どうもテルヤスです。今回は2020年に発売されたシマノのエギングロッド「セフィアTT」の使用感についてお届けします。
登場した時には、セフィアBBがあって、SSも登場しているのに・・・。その間になるTTも出るって・・・。出し過ぎじゃないの?と思いました。爆
しかし、食わず嫌いは良くないねー。ってことでTTも使ってみたくて購入しました。
と、言いながらもセフィアSSは持っていませんし、使ってもいませんが 汗
SSに比べて今回のTTはワンランク下の価格帯になるようです。
セフィアTT
エギングでもっとも重要なテクニック「ジャーク」を、軽快かつオートマチック感覚で操れる性能を重視したハイパフォーマンスロッド「セフィアTT」。ロッド全身がしなやかに曲がるように設計し、手首を軽く動かすだけでロッドが大きくしなり、簡単にジャークをすることが可能に。またジャークやキャストのタイミングを掴みやすく、オートマチック感覚の性能を実現。ブランクスにはシマノ独自の基本構造[スパイラルX]を採用し、十分な強度を保持しつつ軽量化を達成。また、ネジレとつぶれの剛性も高まることで、しなやかなロッドにありがちなブレやダルさを抑制。リールシートにはカーボン強化素材[CI4+]を採用し、さらなる軽量化と高感度化に貢献。
シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/6170(外部リンク)
セフィアTTとは・・・。
んー・・・。エギングにおける重要テクニックのジャークが、オートマチック感覚に簡単にできるロッドのようです。。笑 要するに使いやすそうですね。爆
あとは、説明文を読むからにも良いエギングロッドっぽい感じも伝わります。
そのうえで考えると、欲しくなりました。。一番気になったのがジャークのし易さです。ロッド全体がしなやかに曲がるように設計というのも、イメージ的には柔らかそうです。
いったいどんなロッドなんだろう??というのが一番の購入理由になりました。
セフィアTTのラインナップ
2020年10月時点でのラインナップとしては、8アイテムです。83L86LとLアクションが2本、MLアクションが83と86、Mアクションが83、86、89の3本。
そして、MHが86のみというラインナップです。
ソリッドモデルは発売当初は無いようです。追加であるのかもしれませんが、技術的にと価格帯的にクセのある可能性があるのでリリースは無いかもしれませんね。
TTのコンセプトが全体にしなやかに曲がるという意味でも、先端部だけ曲がるようなソリッドは考えにくいです。ちなみにソフチューブトップはLアクションの2モデルには採用されているようです。
購入したS86Mのスペック
全長(cm) | 2.59 |
---|---|
仕舞寸法(cm) | 133.0 |
自重(g) | 105 |
エギサイズ | 2~4号 |
PE | 0.5~1号 |
カーボン含有率 | 98.4% |
本体価格(円) | 22,000 |
自重で言うと100gは切っていませんが、100g切っていれば、やはりもう1ランク上の次元のロッドなのでしょう。その点から考えて22,000円という価格は妥当なところなのかな。と思います。
一般的なシマノのエギングロッドMクラスと使用するエギ、PEなどは同等と考えて問題なさそうです。
そして、セフィアTTのラインナップですが・・・。最低価格のS83Lで本体価格21,200円です。なので、シリーズ全て2万円の定価超えという、そこそこのお値段です。
ただ、上記の画像を見ていただきたいのですが標準付属品に「免責保証書」が付属しているのが分かると思います。
そうなんです。セフィアTTはギリギリ保証書が付いているクラスのロッドに仕上げているのだと思います。ギリギリ保証書無しの場合よりは、少しだけ高くて保証書有る方が嬉しかったりしますものね!
S86Mは免責保証書付き!
デザインは結構良い!
