どうもテルヤスです。ダイワが力を入れているエントリークラスと言えば・・・?
〇〇〇XというXシリーズが価格面でも手ごろです。
今回はライトゲームに人気のアジングXを使ってみました。
名前の通りアジ用というロッドですが、アジ以外の魚種を釣っても面白かったです!!
アジングX
ライトSWルアーフィッシングの最先端を行くダイワのトップブランド「月下美人」の設計思想から生まれたアジングロッド。目に見えないロッドのネジレを抑制してパワーと操作性を向上させる「ブレーディングX」にダイワオリジナルリールシート、上位機種にも引けを取らないデザインなど、仕様も充実。手軽に始められるアジング入門にうってつけのシリーズ。
ダイワHPより引用
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/ajing_x/index.html(外部リンク)
アジングXはダイワのライトゲームブランド「月下美人」シリーズよりも、さらに価格で手ごろになっているロッドです。月下美人の設計思想から生まれたモデルなので・・・月下美人で良いんじゃないの?とも思えますが・・・。笑
ちなみに、アジングXのXというのはブレーディングXと言って、カーボンをクロス状に巻き上げている技術です。これによりキャストのブレやねじれを抑制することで、使用感の向上につなげています。
購入したのは59UL-S
実際に購入したのは59という竿の全長としては6ft以下の短いモデルです。
アジング専用ロッドに顕著なのですが、最近では5ft台という短いロッドも珍しくありません。
ジグヘッド単体など、飛距離面でもロングキャスト中心ではない場合、手元に伝わるアタリに加えて、目で見える変化で潮や魚のアタリも取り易いとされています。
実際に潮の流れや潮を受けているというのは、感覚によるものもありますが、目視で見れるティップ部分も十分な判断材料となります。
ジグ単と言われるジグヘッド単体をメインとする場合、この59UL-Sの一択でした。
ULはウルトラライトと言われる、超柔らかいロッドです。語尾のSはソリッド穂先を採用していることを表しています。
59UL-Sのスペック
アジングX | 59UL-Sのスペック |
キャストウェイト(g) | 0.3ー5 |
ナイロンライン(lb) | 1-3 |
PE(号) | 0.15-0.3 |
本体価格(円) | 10、000 |
0.3gという超軽量ジグヘッドの使用を想定しての設計です。正直なところ5gという重さまでの使用は考えておらず、1g前後を中心に使う予定での購入でした。
定価で1万円という価格がとっても魅力で、実売価ではアンダー1万円です。
月下美人シリーズと比べても手ごろな価格
月下美人シリーズのエントリークラス月下美人アジングでは5ft台という短いモデルも無く、短い竿で611となっています。価格も定価で14,000円とアジングXに比べて4,000円高いです。(2019年11月25日時点)
しかも、ULアクションはあるには有りますが、71UL-Sと竿が長くなってしまいます。
短さゆえの利点?
