1年を通しても梅雨時は雨の影響が海の釣り場にも出やすいですね。
ただ、梅雨以外にも台風や大雨が降って、海が濁っていたりすることも。
今回は、雨後の影響を受けやすい釣り場、影響が受けにくい場所をまとめて紹介します。
そもそも、ちょっと雨が降ったぐらいでは海釣りの場合は大して影響が出ないことが多いです。
ただし、これから紹介する場所は河川が近いポイントなど、影響が強くでるポイントもあります。また、結構な大雨が降ったあとに、休みの日で釣りに行く予定があったことも過去に何度もあります。 そんな時は、淡路島内を色々とみて回ったものです。ぜひ参考にしてみてください。特にアオリイカの場合は水潮を嫌いますので、雨後の釣り場選びは重要です。
雨後に影響を受けやすい場所
写真は洲本川河口です。
淡路島の中で大きな河川と言えば、洲本川になります。
そして南あわじにある三原川です。この2か所の周りは特に雨の影響を受けやすい場所となります。
雨後に川の水の濁りを気にされる場合は河口部は外すべきです。
反対にシーバスなど雨後の濁りが入り活性が上がるターゲットは狙い目になります。
洲本港周辺
洲本川河口部の釣り場では、洲本港が主に影響を受けやすいです。
中でも上記写真の洲本港 中浜は特に雨水の影響を受けやすい場所です。
満潮時は海の水が押されて緩和されますが、引き潮時などはもろに川の濁った水の影響も入ります。
三原川河口部
洲本港から淡路島の反対側に位置する三原川河口部です。ここも濁りの影響を受けやすい場所で、湊港が影響を受けやすいです。
雨水の影響が少ない場所
河口部は雨の影響が受けやすいのは分かりますが、大雨のあとは淡路島も全体的に雨水やその時に天候が荒れていたら泥などの濁りが残っています。
こんな時は、さて困ったもので実際に淡路島内を車で走りながら、海の色を見て釣り場を探すのがベターです。
でも、安心してください。今回は過去に同様の条件で海の濁りが普段と大して変わらないと目で見て、釣果も出ているポイントを紹介します。
富島漁港
あんがい海は濁っていることがあっても、濁っていることが少ないのが富島漁港です。
富島漁港以外にも、淡路島の北西部に位置する漁港は潮通しが良いことと大きな河川も少ないためか濁っていることが他と比べて少ないです。
他ではコーヒーミルクみたいな色をした海の色でも、ここでは普段より少し白っぽいかな?ぐらい多少の水潮だったこともあります。
伊毘漁港
淡路島の西浦 伊毘漁港も雨後の濁りが少ない場所です。近くに鳴門海峡があることも大きいのかもしれません。西風などには弱いのですが、1年を通して安定して釣りができますし秋の釣りシーズンはアオリイカ・青物でも人気があります。
雨後に影響する魚種
雨の後に海が濁っていて釣れなさそう!とショックに感じた経験はぼくだけではないはず!
ただ、ちょっと待ってください。雨の後に海が濁っていて魚が釣れませんでしたか?
案外、泥水っぽい色をしても釣果は出てしまうものです。
じゃぁ、気分の問題なのか?と言われればそうでもなく、アオリイカの場合は塩分濃度が低いことを嫌いますので雨の水がたっぷりと海水に入った水潮は問題です。
正直なところ、全体的に釣果が落ちる可能性もありますが特に気にするのがアオリイカです。その他は、まぁ、そんなに影響がないこともありますし、雨後の影響を特に受けやすい釣り場を除けば問題ないでしょう。
シーバスは大雨後に食いが活発化することもあり、釣果が期待できる魚種になります。
さいごに
雨後に海が普段と比べて濁っていたりすると釣果も懸念されるものです。
サビキで狙うアジやイワシは、ちょっと濁りが入っても食ってきます。しかし、本当に大雨で泥水のような海の色では場所を変えて釣りをすることをおすすめします。
移動する時間が無い場合は、先行者がいたらラッキーです。
釣れているか聞いてみましょう。釣れているのなら、雨後の影響はさほど問題ではないでしょう。
エギングでアオリイカを狙う場合は、飲ませやヤエンと比べて移動が楽なので水潮の影響が少ない場所へ移動しましょう。
釣れそうに無いと思うポイントで長時間狙うよりは移動がおすすめです。
メンタル的にも楽です。