どうもテルヤスです。今回は2019年にダイワから発売されたエギング専用機の「19エメラルダス」にベアリングを追加していきます。
19エメラルダスですが、ノーマルのまま使っていたのですが、特別に不満点はなく・・・
このままベアリング追加せずに使おうかな?と思っていました。
ただ、どうせだったらベアリング化しちゃおう!と急に思い立ちました。笑
19エメラルダスLTのフルベアリング化に必要なベアリングは?
19エメラルダスLTは、発売初期で4モデルが発売されました。その全部がダブルハンドルというシングルハンドルが未設定になっています。
通常はラインローラー部分、ハンドルノブ部分にカラーが入ってますので、こちらの部分をベアリングに交換します。
それぞれ、ラインローラーで1個、ハンドルノブにダブルハンドルなので、各2個ずつ、ノブ2つで4個、全部合わせて5個のベアリング追加になります。
5個というと多いなぁ。と思いますが、やってみるとノブ2つとラインローラー部分だけなので、写メを撮りながらで30分ほどでできました。(遅いのか速いのか分かりませんが・・・)
メーカー純正?社外品?
今回のベアリング化は社外品のベアリングを用意しました。理由ですが、ダイワのカスタム・アフター部門であるSLPワークスのHPの適合表が更新されていなく、メーカーに問い合わせをして・・純正品で適合するものを確認するのも面倒くさがってしまい。。
ん~。。。と思いながら、ヘッジホッグスタジオで注文したいものが別にありましたので、一緒に注文しました。
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防錆に優れたHRCBと、高回転SHGがあります。
今回は、5ヶもベアリングを交換するので価格もHRCBに比べ安いSHGを選びました。
カスタムは自己責任で、楽しく!がモットーです。
特にラインローラー部とかハンドルノブは異音がしたりし易いので、自分で替えられる場合は修理代・修理にかかる時間の短縮にもなる可能性があります。
今回用意したパーツ
今回用意したパーツですが、19エメラルダス用フルベアリングキットです。
そして、あとになりますが・・18レガリス用に購入したラインローラー1BBキットです。メーカーに訊くと互換性があるとのことで、1つはこちらを使いました。
そして、もう一つは汎用のミニチュアボールベアリングです。
そう。実は19エメラルダスを2台持っています。相方と行ったり、誰かと行く時に貸す分として買っていますが・・結局だれとも行かず使っていないという・・・完全に予備機です。
必需工具
ハンドルノブを購入した時に持っている人もいるかもしれませんが、無いとハンドルノブキャップを外すのに苦労するパーツがあります。
それがミリオネアCV用といわれるドライバーです。
簡単なパーツですが、こんな形の工具をホームセンターやAmazonで探しましたが見つかりませんでした・・・。
ラインローラーのベアリング交換
緩めるのは右回しなので、逆ネジと言われるものです。
キャップを外すとノブの中心部にハンドルノブを止めているネジがありますので、外します。ハンドルノブについているのは、黒いカラーと言われるパーツです。ハンドルノブの根元とネジ側の上下に1つずつあります。
この2か所をボールベアリングに交換します。
ハンドルノブ外側のベアリングは綺麗に奥まで押し込みましょう。
竹串で押し込んでます。
ベアリングを塗る時に、ダイワ純正の104グリスを塗って、防錆性能を高めています。
ちなみに19エメラルダスLTには軸側にワッシャーが1枚入っていました。
ハンドルノブキャップは、指で回せる範囲は指で回して、増し締めの必要な部分を工具で行うようにしています。工具のドライバーとハンドルノブキャプは滑り易いので、傷つきに注意しましょう。
基本、黒色のカラーをベアリングに交換して終了です。
しかし、今回のハンドルノブですが、両方とも交換してハンドルノブを回すと・・・
ノブとハンドル軸側の隙間がなくなり、ハンドルノブが非常に重くなってしまいました。
で・・・。
ハンドルノブが重くなった・・・。
しかし、ハンドルノブのガタツキが大きくなったので、手持ちの0.2mmのワッシャーを2枚入れました。合計で0.4mmです。
純正のワッシャーを計ると厚みが0.5mmだったので、0.1mmという本当にわずかな隙間の差なのですが、それだけで大きく変わります。
