どうもテルヤスです。今回は20ヴァンフォードと19ストラディックを使ってみて、使用感や思ったことなど比較していきます。
20ヴァンフォードですが、ストラディックCi4の後継機種という位置づけですね。
ストラディックは堅牢なイメージで非常に満足度の高いモデルだったのですが・・。
あんがいヴァンフォードも使ってみたら良いなぁ。と思いました。
20ヴァンフォードと19ストラディックの比較
ヴァンフォードが軽量で操作性に優れたモデル、ストラディックが耐久性に優れたモデルとされています。
どっちが良いのか?と言われれば、やはり特徴的なものが違うので求めるものによって変わってきますね。
ラインナップ
2020年11月時点でヴァンフォード、ストラディックは10アイテム以上がラインナップされています。
ヴァンフォードが14機種、ストラディックは13機種です。
ヴァンフォードが1機種多いのですが、代用というかストラディックが最初から無いのがダブルハンドルモデルです。
ヴァンフォードにストラディックの1000Sが無かったり、ヴァンフォードにはC2500SHGがあったりとか。細かいラインナップ差はあるみたいです。
しかし、ダブルハンドルが最初からストラディックに無い理由というのは・・エギング専用機とも言えそうなヴァンフォードC3000SDHは色合いもセフィアに合うからでしょう。
そして、軽量と操作性よりはストラディックはリトリーブ中心に向いていそうだと思える点にもありそうです。
こんな感じです。セフィアTTのグリップとも色合いバッチリです。
これがストラディックだと、あんまりワインレッドみたいなカラーも無いので合いにくいです。
とはいえ、ほとんどラインナップとしては一緒のような感じになっています。
スペック比較
今回比較する機種は4000番台です。
20ヴァンフォード4000MHG |
19ストラディック4000MHG |
|
ギア比 | 5.8 | 5.8 |
糸巻き量 PE号ーm | 1.5-200 | 1.5-200 |
最大ドラグ力(kg) | 11 | 11 |
自重(g) | 220 | 280 |
ベアリング/ローラー | 7/1 | 6/1 |
ハンドル1回転当たり最大巻き上げ量(cm) | 95 | 95 |
本体価格(円) | 33,000 | 27,800 |
(2020年11月7日時点)
ベアリング数は同じ番手でもヴァンフォードのほうが1つ多いです。パーツカタログ表を眺めていて、ハンドルノブ部分がストラディック1つのベアリングに比べてヴァンフォードは2個になっています。
巻き始めの軽さを重視しているヴァンフォードですが、この辺のノブの2ベアリングもこだわりが見えてきます!
20ヴァンフォード4000MHGパーツ価格表
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=04212(外部リンク)
19ストラディック4000MHGパーツ価格表https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=04023(外部リンク)
まぁ、そんなベアリング数の違いよりも自重の差が大きいですね!
ヴァンフォードは4000MHGで、220gです。
ストラディックは280gです。60gも軽い!です。
これはヤバすぎる!!と思える軽さです。笑
しかし、この軽さが一番気になるところです。そうなんですよね。強度面での不安感です。
ストラディックは“HAGANE”ボディ、ヴァンフォードはCi4+素材とボディ部の素材の安心感が違います。
ただ、その強度面だけを克服?さえすればヴァンフォードはコスパが飛躍的に上がりそうですよね?笑
スプールの大きさは一緒!!
ちなみにヴァンフォード、ストラディックのスプール互換性はあります。
シマノスプール互換表
http://fishing.shimano.co.jp/product/s/reel/spool_compatible.html#link_18_stella(外部リンク)
ちなみに属するのは・・・
- 18-19ステラ、20ツインパワー、19ヴァンキッシュ、19ストラディック、20ヴァンフォード、20ストラディックSW これらの4000、4000MHG、4000XG、PG、C5000XG,HG
両方ともにロングストロークスプールを採用しているのですが、やはり軽量化されているリールのほうが、早く振りきれそうです。なので・・・ヴァンフォードのほうが同モデルであれば早く竿を振れる分だけ気持ち飛びそうかな?って思ってます。
本当に、本当に少しだけだと思いますが・・・笑
スプールは互換性有り!