でも、この部分はあんまり触っていると手のひらが痛そうです。。笑 特にエギングは、ジャークをしたりするのでエギングを始めた頃には、よく手のひらを痛めていました。。爆
リールはシマノのヴァンフォードを取付けています。どう思います?めちゃくちゃ色合いが合いますよね!笑
グリップエンドにかけてのセパレート部分です。ロッド自体も全体的に絞り込まれた細身な感じがします。
エギングでの使用感
とりあえず、ちっちゃいアオリイカしか釣っていませんが・・・。
ロッドの使用感としては軽いです。セフィアCi4+の86Mの使用感と似ている感じです。
まぁ、そりゃあ同じメーカーの86Mだったら似てて当然でしょ!と言われそうですが、セフィアCi4に比べればロッドに重みがあります。なので、キャシャな感じがして折れたりしないのか?とかは最初に思いませんでした。
ロッド操作的にはメーカーのうたい文句通りでしょうか。ジャークは全体的に竿がしなります。86Mでも2~4号という軽量のエギもこなせるタイプなので、やわらかめに作っているのかな?と思ってましたが、使用感としてはMLに近いようなやわらかさです。
ジャークをしてからの竿の戻りがバシュン!というような高弾性で速攻戻るような感覚はあまり感じられませんでした。
多分、それなりに柔らかめで竿が曲がりやすく作ったのでしょうから、この辺がオートマチック?な感じなのでしょうか。使いやすく曲がりやすいロッドのようです。変な言い方ですが、使いこなしやすい仕上がりなのだと思います。
逆風、横風3-4mほどで2時間ぐらい釣りをしていても、特別に糸がらみによるトラブルは有りませんでした。ガイドバランスとかは、普通にエギングロッドとして快適に釣りができるのでしょう。
クラスが上がればシマノの場合はオリジナル形状のXガイドなどが採用されています。そこまでしなくても絡みにくいのですが・・・。よりこだわれば上位クラスや採用機種となるでしょう。セフィアTTの場合は、価格を抑えつつ快適に使いやすく作ったロッドとなっているようです。
Xガイドの詳細はシマノのHPよりご確認下さい。
http://fishing.shimano.co.jp/product/s/technology/rod/x-guide.html(外部リンク)
セフィアTTの気になった点
たしか昨年にセフィアSSがリリースされて、翌年にTTとなると・・・。セフィアSSとTTの違いとか・・・。やっぱり気になったりもします。
そして、セフィアBBで十分とも考えていたのですが、TTというシリーズの登場。
次に出るとしたら・・・。セフィアBBの下のクラス??も考えられるかなぁ・・・。と思いました。
ただ、安価なバリュークラスではソルティーアドバンスシリーズなどもあります。
なので、シリーズとしてはセフィアBB、TT、SS、Ci4+、エクスチューン、リミテッド?
価格帯と仕様がエギングロッドだけでもずいぶんと多いなぁ・・・。というのが印象です。
実際に店頭でシマノのエギングロッドだけで、これだけあると思うと・・・。大変な量です。選ぶ基準とかがぼくらにとっても色々あって良いのかもしれませんが・・・。
迷っちゃいそうです。
握り方なのか、んー。なんなのか。
しかし、これが若干滑りやすいです。全く持って人によって違うと思うところだと思いますが、指紋が消えている・・。とかそんなことも無いと思いますが・・笑 手触りが滑りやすく感じました。
単純にロッドの持ち方に慣れていないだけかもしれませんが、セフィアTTを使用していて気になった点が握り部分でした。もちろん、リールフット部分を指で挟んだりして握ったりされる場合には滑ることは無いと思います。ぼくの場合はリールフットの上の部分をべちゃっと握ってしゃくる感じなので、余計でしょうかねぇ。。。
セフィアTTの評価
使用感 | |
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コスパ | |
軽さ | |
見た目 | |
総合評価 |
ロッド自体軽くて使いやすいのですが、軽さを強調するならこちらのTTでは無いと思います。こちらのロッドはバランスが良く使いやすいというのが印象です。
さらに免責保証書も付属されていた点を考慮に入れると、買ってから安心感もあって良いのかな?と思います。
使用感としては好みとしては、もう少し硬めの張りが有ったほうが良いなぁ。という感じです。小型のアオリイカをかけてもグイグイ竿が曲がって楽しいな!とは思いました。笑
潮流や水深の深い場所では、もう少し硬かった方がエギがしっかり飛ばせやすいかもです。
さいごに
今回のセフィアTTですが、買ってから保証書があることに気づきました。この点が一番思ってもいなかった嬉しい点でした。笑
Mクラスでもちょっと柔らかめ?と感じた今回のロッドですが、秋の数釣りシーズンから良型狙いまで楽しめそうな1本です。
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TTの意味はよくわかりませんが、ちょっと気に入りました。笑
それではまた