どうもテルヤスです。今回はダイワからリリースされているライトゲームモデルの「月下美人」の使用感をお届けします。
ぼくとしては、モデルチェンジ前の2019年にアジングロッドを購入していたので・・・。
あーモデルチェンジ来たか!!という感じでした。しかし、デザインも良くなっているし、やっぱり物も良くなってそうなので早速購入してみました。
実感としては、このロッドでも十分使えるやん!と感動しました。笑
20月下美人アジング
月下美人シリーズですが、アジングとメバルなどのライトゲームを主流としたモデルがあります。2020年6月に月下美人アジングはモデルチェンジとして生まれ変わりました!
ワンランク上の軽さと操作性を兼ね添えたハイコストパフォーマンスのアジング入門ロッド
ロッドワークで誘い、フォール・ステイ中のバイトを掛けるアジングの醍醐味を堪能できる高品質なブランクと、アングラーのレスポンスを加速させる握りやすいコンパクトグリップを採用するアジングロッド。エントリークラスながら、50ℊ台~いう超軽量・高感度設計。さらに、ラインの放出性がよいダイワ独自のガイドセッティングによって、軽いルアーの優れた遠投性を実現。また、夜間でもラインを通しやすい。
ダイワHPより引用
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/gekkabijin_ajing/index.html(外部リンク)
前作は3アイテムという選択肢が少ないリリースでしたが、モデルチェンジされてアジング人気もあいまってか5種類まで増えました。
月下美人の名前を冠するロッドの中ではエントリークラスになる同モデルですが、実売価で1万円以上します。
それだけにいい加減なモノづくりのロッドではなく、やはりエントリークラスと言えども真剣な1本と言えるでしょう。
購入したのは68L-S
購入したモデルは68L-Sですが、モデルとしてはシリーズの中でもど真ん中の汎用性の高いモデルと思います。
ぼくが主に使用しているのはジグヘッド単体のジグ単と言われるものですが、使用する重さは1g前後です。
その中でも0.6-1gがメインなので、ULクラスの超ライトクラスでなくとも投げれて使えればそれでOKという感じです。
そんな感じなの5ft台のモデルも魅力なのですが、主に使うのは堤防やテトラ帯です。
漁港内や豆アジメインであれば5ft内も考えるのですが、足場の高い場所での遠投性、テトラ帯での取り回しも考えて7ft前後が気に入っています。
前作の購入モデルは74L-Sでした。こちらのロッドも使いやすさで言えば使いやすかったので今回のロッドも期待度が高かったです。
月下美人アジング68L-Sのスペック
全長(m) | 2.03 |
---|---|
自重(g) | 63 |
先径/元径(mm) | 0.7/9.9 |
ルアー重量(g) | 0.5-8 |
本体価格(円) | 15,000(2020年7月時点) |
キャストウェイトは0.5~8gとかなり幅広くなっています。
この幅広い使用範囲が同モデルの魅力で、例えば1g前後のジグヘッドも使えてスプリットショット、メタルジグなども視野に入ります。
実際に使ってみて
実際に使ってみて、メインの0.6~1gのジグヘッドを使用しました。
0.6gのジグヘッドでも他に使用している月下美人MXメバリングと比べると・・。今回の竿の方がオモリが乗せやすいように感じて、投げやすい印象でした。
そして、ティップですがソリッドになっていますが、アジングロッドらしいピンとした張りがあります。
クニャッと曲がるような感じではなく、ピンとしていて意外に滑らかに竿先から中央部へ向かって曲がる印象を受けました。
掛かったアジは21.5cmでしたが、意外に竿が曲がって仕事をしてくれている感じがあります。笑
アタリの伝わり方もブランクタッチがし易いロッドグリップになっていることもあり、ずいぶんと伝わりやすいんじゃないかと思っています。
そんなことを考えると、値段のわりにではありませんが・・・。この値段にして十分活躍するスペックです。
アジだけではなく、小サバなど小さい魚を相手にするライトゲームロッドとしても使っていて楽しめました。
場合によっては、アジよりも小サバまみれになることがありますからね。笑 なんでも釣れたら釣りって楽しいもんなんですよね。
購入して気になった点
アジングロッドにしては案外、曲がるという点です。粘る感じがあって大物も取れそうです。
しかし、竿を曲げて使おうとするとパワーがあるだけに極細エステルラインではドラグ調整も硬めにしているとラインブレイクするかも?なんて思いました。
PEを使って、プラグを使ったり、ゴロタ場での釣りなど、パワーゲーム主体でも活躍しそうです。
フロロカーボン直結での釣りも面白そうです。エステルの際はドラグ設定を確実に!という感じでしょうか。
前作との比較
前作のアジングロッドと比べると、現代的にというかグリップ部分が非常にスタイリッシュになっています。
見た目の美しさも月下美人シリーズの魅力なのですが、繊細さがより増したと言えそうです。
使い勝手は前作も良かったですが、今回も良いのでどっちもどっちで使いやすい印象です。
長さは74というモデルが無いだけに単純比較はできませんが、アジングロッドの流れは5ft台も増えていることなどを考えて短めになっている傾向があるのかな?と思います。
ぼくは、68も74も、そう大してロングロッドと思っておらず使いやすい長さです。
月下美人アジング68L-Sの評価
実用性 | |
---|---|
軽さ | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
月下美人アジングですが、ずいぶん良い感じです。こだわりさえ無ければ上位クラスまで行かなくても十分満足です。笑
自重自体も標準自重で63gと激軽です。なんで、こんな値段でこんなに良いのかと思えるのですが・・・。
全てにおいて良い感じなのですが、さらなるモノづくりの期待も込めて★5つにはしませんでした。笑
しかし、珍しいことにトップガイドはSicで他はアルコナイトガイドということをメーカーHPで公開されています。この1万円前後や1万円ちょいの価格帯はトップガイドのみSicリングという設定が多いのですが、なかなか公表までしているのは少ないと思います。この点は親切なので高評価です!笑
ガイドがオールSicになり、さらに値段も1,000円か2,000円ぐらい実売価で高いぐらいならさらに高評価でした!と言っても、実際はアルコナイトガイドとSicの使用感が極度に違うと思ったことのほうが少なかったりもしますが・・・。爆
さいごに
グリップ部分が小さいので、人差し指を竿本体のブランクにタッチさせるブランクタッチがし易いです。この辺もアタリが伝わり易いようになっている工夫でもあり、軽量化につながっていると思います。
エントリークラスでアジングを覚えて、やはりそれでは足りないと思える時に上位機種が欲しくなると思います。笑
そして、ぼくの今回購入した68L-Sはアジングではスタンダードと思えるクラスなので、最初の1本としては非常におすすめです。
このロッドでアジングを存分に楽しむも良し!しかし、どうしても、もう少し短ければ手元に伝わらないアタリも目で見て感じられることがあったりします。
そうすると5ft台だったり、もっとジグヘッド単体に限ったトガッタ1本が欲しくなるでしょう。
その時は、その時でまた考えたら良いだけで、とりあえずアジングをするなら良いですね。月下美人アジング!
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