どうもテルヤスです。今回は20ストラディックSWと19ストラディックのスピニングリールを比較しました。
両方ともにシマノから発売されているリールですが、ストラディックSWは19ストラディックよりも後発になります。
並べて見て、あれ?と思った感じです。そうなんです。ベースが19??と思ってしまいました。笑
20ストラディックSWと19ストラディックの比較
ぱっと見、色違いなだけに思えてしまうのはぼくだけでしょうか??笑
スペック比較
今回比較する機種は4000番台です。所有しているのがSWが4000XG、ノーマルが4000MHGなので、スペックもそれに合わせています。
20ストラディックSW4000XG |
19ストラディック4000MHG |
|
ギア比 | 6.2 | 5.8 |
糸巻き量 PE号ーm | 1.5-320 | 1.5-200 |
最大ドラグ力(kg) | 11 | 11 |
自重(g) | 300 | 280 |
ベアリング/ローラー | 6/1 | 6/1 |
ハンドル1回転当たり最大巻き上げ量(cm) | 101 | 95 |
本体価格(円) | 32,000 | 27,800 |
(2020年11月3日時点)
ドラグ力やベアリング数も同じです。本体価格はSWのほうが1割以上も高いですね!!
微妙に大きい違いだと思います。
スプールの大きさは一緒!!
こちらがスプールの比較です。一緒でしょ!?事実スペック表をみても同じでした。
径が52mm、ストロークが19mmです。
スプール互換表を確認してもやっぱり互換性がありました。
シマノスプール互換表
http://fishing.shimano.co.jp/product/s/reel/spool_compatible.html#link_18_stella(外部リンク)
ちなみに属するのは・・・
- 18-19ステラ、20ツインパワー、19ヴァンキッシュ、19ストラディック、20ヴァンフォード、20ストラディックSW これらの4000、4000MHG、4000XG、PG、C5000XG,HG
こんな感じになるみたいです。スプールの互換性があるというのは、何かと便利そうです。
スプールを19ストラディックに取付てみました。なんだか旧タイプのストラディックみたいになりました。爆
やっぱり
こっちのほうがカッコいいですね??
19ストラディックはロングストロークスプールを採用とのことですが、SWモデルも同等なのでロングストロークという表記は無くても4000XGはロングストローク化されているようです。
スプールは互換性有り!
どの辺が違うのか??
ちなみにラインローラー部から右側に取付られているパーツがアームカムというそうですが、アームカムとローターを固定している固定ボルトがあります。
SWの場合はアームカム部の固定ボルトに2種類の座金が入っていて、この辺が強度面で力を持たせている???のかも???と思った部分です。
SWパーツ№40固定ボルト、120、122が座金です。
19ストラディック4000MHGは№38固定ボルト、120座金。
19ストラディック4000MHGパーツ価格表https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=04023(外部リンク)
20ストラディックSW4000XGパーツ価格表
https://www.shimanofishingservice.jp/parts_price.php?scode=04242(外部リンク)
ドライブギア、ピニオンギアなども価格は同じでした。
ちなみにインフィニティドライブ、X-プロテクト for ストッパーベアリングなどの技術はストラディックSW4000HG、XGを除くストラディックSW機種に搭載されているようです。
なんだか、4000番にも入れて欲しいと思います。
ちょっとHPを見ていて気になったところが下記のX-プロテクト技術です。
X-プロテクト
滑らかさと防水性、どちらも譲れない。
撥水効果とラビリンス構造を複合することで、回転の軽さを損なうことなく、水圧にも耐える防水性能を実現。搭載箇所はラインローラー部とボディ(ローラークラッチ)部。特にラインローラーの耐久性は5倍以上もアップしています(対当社従来品)。
シマノ 19ストラディックHPより引用
X-プロテクト for ラインローラー
NEWストラディックSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上した。ストッパーベアリング部と同様に、図のように海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上※に。
※当社比較テストによるシマノ 20ストラディックSWHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/6164(外部リンク)
ラインローラー部分の記載がどちらもあるのですが、ストラディックSWはベアリングの耐久性が従来比10倍以上とのこと。
19ストラディックはラインローラーのベアリングとは書かれていないものの、ストラディックSWについてはラインローラー部分の耐久性がとにかく高そうです。
この辺はストラディックSWの耐久性に大いに期待できそう!と思ったところです。
本領発揮は4000番台ではなく、5000番以上のものがよりソルト仕様と言う感じがします。
ボディ部を比較
同じような感じです。
使用感としては
やっぱりハンドルノブが握り易くて非常に楽に使えました。巻き心地良いです。
重厚感という黒っぽい色のイメージもあるのか、ストラディックSWのほうが、なんだか強いような??感覚はありました。
そんなには使用感としては違わないのかもしれませんが、やはり最初からラウンドノブが付いている20ストラディックSWは魅力です。
丸形のハンドルノブが良い!という場合には、19ストラディックもC5000XGの選択も有りかと思います。
ん~。ライトに行く場合はストラディック、ガッチリ感と耐久性に期待したい時はストラディックSWと言う感じですかね。
仮に19ストラディック4000MHGでも、ラウンドタイプのノブは後からでも付けられます。早巻、青物やオフショアのことも考えると同じような番手なら、防水・耐久性に期待ができそうなSW仕様のほうがオススメです。
さいごに
ただ、このSWの4000HG、XGという選択肢は青物メインでない場合は19ストラディックでも十分良いのかもしれません。やはりSW4000にするとノブのパーミングも良いのですが楽に巻けてしまうためスローリトリーブや繊細な釣りには、向いていないかもしれません。
どっちが良いのか!?と言われると、今回の両モデルは非常に悩むところです。笑
最終的には青物メインで、早巻主体ならラウンドノブ搭載のSWのほうがおすすめかな?と思います。もちろん、19ストラディックC5000XGもラウンドタイプのノブがついているのでこちらでも良いと思います!あとは、SW仕様の防水・耐久性向上に期待値があることでしょうか。
今回のストラディックSWは6000番、8000番、10000番と大型も発売されますので、やはりそれらの大型番手が特に期待したいと思ってます。また、19ストラディックは6000、8000という大型番手は発売しなかったのも比較検討するまでもなく、これを使って下さい!という感じですね。笑
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ノーマルの状態でも十分に良いのですが、ノブを交換して使ってます。
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期待は裏切られなかった使い心地のストラディックSWでした。笑
ではでは