくちゃ釣れた!という経験をしたことがあります。
これはその釣り場にいつも行っているから得られた経験であり、いつもは釣れているわけではなく、釣れない日だってあります。
そんな爆釣した日の翌日も夢見て、釣り人は出かけますが、昨日の爆釣が一気に広まり釣り場は常連さんが釣るところがありません。
ガビーンですね。そういうこともあって、よく釣っている人ほど場荒れしないようにこっそり爆釣しても釣り場のポイントを他の人に言わないことも多いのです。
っていうか、テルヤスは爆釣なんて言葉とは無縁だろ 笑
過去の経験から一番釣れる釣り場を割り出す!
例えば、同じ釣り場であっても潮の向きが右から左に流れている時はめちゃくちゃ釣れたけど、反対向いたら全然だった。
そんな経験は釣りをしていると出てくる可能性が高いです。
一つ、潮の流れも考えて釣り場に立ってみましょう。
潮の流れ方は潮汐表で確認する
潮の流れは潮汐表や潮時表で検索をかけると簡単に調べられることができます。
ぼくが良く見ているサイトはhttp://tide736.net/です。簡単に今日の潮時がグラフで表示されますし、過去の潮時を確認したいときや次回釣行時の参考にする時もあります。
基本的に潮がベターっと動かない場合は釣り場を変えるようにしています。
同じ日の同じ時間帯であっても、釣り場が違えば潮の動き方が変わってきます。
使い方としては、潮の止まっている時から動き出しを狙ったり、潮止まり前後をめがけて釣りをするなど、戦略的に釣り場へ出かけることができます。
これで、「今日は潮が悪いな~」っていう発言がぐっと減ります。
なぜなら、潮が一番良い場所をあなたは選んだはずですから!
こうやって釣りに行く前と釣りに行ったあとに潮の動きを確認することで、この時間帯が釣れた理由を裏付けできていきます。
これって他の人がパッと聞くよりも自分で潮の動きを照らし合わせたりすることで、自分だけの釣れる潮の動きも見えてくるんですよ。
まって下さいヒヨコさん。釣れる可能性は潮を確認することで上がる可能性が高いです。
いつもよく釣れる釣り場でも、より釣れる条件が整うことによって一番釣れる釣り場に変化する可能性があるのです。
例えば、潮が引けば歩けるような釣り場でも満潮時はガシラやアオリイカが浅瀬にも寄ってきて釣れるなど。これは潮時表を見ないと干潮時に釣りをしても釣れないことです。
これだけでも大きな差になってきます。
過去の実績釣り場を確認する!
春ののっこみシーズンでは過去の実績があるポイントでは毎年のようにチヌが釣れる可能性が非常に高いです。今年も過去の実績ポイントで3枚釣りました。これは事前にチヌがそこで釣れているから行ったわけではなく、過去に釣ったことがあるポイントだからという理由で釣行しました。
実績のあるポイントに加えて、潮のグラフも見たうえでの釣行です。
やはり潮の動きも過去に釣果が出た潮を参考にしています。チヌは潮止まりからの動き出し潮が止まる直前によく食う傾向にあります。
しかし、初めて行く釣り場では過去の実績ももともとありません。
そんな時は出かける釣り場を検索してみましょう。
例(洲本港 チヌ 釣果)などです。これで洲本港でのチヌの釣果が得られればいいのですが、満足な結果が得られない可能性もあります。
しかし、情報収集は大切です。自分なりに把握できない場合はこれに加えていく場所の近くにある釣具店を調べて釣果情報を訊いてみましょう。
また、釣果情報に加えて釣れている条件やエサもあるのか聞くとより具体的に釣具を揃えて挑めるので釣果に結びつく可能性が高くなります。
もちろん、当ブログに問い合わせしていただいてもOKです。
釣れなかったらごめんなさいですし、釣れる場所が分からない時などもごめんなさい!ですが。爆
当日の風向きを確認する
これは重要なことなのですが、軽いルアーや軽い仕掛けを使う釣りほど風の影響をより受けて釣りにくい状況になります。例えめちゃくちゃ釣れている情報がある場所でも、強風の影響で釣りにくければこの日は一番釣れる釣り場とならないでしょう。
なので、当日の風向きは事前に調べましょう。
当日の天候を確認する
ただ、天気が晴れだから釣れるとは限りません。
晴れている日でよく釣れる時もありますし、曇りの日だって釣れる可能性が高まることもあります。
なぜならローライトコンディションという釣りに有利なステージができる可能性があるからです。ローライトコンディションとは明かりが少ない状況のことです。
これは晴れている日であれば、朝まずめの明るくなり始めてすぐに食ってきて、明るくなると食わなくなったりします。ただ、薄暗い天気の場合は朝まずめが続いていると魚が勘違いて食いが長く続くことがあると言われています。
また、曇りや雨など気圧が低い日は気圧が低いために魚が浮きやすいとも言われています。
その他にもよく釣れている釣り場であっても雨の影響を受けやすい場所では、いつもより釣れにくくなるかもしれません。そうなると雨の影響を考えてまた釣り場を選ぶ必要も出てきます。
天候が悪化する前に荒食いする?
天候が悪化する前に荒食いをすると言われています。これは魚が天候が悪化して、食事ができにくくなるのを知っているからだと考えられます。
環境の変化は海の住人である魚たちがより敏感である可能性は高いでしょう。
しかし、天候が悪化する前なので、これから荒れてくる日に無理やり釣りをするのはおすすめできません。
さいごに
ただ、一番釣れている釣り場は人が集中して実際は釣りにくい可能性も出てきます。
そんな時は柔軟に第1候補、第二、第三候補を考えたり、その釣り場の中で一番釣れそうな場所を探してみましょう。
全く行ったことの無い場所であれば、前もって下調べしたり、現地に着いてからは先客の釣り人に釣果情報を訊いてみるのがベストでしょう!
まっ。釣りは遊びなので、楽しく時間を過ごせるのが一番じゃないでしょうか?
安全対策をしっかりとして、最高に気に入った釣り場を見つけましょう!
また、最高に気に入った釣り場で長く釣りを楽しみたいものです。
釣り場の美化も併せて行うことにより、より快適に釣りを続けることができると信じています。
釣り場で出たゴミは持って帰りましょう!よろしくお願いいたします。
では、楽しい釣りを!