海上釣り堀

海上釣り堀で、カツオの切り身を使うタイミング

 

冷凍のカツオどうも!海上釣り堀で人気の釣りエサと言えば、カツオです。
ココで言うカツオとは、ソウダガツオと言われるカツオです。

今回は、このカツオを使うタイミングを独自の経験に基づいて回答していきます。

ズバリ、このカツオというエサは釣れるエサです。

テルヤス
テルヤス
この冷凍エサで一日通して釣りをしてくれ!と言われると厳しいところはありますが、何とかなる可能性は高いエサです。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
なるほど。意外に良さそうなエサってことかな?

カツオの切り身が釣れるタイミング

カツオの切り身が釣れるタイミングは、存在するのでしょうか?
答えは釣れる可能性が高くなるタイミング、また、カツオの切り身が強いタイミングは存在すると考えられます。

この項目では、カツオの切り身が釣れるタイミングを紹介します。

青物放流後

釣堀のイベントと言えば、魚の放流が挙げられます。

朝から釣りを開始して、釣堀、時期によって違いますが数度の魚の放流があるとします。
その中でも、青物と呼ばれる魚たちであるブリ・ハマチ(ワラサ)、カンパチ、ヒラマサなどを放流された直後がカツオの切り身の出番となるタイミングです。

青物放流後の選択肢は2つ

青物が放流された後の選択肢は、魚の切り身であるカツオの切り身。そして、もう一つは活きアジなどの活きたエサを使用することです。

青物放流後に使いたいエサ

〇活きアジ

〇カツオの切り身

大きく分けて、この2つのエサが青物に効果抜群です。

テルヤス
テルヤス
実際には、活きアジ、カツオの切り身以外にも、冷凍のキビナゴ、シラサエビ、冷凍のイワシなども青物は食ってきます。しかし、その中でも、押さえておきたい釣れるエサが、活きアジとカツオの切り身で釣果の実績も高いです。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
なるほど。

活きアジとカツオの切り身の使い分け

そして、活きアジとカツオの切り身の使い分けです。基本的には、放流直後で活性の高い魚は、魚を積極的に追って食ってくる可能性が高いです。

このため、カツオの切り身を青物放流直後に使うことは少ないです。

では、カツオの切り身は?となりますが、カツオの切り身は、青物が放流されても青物がすぐに食ってこない時。

また、青物が一定時間食ったあとに食いがやみ始めた時に使っています。

これは、積極的にはエサを追わないけれども、食べやすいエサがあれば食ってくる魚をイメージして使っています。

青物放流後じゃなくても、釣れる万能エサ

実はカツオの切り身は、青物狙いだけではなく、真鯛・シマアジも釣ったことがあります。

このことから、特別に青物放流後に切り身を積極的に使わなくても、通常のエサとしてのローテーションで使うことができるエサだと言えます。

テルヤス
テルヤス
結構、色んな魚が食ってくるエサでもあります。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
そっかー青物だけじゃないんだね!

青物狙いではない場合、エサの切り方を工夫する

カツオ切り身
青物狙いの場合は、幅1.5~2cmで短冊状に切ったエサを使う場合が多いです。
この大きさでも、真鯛などは食ってきますが、エサの幅が大きくなると、吸い込みが悪いことからシマアジの食いは期待が薄いです。

シマアジも視野に入れる場合は、針の大きさが埋まるぐらいのサイコロ状にカットして使うと真鯛・シマアジにも効き、食い込みがよくなることが期待できるので、ぜひ試してみて下さい。

カツオの切り身の刺し方と交換のタイミング

カツオの刺し方釣りをしていて、海水に漬けた状態だと身が白っぽくなってきます。
こうなってきたら、エサの交換タイミングです。

針の刺し方は、上記画像のように青物狙いなら真ん中に刺しています。

身は柔らかいため、針持、誘いをすると針から取れやすいので注意が必要です。

カツオの切り身は、鮮度と生臭さ?

カツオの切り身は、切った直後は身に血が良く付いていて、これが魚に好まれているのではないか?と考えています。

解凍して暫くすると、身が柔らかくなってくるので、鮮度が重要なエサだと言えるでしょう。

半解凍やエサが冷たい状態での使用がグッドです。

カツオが余ったら?

カツオを一本買って使うと、当日にあまりカツオが食わずに余ることがあります。
このことから、カツオを1本丸々買った場合は、再々で面倒かもしれませんが、数投分で使う分量のみカットして、使わないエサはクーラーボックスで鮮度が落ちないように保管することをお勧めします。

そして、このカツオが余った場合は、次の釣行までぐらいなら冷凍庫に入れて、使っています。1回目の解凍よりも2回目の解凍のほうが腐りかけなのか、生臭さが増しています。

これはこれで、普通に使って釣っていますので、次の釣行が1ヵ月ぐらいとかでも、冷凍焼けや乾燥さえしていなければ使える可能性が高いでしょう。

余っても状態が良ければ、再び冷凍して次回釣行でも使える場合が多い

しかし、何度も何度も冷凍→解凍を繰り返すとさすがに鮮度や身が柔らかくなるなど使い勝手にも問題が出てくる可能性があります。

次回の釣行がいつになるか分からない場合は処分でもOKです。

また、カツオ1本買いではなくてもカツオの切り身として釣堀や釣りエサ屋でも売っていることもあります。こちらも便利なので利用すると良いでしょう。

テルヤス
テルヤス
大概、一人で釣り堀に行く時はカツオ1本を使い終わることは少ないです。他のエサとのローテーションでも使うので、だいたい半身ぐらいで終わります。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
そうなんだな~。 

さいごに

カツオの切り身を使うタイミングは、通常、青物を狙う場合は活きアジを追うまでもないほどの活性の高さ。

また、青物が食っていないタイミングでの真鯛・シマアジ狙いのローテーションのエサとしての有効性が挙げられます。

ただ、この真鯛・シマアジ狙いの場合でも青物が食ってくる可能性があります。

カツオの切り身が有効な時間
  • 青物放流後の食いがやみ掛けた時
  • 青物放流後に活きアジでの食いが悪い時
  • 魚が食っていないタイミングにローテーションとして使えるエサ

青物が獲れるようにするには、ハリスを太めに設定したタックルで挑むことが無難です。具体的には、ぼくの場合は青物も掛かる可能性がある場合ではハリス4号で真鯛と兼用で使うことがあります。

4号ハリスが太いか細いかというのは、タックルバランスでもあるのですが、時間を掛ければ4号だとブリクラスは厳しいでしょうけれども70cm前後の青物なら大概は取り込める可能性が高いです。参考までに・・・。

ではでは 良い釣りを!

ソウダガツオは、冷凍エサで販売されている際に「メジカ」と記載されていることもあります。