どの辺が違うのか??
このローター部分が軽いことで、ヴァンフォードは巻き始めの軽さに繋がっていると思います。
ただ、ストラディックは巻き始めこそはヴァンフォードに負けるかもしれませんが巻き続けている時のフィーリングは非常に良いです!
巻いたり、止めたりするのにはヴァンフォード、リトリーブ中心で止めたりもするならストラディックがおすすめです。
ヴァンフォードはちょっと安っぽい感じがしました。汗
このハンドル部分もヴァンフォードが細く、絞っていて軽量化されている感が伝わってきます。
全体的にやはり可能な限り軽量化されているようなヴァンフォードは、すごいなぁ。と思います。しかし、その分だけ弱くないのかな?というのが気になるところです。
強度面の安心感???
フット部分ですが、ちょっとヴァンフォード4000MHGのほうが太い感じでした。
ヴァンフォード4000MHGは約1.9cmあります。若干なのですが、ヴァンフォードのほうが太いです。
この辺の太さは強度面での安心感につながっています。やはり、ボディ素材のCi4+素材というと軽量カーボン素材Ci4を進化させた新カーボン素材・・強度、耐久性が大幅にアップしているとはいえ、金属素材に比べると不安感があります。
軽くできるため、太めにすることで強度面をカバーしているような感じですね。
全く同じだと不安感があったのですが、やはり考えて作っているんだなぁ!とか思いましたね。笑
使用感としては
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大変失礼なのですが、予想以上にしっかりとしていて、強いと感じました。
魚のサイズは50cm無いぐらいのサイズが主でしたが、ストラディックと同じで最大ドラグ力が11kgもあります。なので、ドラグがズルズルになって負けないなんてこともありません。
ただ、ドラグを強く締めればリール自体の強度が不安です。リール本体がグラグラと動いたりして不安な気持ちで釣りをするのもなんですね・・・。
魚のサイズがもっと上がれば「無理!」と思うのかもしれませんが、ライトショアジギングで遊ぶ分ぐらいには使える!と思いました。笑
なので、同サイズの4000MHGであれば・・・軽さが魅力のヴァンフォードは・・・
使ってみて良かったです。笑
こちらの青物のほうがサイズは大きく70cm弱です。
獲れた時の記憶も1年前ぐらいになりますが、無難というか・・・。ナブラ発生時に強引にやり取りして、力強かったというのが印象です。
どっしりとした強めのロッドならストラディックのほうが合うかもしれません。しかし案外に109MLMというようなロングロッドにヴァンフォードを付けても、そんなに違和感ありませんでした。
耐久性と、本当に掛かってからの強度面での安心感などは19ストラディックのほうが安心です!
さいごに
どちらも無難な感じなのですが、ヴァンフォードのほうが軽くて弱そうというだけあって、耐久性の面では不安です。しかし、壊れてしまうかもしれないけれども「軽い」という最強の選択肢があります。笑
軽くて使用感の向上が期待できる分だけ釣果に繋がる可能性は秘めています。
同番手での比較であればストラディックのほうが自重が重たくなる分、耐久性も高そうです。強度面に不安が無いようなライトゲームをメインとするならストラディックよりもヴァンフォードのほうが使いやすいかと思います。
あとはデザインかもしれませんが、デザインはストラディックのほうがぼくは好きです。笑
耐久性、リトリーブ重視ならストラディック。軽さ、操作性重視ならヴァンフォードがおすすめです!どっちも良いリールですが、ヴァンフォードは試してみる価値はあると思いました。
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ノーマルの状態でも十分に良いのですが、ノブを交換して使ってます。
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軽くて、案外青物を掛けても使える感じでした。70cm前後とかになってくるとリールへの負荷も違うので、また違うリールかもしれませんがライトめに小型の青物、シーバス狙いとかだと良いんじゃないでしょうか?
なんだか、また使いたくなってきました。。笑
ではでは