実際に購入して、手に持ってみると、本当に持ち重り感がありません。笑
アジングロッドはアジングX以外にも持っているので、違うロッドと比較すると値段相応と考えて差し支えないのですが・・・。ロッド自体が短いため、そこまで竿の重りが気にならないです。
月下美人アジング611L-S 自重 88g
アジングX 59UL-S 自重 98g
全長で月下美人アジング611LSは3アジングXに比べて30cm以上長いのですが、自重だけで見ても11gも軽いです。(月下美人アジング611LSは全長2.11m、アジングX59UL-Sは全長1.75m)
ただ、月下美人アジングと比較していますが、単純にアジングエントリーと考えるとアジングXの全長と使用感を考えてもアジングXが魅力的です。
ロッド自体が長くなれば、やはり軽量化されたロッドにこそ魅力を強く感じるのですが・・・。
正直なところ、数万円クラスのロッドを買わなくても面白く遊べました。
実際の使用感
実際に使ってみた感想ですが、ロッドの穂先にソリッドを採用していることもあり、向こう合わせで掛かり易くはなっています。
しかし、アタリがあっても、針まで口が行っていないことも多いです。
ワームのしっぽ部分を後方からついばんでくるような感じだったり、そういう時のアタリもので・・・。完全にオートマチックで魚が掛かるのか?と言えば、できるかぎり、掛かり易い手伝いをしてくれている状況だと思います。
実際にアタリがあって、合わせなくても魚が乗ればライトゲームは針の軸が細いので大概掛かります。しかし、吸い込んで吐くこともあり、フッキングする方が釣果は伸びるでしょう。
ロックフィッシュを狙っている時も、アタリが有ってそのまま巻き合わせでも掛かることが多いのですが・・・。アタリがあって合わせる方が楽しい!という個人的な意見もあります。笑
なので、向こう合わせ中心でも良いのですが・・・。合わせた方が楽しいし、掛かっているようにも思います。アジに関しては・・。メバルに関しては、ほとんど向こう合わせです。(笑)これは船釣りのサビキをしていた影響が強いです。吸い込んで、反転していく時に掛かっていくようなイメージです。
で、アタリを合わせろ!と言われても、感度は?となりますが・・・。
意外と言えば失礼になりますが、アジングXは高感度です。
特に魚のアタリに関しては、わりとよく伝えてくれているように感じています。
しかし、底感知に関しては分かりにくいです。
ティップ部分を照らしたり、明るいエリアだと目による水中の変化は分かるかもしれません。
しかし、手元へのアタリは藻や石に藻が生えているようなエリアでは、底が分かりにくく、よく引っ掛かってしまいました。
アジングXがおすすめな環境?
アジングXについてですが、底取りを多く要しない釣り場が非常に面白いです。
水深が1m-2mという浅場での釣りの展開では、ジグヘッドの重い状態などでは根の変化が分からずに苦労するかもしれません。
魚のアタリに関しては、分かり易いと感じていますので着水からのカウントダウンにより、水深を把握しリトリーブ、フォール中心に釣りを楽しむ分にはアジングXはよくできているんじゃないでしょうか。
アジングXの評価
実用性 | |
---|---|
デザイン | |
軽さ | |
コスパ | |
総合評価 |
実売価で1万円以下ということを考えると非常にコストパフォーマンスに優れた1本です。
デザインも普通にカッコ悪いとかはなく、ブレーディングXを採用していることもあり、ちょっと高級感もあります。
グリップ部分も滑りにくいEVAで飽きの来ないデザインも魅力です。
アジングXにおすすめのリール
黒と赤を基調としたデザインなので、月下美人シリーズのリールと合わせていますが、実に調和されています。月下美人の思想で設計されたというだけあって、デザインも月下美人に近いものがありますね。
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使用しているのは18月下美人MX LT2000Sです。
パワーギアとノーマルギアがあります。早巻も時々したい気分なので、ノーマルギアを選択しています。
アジングXの気になること
アジングXで非常に気になっている事があります。それは、定価が安いことです。
近年の運賃値上げや人不足・・・などで低価格帯ロッドを低価格で提供できにくくなった場合は・・値上げになる可能性が高そうです。
また、発売年は分からないのですが、Amazonでの取り扱いを開始した日付を確認すると2016年1月21日になっています。ぼくが購入したのは2019年の春頃なので既に3年経過していることになります。
なので、モデルチェンジ+値上げのセットなどにならないか・・・。というのが気になるところではあります。
さいごに
アジングXですが、普通に使えるので価格を抑えてアジング入門ロッドを考えている方にはおすすめです。ダイワのライトゲームブランドとして月下美人は、非常に有名ですがブランドにこだわりが無ければ、本当に十分良いロッドだと思います。
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長さが短いので、使用感もよく感じている部分が大きいですが
実売価で7~8千円という価格が魅力です。
ではでは 良い釣りを!