淡路島のため池の数は兵庫県内に43,000あるといわれる半数を超える23,000が淡路島内にあるされています。
そう実際に野池と言われる「野」については、勝手にできている池っぽいニュアンスの池も多くあるとは思いますが、ほとんどが農業用に使われている「ため池」です。
その中でも淡路島のため池で絶大なる人気を誇るのがバスフィッシングです。
淡路島のバスフィッシングについて
前述したように淡路島のため池は2万を超えていることから、ブラックバスが生息しているポイントが非常に多く自分だけの「爆釣池」を見つけるのが楽しいという一面があります。
事実上、完全に釣り禁止と書いている池もありますので釣り人にとっては注意が必要です。
幼いころにしてバス釣りの人口の多さに驚きがあったのと同時にテレビなどのメディアでも淡路島の野池として釣り番組でもバスフィッシングが取り上げられていることが多々ありました。菊元プロが過去に出演していたため池を通称「菊元池」などと呼んでいたりしてました。現在は釣り禁止になっていますが・・・。
バス釣りの環境
ぼくがバスフィッシングを始めた20年前と今現在ではバスフィッシングのできる環境がずいぶんと変わりました。
20年前は車も持っていませんでしたし、釣り禁止の看板などもめったにありませんでした。
15年程前も釣り禁止の看板は少なかったです。それから非常に釣り禁止の看板が池に増えており、洲本市に関しては五色町を除いた元々の洲本市は9割以上は「釣り禁止」か「ここで遊んではいけません」の看板があります。
なので、事実上釣りが堂々とできる環境ではありません。
五色町を除いてというのは、五色町に関しては洲本市と五色町は2006年2月11日に洲本市と合併して洲本市になっているからです。
五色町とは都志、鮎原、鳥飼、広石、堺などです。
この辺は山間になっており、変な言い方ですが看板が無いだけという池も多いです。
先日、YouTubeを見ていて知っている池が出ていたりしたのも五色町の池でした。
ただし、紹介ができるかといえば・・・ため池に関しては池を管理している田主(たず)がいるため特定はしにくいのが現状です。
なので、探して釣りに行く分には良いと思いますし、ぼくも同じように探して釣りに行ってます。しかし、地元の方が生活の一部としている地域なので
・迷惑駐車をしない
・夜間や早朝の騒音に注意する
・ゴミは捨てない(自分以外のゴミも1つでも持って帰る配慮もお願いします)
・際どいところへのキャストに注意する
迷惑駐車やゴミなどもそうですが、キャストについても注意して欲しいです。特に電線に引っ掛かっているルアーなどは・・・なんだか見ていて危ないです。
ぼくが聞いたことのある話では、草刈りをしていて・・・その草を牛にあげて針が入っていたらしく牛が死んだという話をされたことがあります。それが原因でその池は釣り禁止になったそうです。つい、針に関しては落としてしまいそうですが、やはり犬なども裸足で歩いていますし刺さったら大変です。気を付けましょう。
犬で思い出しましたが、ルアーを投げるときに飛びついてくる犬がいる池があります。
実際に針が刺さったこともあると聞いています・・・。
なんだか、そんな話ばかり聞いているとショックになりますよね・・・。
バスフィッシングを楽しむのには周りの人への配慮を優先し、楽しく釣りをして欲しいです。
バスフィッシングトーナメント
バス釣りを始めた当時の環境は今と比べて全然違いました。
ぼくがバスフィッシングを始めた頃は淡路島でもブラックバスの釣り大会が頻繁に行われていました。
具体的には南あわじ市にある「浦壁大池」がよくメイン会場となっていたり、浦壁大池での釣り大会も行われていました。一度だけですが、大会で入賞をしたこともあります。
浦壁大池は数年前に行ったときに「ここで遊んではいけません」か「釣り禁止」どちらかの看板があったのでそれ以来行ってません。
当時は50cmまでは釣れませんでしたが40オーバーがよく釣れた池でした。
成人してからは、ヘラブナ釣りによく通ったこともあり思い出のため池でもあります。
それでも、現状の淡路島ではブラックバス釣りの大会というのはあるのか分かりませんし・・・。個人店舗であったフィッシング洲本、フィッシングたかはしがお店を辞めてからはお店主催でのバス釣りトーナメントなどもなくなりました。
ちなみにフィッシング洲本はブラックバス用品が大半を占めており、年間のトーナメントのようなものがあり釣った池の名前が知れたので色んな夢をときめかしていました。
フィッシングたかはしに置いても、お店の店頭にバス釣りポイントを紹介したマップがあった時がありました。当時はそのポイントマップを見て、親によく釣りに連れて行ってとせがんだものです。
現在、参加しやすい淡路島のバス釣りの大会と言えば「まるは釣具洲本店」で参加できるアングラーズグループのフォトコンテストぐらいではないでしょうか。
こちらは300円の参加料金で、バス・シーバス・アオリイカ・チヌの4魚種がターゲットの釣り大会です。ただし、グループ店舗が参加していることもあり上位は琵琶湖が独占していたりと淡路島でトップを取るのは難しいでしょう。
