メバル・アジのルアーゲームに人気のシマノソアレシリーズ。
今回はソアレCi4+とソアレBBのリールを比較してみたこと、使用感などを書いていきます。これからソアレのリールを購入しようと検討している方の参考になれば幸いです。
まず、ソアレの名称の前にある数字はそれぞれ発売年を表しています。18ソアレBBは18年モデル、17ソアレCi4+は17年モデルです。
ソアレBBとCi4+の比較
18ソアレBB | 17ソアレCi4+ | |
シリーズ | コアソリッド | クイックレスポンス |
定価 | 16,800円 | 34,200~35,300円 |
ボールベアリング | 500番4個。他5個 | 500番は8個、他9個 |
C2000SSPG 自重 |
200g | 160g |
そのほか | ボディ素材・ローター素材・ハンドル素材がCi4+を採用して軽量化 | |
リジットサポートドラグ | 無し | 有り |
主な特に違っているのは上記でしょうか。
コアソリッドかクイックレスポンスシリーズか
両方とも同じシリーズではないのは、ソアレのベースとなるリールの仕様によるところなのかと推測されます。
※ダイワ・シマノのリールは専用機の前にカスタムベースになるリールがあることも多いです。
コアソリッドのソアレBB
コアソリッドはシマノ独特のハンドルを回し始めてから、滑らかなリーリングが続くような巻取のフィーリングです。
クイックレスポンスのソアレCi4+
クイックレスポンスは巻き始めの軽さを重点とした小技を効かせるようなクイックな釣り、軽いものを使うのに優れているとされています。
どっちが良いのかと言えば、個人差はあるでしょう。
ぼくとしてはソアレBBのコアソリッドシリーズの巻き心地のほうが好きです。
ただ、軽量のワームを本当に軽い巻き始めで楽しみたいのならクイックレスポンスのCi4+が優れています。
と仕様上では分かるのですが、実際に使ってみてもやはりCi4+はBBに比べて巻き始めの軽さは優れています。
そうは言ってもBBも巻取の軽さはありますし、1g以下のジグヘッドも難なくこなせました。
定価ベースでは約2倍の価格差!
ソアレBBとCi4+では価格差が約2倍もあります。主にベアリングの数や使われているCi4+の軽量素材を使用している差なども大きいでしょう。
人気モデルであるC2000SSPGは自重で40gという大きな差があります。
また、ベアリングの数もCi4+は4個も多い数量となっています。
ボールベアリングは巻取や回転の滑らかさに直結するパーツなので、やはり多ければ多いほど釣りに集中できると言えるでしょう。
リジットサポートドラグ
ドラグの性能としてCi4+はメインシャフト、スプール内のベアリング2点でスプールを支持することで滑らかで安定したドラグ性能を発揮させるという仕組みです。
特にライトな釣りをする場合にはドラグを使って釣りをすることは必須ですので、より繊細な釣りをする場合。または、細糸でのラインブレイクが心配な場合はCi4+のほうがBBよりも安心して使えるでしょう。
ソアレCi4+C2000SSPGの替スプール
わりと新しいリールを購入すると、あったら便利と思って替スプールを注文することが多いです。参考までに17ソアレCi4+の替スプール単価は5,000円でした。
スプールだけで持つと改めて小さいなというのが分かります。
メバル用にフロロ2LB、アジング用にエステル0.3号を巻く用にしています。
メバルを釣る時は根のある場所を中心に攻めることも多いので、根ズレに強いフロロを使いたいためです。使うたびにエステルとフロロを巻きなおしているのも面倒なので、あったら便利です。アジング・メバリングと考えている場合は替スプールという選択肢もありです。
ちなみに17ソアレCi4+500Sは機種・サイズに関わらず他と互換性がないそうです。
16ヴァンキッシュ1000PGS、C2000クラス、17ヴァンキッシュFWチューン1000番・・それぞれ9,000円
16ストラディックCi4+のC2000クラス(5,000円)
15ツインパワー、15-16ストラディック、18カーディフCi4+などいろいろな1000番、C2000クラスのスプールとの互換性があるようです。
詳しくはシマノのスプール互換表(外部リンク)を確認してみてください。
ちょっとカスタムしたい場合や他魚種に使う場合など、糸の使い分けを分かりやすくするのにも良いかもしれません。
ちなみに夢屋のS-22 カスタムスプールC2000M対応なので、夢屋でのカスタムも可能です。
※17ソアレCi4+2000SHGは…
16ヴァンキッシュC2500番、16ストラディックCi4+C2500番、17コンプレックスCi4+C2500番クラスとの互換性があります。
こちらは夢屋S-25タイプですが、シマノHPで確認したところS-25のスプールタイプは現行モデルでは無いようです。今後出るかも?
18ソアレBBの替スプール互換性
18ソアレBB500S(4,000円)は2018年11月の投稿時点で機種・サイズにかかわらず他のリールとの互換性がないそうです。
17アルテグラ1000、C2000S、C2000HGSは互換性があるようです。
価格も17アルテグラが3,500円、18ソアレBBが4,000円となっています。
詳細はシマノのスプール互換表(外部リンク)を確認してください。
替スプールはとりあえず純正パーツでOK!
互換性のあるスプールはそれぞれあるようですが、とりあえず替スプールを注文する場合は純正のパーツでOKです。
特に18ソアレBBはカラーリングが新しいので、純正のカラーが一番しっくりとくるのではないでしょうか。
17ソアレCi4+はわりと他のスプールでも違和感なく合いそうですが・・笑
結局のところソアレBBとCi4+の評価は?
18ソアレBB | 17ソアレCi4+ | |
デザイン | ||
コスパ | ||
巻いた感じ | 価格にしては上出来 | 価格相応に良い |
軽さ | ||
総合評価 |
今回はソアレBBとCi4+の違いを紹介してきましたが、自分なりに評価をまとめました。
やはり価格差は操作性と軽さ、そして質感に直結していますので、価格相応の出来栄えと言えます。ソアレCi4+と同じぐらい使いやすいのか?と言われればBBは劣りますし、予算を考慮した場合はまた変わった見方にもなります。
また、巻き心地はBBとCi4+がコアソリッドとクイックレスポンスシリーズと違うところから単純に比べにくい点があります。ただ、両方とも巻き心地は良好ですのでご安心を!
やはりライトゲームロッドは軽量なのが一般的なので、スピニングリールが小型なら軽いのが普通ですが、より軽い素材で仕上げられている点から予算が許すのならCi4+の購入がおすすめです。
ソアレCi4+はカラーリングがシンプルなので、色んな竿と合わせやすいのも魅力です。中でもC2000SSPGはジグヘッド単体を使うならこのモデルが一押しです!番手の英数字ですが、C=コンパクト SS=スーパーシャロースプール、PG=パワーギアという意味です。
入門機にはスタンダードモデルのソアレBB!
アジング・メバリングの入門機種ならこちらがおすすめです。
価格も抑えられていますが、基本スペックは十分です。
ちなみにテルヤスはCi4+はC2000SSPG、BBはC2000SSHGを使っています。
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リーリング早めで、ルアーやPEを巻くのに買ってみましたが、とりあえずフロロを巻いて使って満足してます。。笑
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扱いやすくて強いことからフロロを使う時はフロロリミテッドを愛用中です。
ライトゲーム用フロロで何が良いの?という方はこちらのラインも参考にしてみてくださいね!
ではでは 良い釣りを!