どうもテルヤスです。今回は2020年に発売されたシマノのアジングロッド「ソアレTTアジング」の使用感をお届けします。
ズバリ、「TTって何よ?BBで十分じゃないの?」と思ってましたが、違います。
ソアレBBとTTとでは、なんというか・・。TTのほうが格上な感じです。笑
ソアレTTアジング
アジングやメバリングに代表されるライトゲーム。近年アジ・メバルだけにこだわることなく、多くの魚をターゲットとし、手軽さが売りであるこの釣りはさらなる人気を博しています。ソアレTTはライトゲームを楽しむための充実した機能を備えています。
しっかりと感度を手元に伝えるブリッジライクシート。軽量かつネジレを抑制するスパイラルX。アイテムごとに練られた穂先。
しなやかで使いやすい上に、ブレやダルさが抑制されたソアレTTアジングシリーズ。ライトゲームをもっともっと楽しんでください。シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/6174(外部リンク)
シマノのHPにある説明文を読んでいると、アジング・メバリングにこだわることなく。とあります。そうであればソアレTTアジングというアジングの表記も無しで良いのかもしれません。
ただ、そうしないのはやはりコアなアジングファンの方に支持されにくいからなのでしょう。
それと、やっぱりアジング調子とメバリングの調子は違うと思います。
今回のアジングロッドは実にアジングロッドとしてのテイストが強く、良いロッドです。でも、言いたい事あります。
ソアレTTアジングのラインナップ
ソアレTTアジングのラインナップは2020年9月時点でリリース3アイテムです。
超ド定番どころばかりです。S64UL-S、S610L-S、S74L-Sの3アイテム。
Lクラスのロッドは適合ルアーウェイトが12gまでとなっており、S64UL-Sは6gまでです。それぞれ最小のウェイトも0.3g、0.5gと違いますが、最小ウェイトよりも最大のウェイトの違いのほうが大きいですね。
価格は本体価格で19,000円~19,800円となっています。
S64UL-Sのスペック
全長(cm) | 1.93 |
---|---|
仕舞寸法(cm) | 99.0 |
自重(g) | 64 |
適合ルアーウェイト(g) | 0.3-6 |
ナイロン・フロロ(LB) | 1-3 |
本体価格(円) | 19,000 |
重さは全く持って軽いです。
手に取った感じは十分過ぎる・・(高級感でした)
アジングでの使用感
ジグヘッドスペシャル
ジグヘッド単体での釣りがとくに得意なアイテム。常夜灯周りなどの近距離での繊細な釣りにもオススメ。小型サイズのバイトを弾きにくく、抜けアタリや居食いなどの難しいアタリにもしなやかに対応することができます。
シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/6174(外部リンク)
使用は、まさに常夜灯周りでの近距離。しかも豆アジも混ざる繊細な釣り。しかもしかも、ジグヘッド単体の釣り。
もう、まさにソアレTTアジング64UL-Sの出番!とも言えるシチュエーションです。
そんな状況下での使用感ですが。ズバリ、ドンピシャです。笑
実に釣りやすい。実に・・・。アタリも取りやすいです。
思っていた以上に手に取った際にULのソリッドとしてはティップ部分の張りを感じました。この辺が弾かないかなぁ。なんて思いましたが、微妙というか絶妙というか、上手い事作っているようで、そこまでアジのアタリを弾いている感じも無く、微妙に吸い込ませている感じです。笑
UL-Sというアクションにしては硬めなのかなぁ。という印象はそのままでしたが、これでLアクションだともっと硬く感じていたと思うのでULの購入は正解だったかなと思います。
良かった点
タフテックソリッドです。高感度のカーボンソリッドですが、タフテックが採用されているのはUL-Sのみです。あとはハイレスソリッドとのこと。
タフテックソリッドは折れにくいという印象があるのですが、期待値としても高めなので安心感につながっています。
ブリッジライクシートですが、見た目の高級感もあって非常に良いです。
締め付ける部分も金属素材を採用しているためか、高級感が出ています。
また、指をロッドブランクスに当てやすいので簡単にブランクタッチができます。期待されるのは、手元に伝わるアタリの数の増加ですね。
マッチしていて良いです。笑
ソアレTTのこうして欲しかった点
この点です。
そうなんです。保証書がありません。別に無くも良いんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、繊細なアジングロッドで値段も本体価格で2万円弱です。
修理となると・・2ピースものなので、1万円ぐらい新しい替えパーツがするかもしれません。
となると・・・。保証書が有っても良いのですが、本体価格で・・おそらくですがシマノの場合は2万円というラインが保証書有無の線引きだと考えています。
ソアレTT64UL-Sには保証書がありません。
これで本体価格で1,000円ぐらい高く20,000円ぐらいなら有ったかもしれません。そう考えると、もう少し仕様を良くするか・・・・・。でも十分だと思うのですが・・。笑
値段だけ少し高くても保証書が有ったほうが良かったように思います。
この点が、このソアレTTで一番悔やまれる点です。笑
ソアレTTアジング64UL-Sの評価
使用感 | |
---|---|
コスパ | |
軽さ | |
見た目 | |
総合評価 |
ものすごーく、全体バランスも良くて良いと思います!ただコスパも良いと思えないのは保証書が無い点です。これで、保証書が有ればコスパも、さらに高く感じていたことでしょう。
実に使いやすく、良いです。あと、やはりタフテックを採用している分に関しては、巻き込み強度に優れていることを期待したいところです。
さいごに
最近のシマノのラインナップに関して言えることですが、ソアレBB、TT、SS、Ci4+・・・価格と仕様の設定が非常に細かいです。
一人で何本も買ったりしませんので・・。やはりその点は予算や自分の好みのロッドなどを考慮に入れて購入するほか無さそうです。
悩むところも増えるかもしれませんが、予算に合わせやすいという点でもメーカーさんは頑張っているのかもしれません。
漁港などの常夜灯、近距離でのアジングに大変気に入りました!(笑)
少しでも参考になれば幸いです。
ではでは
※記事中のソアレBBはハンドルノブを交換しています。
詳しくは↓こちらの記事もご参照ください。