どうもテルヤスです。今回はショアジギングロッドの入門クラスとして、メジャークラフトのロッドを紹介します。
メジャークラフトのロッドというと、ソルパラのイメージが強いのですが・・・。
メジャーと言えばジグパラも皆さん使われたことがあるんじゃないでしょうか?
めっきりロッドメーカーから、ルアーゲーム全般用品もリリースするようになったメーカーですが・・・ショアジギングロッドの作り込みもしっかりとしていました。
18ソルパラショアジギングモデル
今回のロッドは18年に発売されたソルパラSPXシリーズです。
とにかく言える事が、1万円前後の価格で本当に初心者の人でも手ごろに始められるロッドをリリースしてくださりありがたいなぁ。ということです。
購入したのはSPX-1002MH
ソルパラのショアジギングモデルですが、2019年11月13日時点で9モデルリリースされております。
長さも9ftの5~30gを使うスーパーライトショアジギングモデルから、本格的なヘビークラスの1002Hで80g前後のジグを使うモデルまであります。
定価ベースでも9,200円~10,300円という手ごろなのが嬉しいところです。
購入したモデルは重めのジグを中心に幅広く使えそうな1002MHです。
SPX-1002MHのスペック
全長(ft) | ルアー(g) | PEライン(号) | 本体価格(円) | |
SPX-1002MH | 10 | 60±20 | 1.0-3.0 | 10,300 |
(2019年11月13日時点)
長さと使えるウェイト、そして価格の手ごろさが何よりの魅力です。
ちなみに標準のロッド自重の記載はメーカーHPを見ても有りませんでした。
ただ、ソルパラを購入する際の目安として重さや感度よりも、手軽な価格というのが最強のポイントだったので・・・・
こうやってスペックを書いていて、初めて思い出しました。笑
こちらが所有しているSPX-1002MHの重量です。
SPX-1002MHの重量 273g
標準重量が記載されていませんので、個体差はもちろんあると思います。
ちなみに、実売価では同じくらいの価格になるシマノのソルティーアドバンスショアジギングモデルは・・・1002MHで265gなので、激しくソルパラが重たいということも無いようです。実際にソルパラを持った感じは、普通にずっしり感があるショアジギングロッドです。かといって、激しく重たいと感じるほどではなく、まぁ・・普通な感じのショアジギングロッドと言った感じでした。
19ソルティーアドバンスショアジギングHP
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5802(外部リンク)
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値段的には、ショルティーアドバンスショアジギングも手ごろです。
実際に使ってみた感想
ティップ部分の戻りが、ピンピンとした感じではなく、やわらかく戻りが遅い感じです。
これが良いのか悪いのか、人によって変わると思いますが・・・。
魚が来てもバイトを弾きにくいように感じます。ただ、ジグとかを跳ねさせるのには、ティップ部分からバットにかけて、もう少し弾性があれば・・
もっとやり易いようには思います・・・。しかし、その辺の欲は、値段相応なのかな?と思います。
メーカーHPにもカーボン含有率の記載が無いので、まぁ・・・使った感じ、弾性は低いのでカーボンも少なめな感じです。
そして、その代わり・・・粘りがある感じで、やはりバイトの弾きやポッパーやトッププラグは案外使いやすいんじゃないかな?と思いました。
ミノーを引いていてもわりと使いやすくて良い感じです。
青物を掛けて、寄せてくる感じも、ちゃんと粘ってくれてパワー不足という感はありませんでした。それでいて、硬すぎる感じは無かったので非常にファイトは楽しめました。
硬さは・・・MHというには、少し柔らかい印象を受けました。これも、粘るような調子によるところかもしれません。
ソルパラSPX-1002MHに合わせたリール
今回のロッドに合わせたリールは14スフェロスSW6000PGです。
ロッドのクラスが10ftでMHの硬さがあるので、軽すぎるリールだとバランスがとれていないというか・・・持ち重りがするかもしれません。
ソルパラとスフェロスの組み合わせは中央部に位置するタックルです。
シマノの6000番ですが、決してリールが大きすぎる感じはしないと思います。
ぼくにとって、スフェロスSWはショアジギングに大切に活躍しているリールのひとつです。こちらの青物釣りにおすすめ!シマノ スフェロスSWの記事も参考にしてみてください。
購入して気になった事、良かった事
まずは、エンドグリップのデザインがカッコいいこと!コルク素材のグリップで見た目も良いですし、ファットになっているためキャスト時に力が入り易いです。
ダブルラッピングという手法で、一度ブランクスにスレッドを巻いてから、ガイドを置いて直接ガイドの金属部分がロッド本体に触れないような形をとっているようです。
これをすると、通常のガイドフットを巻くよりも手間がかかるので、普通に考えると工賃の上昇が考えられます。工程上面倒なので、コストが上がるわりには、定価が抑えられている点が気になりました。
そして、たしかに磯や大物を狙う時には欲しいガイドの巻き方でもあるので、この巻き方だと安心感があるという方も多いかと思います。
実際にダブルラッピングかどうかは、ガイドを外さないと確認はできませんが。笑
ガイドセッティングでのこだわりは現れているように感じました。
ガイド形状は絡みにくいKガイドでは無いようです。ただ、使っていて目立って糸がらみは今のところありません。(使用回数5~6回)
また、ガイドリングはOリングなので、Sicリングが良いという方は・・・
この価格帯のショアジギングロッドでは・・なかなか無いかと思います。
何気に嬉しいポイントが穂先側ての根元部分にロッドのナンバーが記されている事です。
例えば、同じ長さのソルパラを持っていて、デザインが似ていた場合・・・
同じように置いていて・・・穂先と根元部分を間違えて釣り場へ持って行く・・・。なんてことは、ぼくはありましたが・・爆 そんなことが無いように穂先と確認するのが簡単です。笑
その他・・・使用するPEについては、メーカーHPに1号~3号とありました。
しかし、このロッドでPE1号に80gのジグを投げるとかは・・・
ぼくの中では考えられません。リーダーを太くすると投げた時のショック切れなどは無くなるかもしれませんが・・・。仮にも60g以上80gのジグも使う予定でしたら・・・2号以上のPEは、有っても良いんじゃないかなと思います。
ロッドの硬さからすると、1号や1.2号だと・・んー・・・切れそうに思って仕方ないです。ドラグ設定、リーダー、使っているルアーのフックの太さなどによっても、この辺は変わってくると思いますので・・・
細号数のPEで挑む場合はやはり・・ライトショアジギングモデルのLSJやスーパーライトショアジギングモデルから選択した方がバランス的には良いでしょう。
SPX-1002MHの評価
実用性 | |
---|---|
見た目 | |
軽さ | |
コスパ | |
総合評価 |
値段からすると、やはりソルパラはエントリーモデルとしては本当によく作っているアイテムです。
この価格でこれ以上のものは、現実的になかなか難しそうです。見た目は、安っぽくなく使っていてもジグやトッププラグなど使えるので、エントリーモデルとして選ぶのには良いです。メインが60g前後のジグ中心で、時々80gも想定する場合は基軸の1本として良いです。
さいごに
今回はソルパラショアジギングモデルのSPX-1002MHの使用感をお届けしました。
そこまで本格的にやるか分からないけれど、手ごろな価格で探している。そういう時にはメジャークラフトのソルパラはホッとするアイテムになるかもしれません。
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定価ベースで10,300円なのでネット通販を利用される場合は、送料が掛かる・掛からないでも価格が大きく変わるところなので、購入の際は送料を含めてチェックしましょう!
ではでは 良い釣りを!