ロッド・リール

19ヴァンキッシュを評価!凄いリールができたもんだ・・・。

ステラとヴァンキッシュの巻の違い今年のフィッシングショーで18ステラ、そして19ヴァンキッシュの巻きの違いを体感してきました。実際に回転慣性モーメントが違うんですよ!ほら、回してみてください。

ね?違うでしょう?

と言われても・・正直なところ、気持ち軽い・・ぐらいの鈍感なぼくですが・・・。笑 それでも、何となく違いが分かるだけでも奇跡・・?目をつむっていれば外れていたかもしれませんが!

とりあえずですね。ステラでなくて、ヴァンキッシュという存在感は強烈でした。

今まで12年、16年、そして19年とモデルチェンジを繰り返したヴァンキッシュ。
本気でカッコいいし、スペックはステラではなく、ヴァンキッシュを好んで購入される方も多いのではないでしょうか?

ヴァンキッシュの魅力は何といっても、とてつもなく徹底された軽量化の実現です。なにせ軽い、この軽さは武器です。

しかし、値段が高い!と思いつつも、今月、とうとう買ってしまいました。爆

テルヤス
テルヤス
高額品買う時は、家族に内緒で買うという・・・。あとでバレるとヤバい。爆
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
チョンバレやろ!?笑

19ヴァンキッシュ

ラウンドノブが標準でついたヴァンキッシュ19ヴァンキッシュは、釣具大手シマノから2019年にリリースされたクイックレスポンスシリーズの最高峰スピニングリールです。

とにかく、巻き始めの軽さと意図したところで、スキッと止められる感覚がとにかく好きです。が・・・初回に発売が決定されているモデルの定価も57,000円~59,800円となっており、かなり高い価格のリールになっています。

しかし、それでもステラと比べると20,000円以上安いという・・・。実に、その2万円の差は・・・。となる世界です。

テルヤス
テルヤス
ステラって、やっぱり高いんだなぁ・・・。持っていたこともあるけれども、今はそこまでのリールを買う元気が・・・。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
そのわりには、頑張ってヴァンキッシュ買ったもんだな!

19ヴァンキッシュのモデル

19ヴァンキッシュはC3000番というエサ釣りなど、汎用で使える規格も出ています。
しかし、そのほとんどがライトゲーム・エリアトラウトから、ショアジギングに対応するC5000XGという番手まであります。

実際のところ使用を前提としている方の多くはルアーフィッシング中心ではないでしょうか?

選んだのはヴァンキッシュ2500S

ヴァンキッシュヴァンキッシュもそうですが、種類がやはり数えたところ15機種もあります。
その中で自分の釣りに合った機種を選べば良いのですが、選択肢としては数種類ぼくもありました。

購入前に悩んだ機種
  • 2500S
  • C3000SDHHG
  • C3000MHG

この3機種で悩みました。で、これで何に使うんだ?って感じですがメインはエギングです

エギングとなると、ダブルハンドルが取り付けられているC3000SDHHGの一択でしょうか?この辺は、購入前にかなり悩みましたが最終的に2500Sとなりました。

テルヤス
テルヤス
なんで、SDDHGのダブルハンドルを素直に買わないんだ?と思われるかもしれません。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
思った!テルヤス、変な奴。爆

C3000SDDHGをエギング用として選ばなかった理由

単純にダブルハンドルが最初から取り付けられているのは魅力でした。

しかし、HG(ハイギア)モデルというのが、一つの悩みでした。正直なところ、エギングには今のところHGである必要性がぼくには有りません。

2019年にステラも追加モデルとして、ノーマルギアのダブルハンドルが6月にリリースされます。

やはり、HG派ではなく、ノーマルギアのダブルハンドルが欲しいという支持層もいるということになりそうですね。同時リリースでも良いように思いますが・・・。このことから、ヴァンキッシュも追加でノーマルギアのダブルハンドルが出たりしないのか?気になるところです。

キャストをして回収をするのが速いのは良いかもしれませんが、しっかりと誘えるしゃくり方をすると手前に寄ってくるスピードが遅くなります。すると必然的に糸を速く巻きすぎると手前に寄ってくるんじゃないの?と思うからです。

糸ふけを取ったりするのは、楽でしょうけれども。

その他には、大型のアオリイカを掛けた時のリーリングです。
結構アオリイカは重たいものです。釣って巻き上げてくる時はジェット噴射以外にも海水を含んでいたりするので、実際は1kgでも結構な重さがあります。

この時にHGだとギアへの負荷が大きく、ノーマルに比べてより重たく感じる可能性が高いです。

そして、ダブルハンドルモデルですが、結局のところ互換性のある社外品を探してみるのも良いでしょうし、絶対にダブルじゃなきゃダメという人ではない限り、シングルハンドルでも十分エギングは有りです。