淡路島のバスのサイズ
これはぼくの先輩が言っていたことですが、スポッテッドバスとの交配が進んでサイズが大きくならない個体が多いらしいんです。ちなみに口の中に指を入れてザラザラしていたらスポッテッドバスでツルツルしていたらラージマウスバスらしいです。
実際に、たしかに大きいのは中がツルツルしていることが多いので納得したことを覚えています。
ちなみに、なかなか50cmオーバーのブラックバスは釣れにくいのですが・・・
それでも釣れます。その絶対条件が大型が育つ環境のあるポイントへ行く。ことと過去に大型が釣れた実績があるポイントへ行くことです。
前者はダムなどの水が完全になくなったりする環境が少ないポイントで、後者は口コミなどが中心でしょう。
そんなぼくも過去最大のサイズは57cmです。しかし、釣りあげたのはここ数年前です。
しかも、初めて釣りに行った池での釣果でした。これには驚きました。4月の中旬を過ぎた頃でした。個体はアフタースポーンでしたが、その長さはビックリでしたね。
デカバスが釣れるポイントの見つけ方
ぼくが初めての池で50cmオーバーを釣り上げたときのことを話します。
・グーグルマップの航空写真で池を探す
・軽自動車など狭い道が入れる車に乗る
・数釣りはできなくても良いのでデカいワームorプラグを使う
その時にしていたことは、この3つです。
今でこそグーグルマップを開けば池がどこにあるかは一目瞭然です。
どんな山奥でも、周りの木で隠れて見えない池以外なら大概は分かります。
そうやって山間を中心にくまなく探して、道路から少し離れている池を探します。
道路横の池などは、人がすぐに見つけやすいですし大概は釣り禁止です。
簡単なのですが、意外にやってみると知らない池や・・・・たどり着けない池があります。
実際に淡路市の山間などの池は車を途中に置いたり、本気の細い道を通ったりしてたどり着くのですが・・・。本当に山奥の池は何にも生命感が無いことが多かったです。
そんなところに限って伝説の釣れる池になるのかもしれませんし、何にも釣れない池になるのかもしれません。
そして、釣れる池・釣れない池ですが1回行っただけじゃ分からないこともあります。
運が良ければバスの姿が見れて魚がいる池だと分かるのですが・・・そうでもなければ魚がいるのかさえ分からないまま一日を終えるという・・・ことにもなりかねません。
そこで、ぼくがバスの釣れる池を探す目安にしていることがあります。
大きな池の近くを探す
簡単なことですが、大きな池の近くを探してみましょう。
大概大きな池はブラックバスが過去に入っていたことがあります。
過去にというのは。。。現在は釣り禁止であるため、釣れるかどうか分からなかったりすることが主な原因です。
有名なところで言えば、南あわじ市の浦壁大池、門前池、淡路市の滝池、寄合池などはぼくが好きだった池です。が、釣り禁止であったり、遊んではいけませんの看板が出てからは行ってません・・・。
池の名前だけじゃ分からないかもしれませんが、上記の池を探さなくても大丈夫です。
マップで見れば大きい池というのはすぐに分かりますからね!
川という選択肢
淡路島には徳島県のように旧吉野川などの有名な川はありませんが、バスが生息している川はあります。普通かもしれませんが、洲本川もバスの生息している川です。
洪水被害があったこともありますが、洲本川は20年前からバスが釣れる川として地元のアングラーに愛されてきたポイントです。ただ・・・あんまりバス釣りをしている人を見かけたことがありません。。中学生ぐらいの子供はときどき釣りをしているのを見かけます。
なので、案外穴場なのでは?と思ってます。上からみて鯉が多いですが、洲本川の上流部では水がたまったところに子バスがたまっていることもあり中学生の頃はよく釣って遊んでいたものです。近年は工事が多く、水深や護岸も変わりましたが今でも十分に狙えるのかなと思ってますがどうでしょう。それでも最後にバスを釣っていたのを見かけたのは2年前かなぁ。本当、バス釣りをしている人を見かけなくなったものです。
さいごに
地元の人の迷惑にならないように、楽しく釣りを楽しんで欲しいです。
淡路島でおすすめのルアー
超定番のOSPドライブスティック!4.5インチの他、6インチはデカバスキラー!
ノーシンカーのフォールがめちゃめちゃ釣れる!!ぼくの最大サイズのバスもドライブスティックです。サイズは6インチで、釣果の数は減るもののデカバスとの遭遇確率は格段にUPするでしょう!
こちらも超定番の4インチシングルテールグラブ。ぼくが初めて50UPを釣り上げたのは4インチゲーリーグラブのジグヘッドリグでした。スキッピングでオーバーハングに入れてフォール後に巻き始めで食ってきました。
2つとも超定番のワームですが、やはり淡路島でも超がつくほどに実績があって、ぼくも信頼しているワームです。
ぜひぜひタックルボックスに忍ばせておいてくださいね!
ではでは 良い釣りを!