どうもテルヤスです。2018年に発売されたダイワのライトゲーム専用機「月下美人MXLT」を今回は紹介します。
LTコンセプトのもと作られた月下美人で、購入前から気になっていることもあわせて使用感をお届けします。
月下美人MXLT
LTで、より軽快な操作が可能となった、元祖ハイバリューライトソルト機
■小型スピニングリール新基準「LT」
■マグシールド搭載
ボディとローターの隙間に磁性を持つ液体の壁をつくることで、水や埃、異物の侵入をシャットアウトするマグシールド。■エアローター搭載
マグシールドによって防水という役割から解き放たれたローターは新たなフォルムを手に入れ、強度はそのままに大幅な軽量化とレスポンスの良い回転を実現。リール自重の軽量化と、更なる回転レスポンスの向上に貢献。■ATD搭載(スプールメタルにBB2個配置)
ターゲットの引きに追従しながら、滑らかに効き続けるATD(オートマチックドラグシステム)を搭載。■タフデジギア
ダイワHPより引用https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/18gekkabijin_mx/index.html(外部リンク)
とりあえず、ダイワのライトゲームの売れ筋モデルがモデルチェンジした。というイメージしかなく、興味も無かったのですが・・。爆 実際に2019年のフィッシングショーで触ってみて「いいな~」なんて思って、買っていました。爆
特に目立っていると思うのが、LT化よりもATD搭載のスプールメタルにBB2個配置というものです。
実際のところ2個もベアリングを配置しているので、滑りも良さそうなのでかなり期待が持てそうでした。
月下美人MXLTの機種
機種名 | 巻取長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 糸巻き量PE(号-m) |
LT1000S-P | 60 | 4.8 | 0.3-200 |
LT2000S-P | 63 | 4.8 | 0.4-200 |
LT2000S | 68 | 5.2 | 0.4-200 |
月下美人MXLTとしてリリースされているのは2020年1月時点で3モデルです。
それぞれ大きく違うのはハンドル1回転あたりの糸巻き量、そしてスプールの糸巻き量でしょうか。
スプール径はLT1000でΦ40mm、LT2000でΦ42mmとされています。
スプール径は、自重が同じなので、わざわざ1000番まで小さくしなくても良いのかな?とも思います。もちろん、ライン巻量やスプール径にこだわる場合は話は別です!
自重はそれぞれ190g、最大ドラグ力も共通の5kg、ベアリングはボールが7、ローラーが1個で金額も本体価格が20,700円となっています。
自重(g) | 190 |
---|---|
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ベアリング(ボール/ローラー) | 7/1 |
ハンドル長(mm) | 1000S-P、2000S-Pは40mm。2000Sは45mm |
メーカー本体価格 | 20,700円 |
ちなみに最大ドラグ力が5kgとなっていますが、ぼくにはこんなに強いドラグ力は不要です・・・。笑 2kgとかでも良いのになぁ。というのが本音です。
選んだのは2000S
実際に購入したのは2000Sでした。ローギアの2000S-Pと悩みましたが、速めにリトリーブしたい時もあるため2000Sにしました。
購入する前に気になっていたこと①ねじ込み式か?
月下美人MXLTですが、定価で2万円以上の価格です。
当然のことながらねじ込み式ハンドルを採用しているのか?と気になっていました。
こちらは、ねじ込み式ハンドルを採用しています。
購入する前にきになっていたこと②ラインローラー部はベアリング?
残念ながら18月下美人MXLTはラインローラー部分にベアリングが入っていません。
スプールシャフト部分にベアリングを2個も配置しているのに、どうしてラインローラーにベアリングを入れていないのか?
この辺が非常に気になりました。
実際に使ってみましたが、無くても回転は結構するんです。笑
ただ、1g以下のジグヘッドを超スローで巻いたりする場合は、やはり抵抗感が少ないため回転していないことが多いです。ベアリングが入っていても抵抗が少ない場合は回転が悪いかもしれませんが、やはり購入後も気になっている点です。こちらはベアリング化予定です。
18月下美人MXにはダイワ純正カスタムパーツの「SLPW ラインローラーキットS」が装着可能です。
SLPワークス参照
http://slp-works.com/product_support/image/04_sp_handle_bb2.pdf
この他にもヘッジホッグスタジオから対応モデルが発売されています。
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実際に使ってみて
おそらく、グリス馴染みによるところが大きいのかと思いました。そして2回目の使用なんですが、とても滑らかに回しやすくなりました。笑
と言っても、めちゃくちゃ軽いとかではなくて、釣りに集中できる回転の軽さです。
セルテートやヴァンキッシュとかと比べると重めな印象ですが、それでも使用感は良いです。
ATDの印象はと言うとドラグの出だしまでが、しっかりドラグが効いている印象を持っているんですよね。それで、ユルユルにするとドラグノブが外れるんじゃないか?と思ったこともあります。
そして、ガシラを釣っていた時に思ったのですが・・・。
ドラグが出始めると、メインシャフト部に2個のベアリングが付いている事が効果を出しているようです。めちゃくちゃ滑らかに出ます。
ライトラインを使っていると、ラインの出などは気になるところですがその点は良い仕事をしてくれていると感じています。
パーツ番号では007番、スプールボールベアリングというパーツになります。
スポーツライフ月下美人MXLT2000Sパーツ展開図参照
http://www.sl-planets.co.jp/common/index.asp(外部リンク)
次は・・・ラインローラー部分が回転しないので、トラブル多発じゃないのか?という気になっていた点に関してです。このことに関しては、ひどい影響は今のところ感じません。
ただ、それと言っても10回ぐらい使っていると風が吹いている日だったり、抵抗感が少ない日の使用はフロロ2ポンドを使っていて何度かバックラッシュして、もつれています。
なので、できたらラインローラー部分はベアリングに交換した方が良いでしょう。
購入してから気づいて気になった事
購入してから気づいたのですが、ボディーキャップとかリヤーキャップとか言われるリール本体の下部分にあるキャップがあります。
その部分を止めているネジが本体から結構出っ張っていて、気になりました。爆
ただ、使っていて何になるということなく、使用中は全く気になりません。笑
それでいて、もしかすると、リヤーキャップの保護のためにも出っ張っていたりするのかな?なんて、最近は思っています。今のところぶつけたりもしていないので、綺麗ですが・・・。
ちなみにリールスタンドは社外品を取付けています。
18月下美人MXLTの評価
デザイン | |
---|---|
軽さ | |
巻き心地 | |
コスパ | |
総合評価 |
月下美人MXLTですが、値段も2万円以上の定価なので、それなりに良いものであることは違いありません。
期待感があるので、巻き心地やリール自体の軽さは妥当なところかと思われます。
デザインに関してですが・・・。これは非常に凝っています。
その部分をよく見ると・・・月下美人のエンブレムと同じく赤い三日月になっているのです!!!
ダイワのHPを改めて見ていて、三日月型エンジンプレート・・・という記載があり・・なんだろう?と思ってみると・・・。こういうことでした。
全体的には見た目が美しく、やはり所有感が良いです。
さいごに
非常に見た目もよくて良いリールですが、月下美人に関しては数年置きにモデルチェンジしているのがネックかもしれません。
物は良いので、年数落ちだけ気にならなければオススメです。
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