淡路島と言えば関西圏では釣りのパラダイスと思われている方も多いのではないでしょうか。
実際に住んでいる自分からしても実に様々な釣りが楽しめるため、パラダイスというのは決して言い過ぎではないでしょう。
今回は淡路島の釣り場の特徴について紹介していきます。
淡路島の海の釣り場
淡路島はその名の通り島ですので、島を囲んでいるのは海になります。このため海釣りがとても盛んです。
北は明石海峡、南西部には鳴門海峡があり潮流の変化が多いことでも知られています。
魚さえ選ばなければ年中何かを狙うことが可能なのも大きな魅力です。
淡路島の潮
淡路島の潮時は東側と西側では全然違うのをご存知でしょうか。
単純に洲本港で満潮なら淡路島全体が満潮だとは限らないのです。
これは淡路島の南側から徐々に潮が満ちてきているイメージを持っていただければ分かりやすいです。淡路島の南部から徐々に満潮の時間が遅くなっていき、明石海峡を通って西側も満ちていくというようなイメージです。
淡路島の東側が大潮周りで朝、夕に満潮を迎えて日中に大きく下げる潮だったとしても西浦側ではダラっとした動きのない潮であることもあります。
このため、淡路島で釣りをすると言っても、釣りに行く場所の潮(タイドグラフ)を確認することが必須になります。
こちらのtide736は淡路島の沿岸部の潮汐を見るのに便利で、いつも覗いています。潮汐表を確認するのはどこで!?という方はこちらもあわせてご覧ください。(外部リンクです) http://tide736.net/
tide736で確認できる淡路島の釣り場について
淡路島の潮汐では・・・北部では岩屋、江崎、室津、仮屋。西浦では江井。
その他にも由良、福良、洲本などが確認できてとても便利です。
福良の潮汐はメガフロートへ行く時に確認して、西浦全般は江井を見ています。
風向きを調べよう
淡路島は太平洋側と違い、波が高くなりにくいですが、それでも風やうねりの影響を受ける場合があります。
少しでも波風の影響を減らせるためには天気予報、ウェザーニュースなどをチェックして風の方向、風速を確認するようにしましょう。
例えば、北西風が3-4m以上吹いているような日は淡路島の西部では釣りをするのが難しいことが想定されます。
南寄りの風では東側や淡路島南部ではうねりや波の影響が出てきます。
淡路島の海釣りは潮と風がとっても重要
ここでは淡路島で釣りをする際には潮の満ち引き、そして、風向きによって釣りのしやすさが変わることを覚えておいてくださいね。
これだけでも釣果アップに繋がります!
おすすめの海の釣り場
オススメ度を★で表しています。★5つは特に釣りがし易くて、おすすめです。
南あわじメガフロート
水深が深くて、大物が狙える釣り場として非常に人気のある釣り公園です。
洲本港 中浜
洲本港の中でもトイレ・駐車場などの設備もある嬉しい釣り場です。
狙える魚も非常に多いのが魅力の一つです。ただし、人気があるだけに週末や連休だと釣り場が人であふれかえることもあり、★4つです。
塩田新島(おのころ裏)
水深の深い釣り場で太刀魚、大サバの時期は非常に人気が出る釣り場です。
北側の防波堤先端部が特に良いのですが、人気があるため場所に入れないこともあります。
また、トイレも近くにないことからファミリー連れにはお勧めしにくい場所です。
鳥飼漁港
淡路島の西浦の釣り場で、外向きはテトラになっているため足場が悪いです。
しかし、根魚、回遊魚、チヌなどもよく釣れる場所で人気があります。
淡路島の淡水の釣り
淡路島は海釣りで人気がありますが、淡水魚も人気があります。
その中でも特に人気があるのがブラックバス釣りです。
今から20年ぐらい前は誰もかれもがブラックバス釣りをしていたように非常に多くの釣り人がブラックバス釣りを楽しんでいました。
今でもブラックバス釣りは淡路島の中でも人気の釣り魚種の一つで、ブラックバスのいる釣り場を探すのが一つの難点ですが、それもまた楽しみの一つでもあります。
年間を通して狙える魚でもあるため、淡路島で何かを釣りたい場合には海水の釣りがダメな場合に保険としてブラックバス釣りも視野に入れても良いでしょう。
ブラックバスの釣り場
もともと野池という言葉が主流で、ぼく自身も使っていましたが、野池というと自然にできた池みたいですね。
実際のところそのほとんどの池は田主(たず)が管理している農業用の貯水池であることがほとんどです。
このため、釣りをする場合は周囲の迷惑にならないことが大前提です。そして、釣り禁止も非常に多いため、釣り場を探すことでまず一つ難しい点がでてきます。
▶釣り場探し、ため池、ダムのことについてはこちらの記事もあわせてご覧ください
ブラックバス以外の淡水魚
ブラックバス以外にも外来魚では、ブルーギルもいますし、鯉、マブナ、ヘラブナ、手長エビ、汽水域に近い場所ではウナギも狙えます。
ほとんどが池を中心に狙えますが、洲本川や三原川と言った河川でも淡水魚が狙えます。
ヘラブナに関してはダムや池が良く、案外ブラックバスと共存している場合も多いです。知らない釣り場を探していると、へら台からヘラブナを釣っている姿を見て、「あ、ここってヘラブナも狙えるんだ」っていうのも結構あります。
だいたい大きめの池にはヘラブナもよくいる傾向にありますが、大きめの池は大概が釣り禁止なので、この点でもヘラブナをしていた経験がある以上困った点でした。
さいごに
淡路島の釣り場は海釣り、淡水の釣り、それぞれ沢山の釣り場があります。今回は一部の海釣り場と釣り場の特徴を主に紹介しました。
地元の釣り人でも淡路島の全部の釣り場に通いまくる!というのは無理でしょう。笑
それぐらいの規模ですので、1年に1回、2回、釣りを楽しみに訪れる方にはぜひとも釣って楽しい思い出を残して欲しいと願います。