この辺は、社外品のベアリングだけ注文した場合になる可能性もあるので、別途ベアリングワッシャー(シムリング)を厚み違いで用意してあると、調整が効くので良いです。
19エメラルダスLTのノブワッシャーですが、素人採寸で
厚み0.5mm、外径6mm、内径4mmでした。
交換したワッシャーは
厚み0.2mm、外径6mm、内径4mmで、SLPワークスのパワーライトノブLに入っていたと思われるワッシャーです。
ノブのワッシャーは、社外品パーツメーカーでも付属していることも多く、余っていると合うか試してみるのも有りです。
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社外品のノブ部に使っているベアリングは、外径7.0mm、幅2.5mm、内径4.0mmのものです。探すと結構、種類と価格があります。純正品よりも低価格で入手できるので、自分で交換する方にはお勧めです。
シムリングは、無くても良いのですが・・・。
万が一合わなかったときに調整する時に合ったら便利です。
厚みも数種類あると便利です。
ラインローラー部の交換
ベール側にある黒いカラーは、交換しないので、そのまま置いておきます。
こちらのラインローラー内にあるカラーを外して、カラーとベアリングを交換します。
白色と金色のパーツの2つで構成されているのがカラーです。
交換するのは、ベアリングですが、ベアリングの両サイドにカラーを1個ずつ入れます。
ベアリングは装着する前に104グリスを塗っておきました。
グリスを塗った状態でワッシャーをへばり付けると、一つずつ引っ付けるより作業がし易いです。
ラインローラーに埋め込んだ状態です。
この時は爪や楊枝などで確認しています。
スムーズに回転していれば完了です。
2台目の19エメラルダスLTは、ワッシャーの入れ替え無し
2台目のエメラルダスLTですが、1台目は2500S-H-DH、2台目が3000S-C-DHでした。
こちらの2台目は・・1台目と違って、ノブ部分のカラーをベアリングに交換すると・・・
ハンドルのガタツキもなく、回転も先ほどと違って重くなることなく、良い感じのフィッティングでした。爆
やっぱり微妙な調整なんでしょうねぇ・・・。と思えた交換作業でした。
ほんの少しなので、写真では分かりづらいですが、爪が入るか入らないかぐらいの隙間です。
この隙間がハンドルノブのガタツキとか言われる隙間なのですが、この隙間が大きい方の2台目ではベアリング化したら、ガタツキなく丁度良くなりました。
こういうのをノブガタツキ調整などに用いるのも有りです。たまたま、持っている場合は良いのですが・・・。やっぱりベアリングだけ交換となると、純正品のボールベアリングでも今回のようにガタツキや、重みなどはどうしても出てくるのではないかと思います。
さいごに
今回は19エメラルダスLTのベアリング追加についてお届けしました。交換作業というよりも、今回はハンドルノブ部の隙間の調整が必要な個体もありました。。
個体差と言えばそれまでですが、個体差があるのが当たり前のようなものですよね。
バチッ!と一発で綺麗に組み込めたら最高ですが、なかなか毎回上手くも行かないですね。汗
上手く交換できることをお祈りしています。
ではでは、良い釣りを!
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ヘッジホッグスタジオはメーカー純正ではなく社外品になりますが、フルベアリング化キットが発売されております。今回の改造は1台はフルベアリング化キットを用いました。
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2台目は汎用のミニチュアボールベアリングをハンドルノブに使いました。
外径7.0mm、幅2.5mm、内径4.0mm
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ラインローラー部分は19エメラルダスLTと互換性のあるラインローラーベアリング化キットを使いました。
ハンドルノブキャップ部分を分解する際に、使いました。価格もそれほど高くないですが、大きな工具では無いので紛失に注意です。
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ハンドルノブキャップ部分を分解するパーツですが、ベアリングを引き抜く時などにも使っていてあると便利です。重厚感が気に入っています。
最近、ベアリングを追加する際に使っている104メンテナンスグリスです。