さらに、ドラグ力もC3000SDHHGは最大ドラグ力が9kgもあります。

そんなに要りません。笑

2500Sは最大ドラグ力が4kgとなっており、試しに絞めこんでみましたが十分強く締まりました。

エギング用で悩んだけどやめた理由
  • 別にダブルハンドルじゃなくてもOK
  • HGモデルでは無いモデルが良かった
  • 2500Sでも十分だった

これらの理由が主にダブルハンドルモデルをやめた理由です。特にHGモデルしかないというのが一番の理由でした。

テルヤス
テルヤス
ノーマルギアもあったら、ダブルハンドルを選択していたかもしれません。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
メーカー側もエギングでは、HGのほうが支持されているから最初にHGモデルで出したんじゃないかな?

C3000MHGをやめた理由

このC3000MHGは、同じくHGモデルでありながらめちゃくちゃ悩んだモデルでした。笑
悩んだ理由としては、C3000MHGにしてしまえばシーバス、小型青物も視野に入るPEラインも糸巻き量として十分だからです。

  • 1.2号で150m入ります。

C3000SDHHGではPE1号で120mとなっており、シーバスを狙うにも微妙な長さです。

その点C3000MHGにするとPE1号で190mとなっており、汎用性が高く使えるのが魅力でした。また、ダブルでは無いのでエギング以外に使っても使い勝手は良いでしょう。

シーバスとエギング・・・という選択肢で言えば、このリールを選んでいた可能性大です。

C3000MHGをやめた理由
  • シーバスメインなら、このモデルを選んでいた
  • 替えスプールを利用を考慮に入れていない

替えスプールさえ用意すれば、エギング・シーバスともに活躍していたかもしれません。

しかし、シーバスはシーバス用として使いたいという勝手な理由もあり、やめました。

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2500Sにした理由

ヴァンキッシュ2500Sスプールにも番手が書いてあるってどういうこと?笑 一つ一つデザインも洗練されているところがカッコいい。

は、さておき、2500Sにした理由ですが・・・

エギングで0.6号のPEを200m巻けるからです。そして、最大ドラグ力がC3000番の9kgに比べて5kg低い4kgとなっています。

2500Sは最大ドラグ力4kg

エギングシーズン中は主にエギングに使い、エギング終了してからの冬から春にかけてのメバルのシーズンなどにも使いたい!と言ったライトゲームでの活躍に期待してのものでした!

実際のところ2000番クラスではボディ、スプールが小さく感じることもありヤマガブランクスの9ft台のロッドと合わせた場合は、やはり2500番クラスが合いました。

軽量化されたスピニングリールですが、その威力は軽量化されたロングロッドのライトゲームでも活躍の場が絶対に出てくるはずです!

エギングよりは、こっちのほうが期待大きいかもしれません。笑

2500Sを選んだ理由
  • エギング用に使っているPE0.6号が200m巻ける
  • メバルなどのライトゲームにも使うので、シングルハンドルが良かった

大きくこの2点なのですが、この2500Sというのはブラックバスでもスタンダードなモデルであります。ナイロン5LBで110mという丁度いいモデルで、この軽さのリールをバス釣りに使えば、より集中して釣りを楽しむことができるでしょう。

ということで、バス釣りにも使おうとしています。笑

テルヤス
テルヤス
バス釣りに使ったら最高に良いでしょうね。この軽さ・・・にロングストローク。見るからに飛距離が出そうです。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
なんだって、こんなにリール進化するんだろうね。

ヴァンキッシュを実際に手に取ってみて

ヴァンキッシュ実際にフィッシングショーで、見て触っている分には、所有感なんてものは有りませんし、買うなんて思ってもみませんでした。

なので、そこまでの興味が無いと言えばそうだったのかもしれません。しかし、買ってみて触ってみて、見て見て・・・そのカッコよさはたまりません!!

ヴァンキッシュスプールスプール形状、肉薄なスプールに先進的なデザイン。ツインパワーXDのスプールと似ている部分がありますが、ステラ以外のモデルでは初となるロングストローク構造というのが、このリールの高級感をより高めている要素になっていると思います。

ヴァンキッシュ実際に持ってみたところ、165gという軽さなので、安っぽい質感があるのでは?なんて思ってましたが、実際にはそんなに安そうな質感がしません。

これはボディ色が黒色に近い色で重厚感があるからなのかもしれません。

勝手に思っているだけですが・・・笑

ヴァンキッシュヴァンキッシュのスプール内を下から見た画像です。

異物が入りにくいようなシールド感があります。この辺のデザインもカッコいいです。

シャフト部分スプールを外した内側は、こんな感じです。

ヴァンキッシュJAPANの文字が安心感を出しています。日本製でなければ、いくら安く作れるんでしょうねぇ?しかし、値段ではなくて、質感や使いやすさ、このリールを使って、より魚が釣れるか?その辺が重要なのかもしれません。

テルヤス
テルヤス
JAPANという文字が安心感を高めますね!

