ロッド・リール

シマノ19ソアレBBアジングS74LーSを使ってみました!

どうもテルヤスです。今回は2019年に発売されたシマノのアジングロッドを使ってみました。正直なところ、「硬そうだなぁ」というイメージがあったのです。

使ってみて、やっぱり少々硬い感じでした。ただ、汎用性の効くモデルなので重めのリグを使う分には威力を発揮しそうです。

ソアレBBアジング
テルヤス
テルヤス
アジングと言えばソアレBBアジングっしょ!と勝手なイメージなんですが、アジングロッドとして良いですね~!
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
テルヤスは何を使っても良いですね!って言っていないか?笑

19ソアレBBアジング

ソアレ BB アジング [Soare BB Ajing]

アジングやメバリングに代表されるライトゲーム。近年アジ・メバルだけにこだわることなく、多くの魚をターゲットとし、手軽さが売りであるこの釣りは更なる人気を博しています。ライトゲームの何が楽しいかと言えば、その小気味良いアタリを感じ、「掛かった!」「バレた!」と一喜一憂する事。つまりは感度が大事です。その為に上位機種で採用されているブリッジライクシートをこのBBクラスにも惜しげもなく採用。上位機種に比べて尖り過ぎないマイルドな調子セッティングでありながら、鋭い感度を実現しています。

シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5890(外部リンク)

シマノの説明文を読んでいる限り、アジング専用のように見えてライトゲーム全般に楽しんで欲しい。という感じに見受けられます。

実際のところ、アジングロッドで掛けて楽しいというのは十分分かるので、その楽しさをメバルにも持ち込んでいる人も多いのではないでしょうか?

そして、BBクラスのロッドで上位機種で採用されているブリッジライクシートが採用されているとのこと。

で、このブリッジライクシートってそんなに良いの?というのが気になったところでした。笑

テルヤス
テルヤス
初めて聞く言葉は、「へ?」っていつも思います。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
まぁ、誰も最初は知りません。笑

ブリッジライクシート

ブリッジライクシート
軽量かつ掌にフィットしたカーボン強化素材『CI4+』を採用した『ブリッジライクシート』

アジングでは竿を立てやすいようにダウンロックに、メバリングでは竿を寝かせやすいようにアップロックにセッティング。表面硬度を高めたことで従来素材よりも感度に優れ、さらにコンパクトな設計により、掌とリールシートとの接触面が減ることで感度がさらに向上します。

シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5890(外部リンク)

ブリッジライクシートこれがブリッジライクシートです。カーボン強化素材を採用しているとのことですが・・・。

ブリッジライクシート見た感じカーボン素材というのが分からないぐらいです。

ブリッジライクシート

触り心地は滑らかな感触で良い感じです。

ブリッジライクシート握り方かなり小粒な感じのシートです。これが、このソアレBB最大のウリなのか?と言うと、そんなに良い物なのかが分からなかったというのが本音です。爆

ただ、表面硬度を高めたこと、てのひらとリールシートの接触面が減ることで感度が向上していることは間違いなさそうです。

実際に使っていて、そんな感じがしました。笑

購入したのは74L-S

リリースされているモデルは3種類。

S64UL-S、S610L-S、S74L-Sの3機種です。

この中で、最長なのが74で、硬さではULとLの2種類です。
ジグヘッド単体をメインにするならS64UL-Sの1択かもしれません。

しかし、他にも、となると610か74か悩むところですが、全長は16cmの差なので遠投メインで使うことを想定しているので74を選びました。

74L-Sのスペック

ソアレBBアジング

「掛けのロングロッド」というサブタイトルが心をくすぐられました。笑
ソアレBBアジングは3種ともソリッドを採用しているのですが、タフテックを採用しているモデルはS64UL-Sのみになっていました。それ以外のモデルはハイレスポンスソリッドを採用とのこと。

タフテック穂先のほうが折れにくそうです。ただ、張りがあってアタリを取り易そうという点ではLアクションではタフテックを採用しなかったのは、わざとかもしれません。

品番 全長(m) 自重(g) 適合ルアーwt(g) カーボン含有率(%) 本体価格(円)
S64UL-S 1.93 70 0.3~6 86.6 14,500
S610L-S 2.08 70 0,5~12 98.8 15,000
S74L-S 2.24 71 0.5~12 98.9 15,500

ソアレBBアジングの3機種ですが、S64UL-Sのカーボン含有率が低めです。
この影響でか一番短いモデルにもかかわらず、わずか自重は74L-Sに比べて1gの差となっています。

64に比べて31cmも長いのに、比べると意外だった点でした。

610LーSとは、使える適合ルアーwtも同じなので単純に長さの好み?と言いたいところです。ただ、使用感や汎用性を求める場合は610L-Sのほうが、ジグ単も含めて使いやすいでしょう。

実際の使ってみた感じ

実際に使ってみた感じは、ジグヘッド1g以下のものも使えます。

主に0.8-1gを使っているのですが、投げる時の重みの乗りは慣れてくるまで感じにくかったです。また、竿も全体的に張りがあるので潮の流れなどを掴むのも、本当に竿を軽く持ってあげて効いてあげるまで分かりにくいというのが正直なところでした。

それでいて、アジのアタリは分かります!

例えば糸がスゥーっと引っ張られるようなアタリです。いったん、「コツ」と小さい当たりのあとにそのまま気づいていないふりをするんです。

そのままリトリーブを超スローで続けると糸が動いているんですよね。この辺がカーボン強化素材のCi4+を採用した「ブリッジライクシート」の威力なのでしょうか?

そこでバシッと合わせるのですが、これで掛かると快感でしかたなかったです!

ソアレBBでアジング

まだまだ、色々なリグは使っていませんが、感度と言う点では良いんじゃないでしょうか?

 

購入して気になった事

購入して気になった事と言えば、バットの太さです。アジングロッドは、硬めのロッドが多いのですがソアレBBアジングも硬めです。

なので、アジが掛かっている時にロッド全体がしならないためバレやすそうです。

と言って、気になっていますが、今までファイト中に特段に気になるほどバレているわけではないです。その他にもカラーリングとしてはソアレの金色ベースのカラーなので、好みも分かれるかもしれません。

 

19ソアレBBアジングの評価

デザイン
感度
軽さ
コスパ
総合評価

19ソアレBBアジングですが、全体的にそつなく良い仕上がりになっています。
この辺は、さすがシマノさんと言ったところでしょうか。特別に使いにくい、なんだこりゃ?という感じも無かった点では、エントリークラスとしての性能は十分です。

また、今回の19ソアレBBアジングの特徴として挙げられる「ブリッジライクシート」が、やはり良い物であるのは間違いなさそうです。

最初は正直価値が分からないというのが本音でしたが、有ったほうがワンランク上の使用感を得られている気がしています。笑

 

さいごに

これからアジング、ライトゲームを始めたい・・・。そんな時に使ってもらいたいとメーカーが思っているように、実際にも使いやすい調子に仕上がっていると言えます。

ただし、竿全体に張りがあるためドラグを利かしてのやり取りも含める必要があります。やはりライトゲームですので、「当たった!バレた!」に加えて、釣りのやり取りも楽しめそうな1本です。

全体釣果アジ

ソアレBBアジングでスリリングかつ繊細なライトゲームを楽しんでみて下さい。

ではでは 良い釣りを!