 

ヴァンキッシュの良かった部分

ヴァンキッシュスプールヴァンキッシュの良かった部分は、とにかくデザイン面が良いことです。スプールもいちいちカッコいいです。

ドラグノブこちらはドラグノブです。このドラグノブが、今まで20年以上いろいろと触ったリールの中でおそらく一番軽いと思います。それぐらい、軽い。笑 このドラグノブの軽さが一番驚きましたね。

ヴァンキッシュスプールもちろんスプールも軽い。

ハンドルハンドルは軽量化されているものの金属パーツとのハイブリッド構造のようです。
これが、また質感がとてもいい感じです。Ci4+素材のみのカーボンハンドルとかよりは、こちらのモデルのほうが、ずいぶんとカッコいいと感じます。

あくまでも個人的な意見ですが!

付属品

付属品こちらの画像がヴァンキッシュの付属品です。特別にお金が掛かっているような部分が無く、リール袋もついていましたが、黒色で綺麗ですが、質感で言えばそこまで高級感のあるようなものではありません。ナイロン系な感じです。

ヴァンキッシュにゴメクサスのリールスタンド取付

リールスタンドヴァンキッシュにゴメクサスのリールスタンドを取付けてみました。

なかなか良い感じにマッチングしています。笑

テルヤス
テルヤス
合うね!笑
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
  たしかに、そう言われると?笑
ゴメクサスのリールスタンド
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19ヴァンキッシュの心配な点

軽量で剛性、ギア耐久性もアップさせているにも関わらず、ヴァンキッシュにも心配な点があります。

ヴァンキッシュの心配な点
  • 前回のモデルは16年、それからわずか3年でモデルチェンジ
  • C5000XGでも重量はわずか220gと超軽量、軽量ロッド以外は持ち重りしそう

おもにこの2点です。ヴァンキッシュは軽量化されているリールであるからこそ、軽量ロッドとの相性は最強に良いでしょう。しかし、ロッドが軽くない場合はバランスが取れずに竿が持ち重りする可能性が高いです。

そして、前作からわずか3年という短い周期でのモデルチェンジ。

正直なところ、せっかくこれだけの大金で購入しても、また3年と言う短い期間でモデルが新しくなるというのは・・・。ちょっとモデルチェンジが早いのではないか?そう思うのはぼくだけでしょうか。

テルヤス
テルヤス
4年ぐらいは・・・モデルチェンジしないで欲しいなぁなんて勝手に思ったりしますが?
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
よくなるのなら、仕方ない部分ではあるよね。

19ヴァンキッシュの評価

所有感
デザイン
コスパ
巻き心地
総合評価

個人的な評価をしてみますと・・・

所有感はかなりよろしいです!デザインもかなり、かっこいい!

コスパは・・・正直なところ、価格が高いので、そこまで良いとまで今のところ思えません。巻き心地は、どうしてもステラなどのコアソリッドが好きなので、コアソリッドシリーズの巻き心地が好きです。しかし、細かなアクションを加えたり、止める動作を加える場合はクイックレスポンスシリーズの使い勝手はコアソリッドシリーズ以上に良いと思っています。

総合評価としては、価格がもう少し安ければもっとよかったのに!と思っているため、☆4.5といったところです!

さいごに 買って良かったか?

ヴァンキッシュ買う前は悩みましたよ・・・。

今回購入したヴァンキッシュは定価58,000円のモデルです。
実売価で定価の25~20%offぐらいで購入時は販売されていました。46,000円ちょっと~5万ちょっとですね。

なかなかの高額品ですが、買ってみたら、持っているだけで大満足です。笑

今まではシマノの最高峰と言えばステラ一択!と思ってましたが、実際にヴァンキッシュを見ていると、ステラではなくヴァンキッシュという選択肢を多くの人たちが選ぶ可能性は高いでしょう。

なにせ、軽量というのは武器です。18ステラ2500Sと比べて19ヴァンキッシュ2500Sは自重で40gも軽量です。。18ステラの重量で言えば1000SSSPGの165gと一緒です。すごくないですか?2500番で、ステラなら一番小さいモデルと同じ重量って・・・。

そう考えたら、本当にびっくりするぐらい恐ろしい軽さです。

このリールを使って釣れなかったら、道具のせいにはできなさそうです。笑

ちなみにシマノ総合カタログに掲載されている参考モデルも2500Sでした。
2500Sは、やっぱりバス釣りスタンダードモデルだけではなく、人気モデルなんでしょうかね!

ではでは 良い釣りを!!

※その後のエギングでの使用感としては、剛性感では使用中に不安を感じるようなことは今のところありません。(2019年7月4日更新)