今回は今使っているエステルラインについて使う前の素朴な疑問だったり、使用していて思ったことを書いていきます。
アジングにはエステルラインが必須!?
エサ釣りをしている方で、アジをサビキで釣った方がいるならその号数に驚く方も多いでしょう。なぜならアジングで使用するメインライン(道糸)は0.3号といった極細を使うことが普通なのです。
エステルラインを使うメリット
エステルラインを使う最大のメリットはラインの伸びが少なく、アタリが取りやすいことにあります。
同じく伸びにくいとされるPEラインは浮力がありますし、伸びにくいフロロよりも伸びが少ないとされています。
エステルラインを使うデメリット
エステルラインは伸びが少ない特性から、合わせ切れをすると言われていてショックリーダーの接続が必須になっています。
ただ、実感としてはジグヘッドに結んだ時にラインが切れやすく結び目の強度もフロロを使ってカバーしているのではないかと考えています。
なにせ、極細ラインになるので、冬場などの手がかじかむような時は結びにくいです。
また、メバルにはフロロカーボンを使用することがほとんどですが、それはフロロカーボンの擦れに強いという特性上の利点があるためだと考えられます。
アジングは底スレスレや根周りを常に釣るわけでもありませんので、根ズレをメバリングほど気にする必要もないことからエステルラインの伸びない感度の良さが重要視されます。
極細エステルラインだからこそのタックルセッティングを!
エステルラインを使用する場合はライン強度はナイロンやフロロに比べて落ちる場合が多いでしょう。そうなってくると、合わせのショックで切れたり、魚の強い引きで切れることも考えらえます。
この場合はラインに頼るのではなく、リールのドラグだったり竿の粘りだったりします。しかし、感度を鋭くして、アタリを合わせる、またティップに乗せて掛けたりするようなことが多いアジングですから竿はパリッとした調子も多いです。
そうなってくると竿の柔らかさでラインブレイクを防ぐという発想はなかなかできません。こうなってくると弱い引きでもスプールから糸が滑るドラグ設定が重要になってきます。
ライトゲーム用ではある程度の専用機、価格帯のリールが重要になってくるでしょう。
▼ライトゲーム用リールソアレの関連記事もありますので、宜しければ参考にしてみてください。
エステルライン以外の選択肢
アジングもエステルでないと絶対にダメということはありません。
フロロでやっても良いですし、PEでも、ナイロンで釣りをしてもかまわないでしょう。ただし、ライン特性からするとアタリを取りやすくジグヘッド単体で考えている場合はエステルラインは使ってみて損は無いラインだと言えます。
フロロカーボン
PEライン
愛用中のおすすめライン鯵の糸
この鯵の糸ですが、ネーミングからしてアジング用として分かります。
ただ購入前には気になることもありましたので、その点を書いていきます。
鯵の糸は黄色だけど目立ちすぎじゃないか!?
ちょっとは気になりましたが、この点は安心してください。鯵の糸の先に透明なフロロのショックリーダーを結びますので問題ありません。
と、頭では分かっていても実際には使って、アジが釣れるまでは気になるものなんですよね。だって、他の人が透明なラインで爆釣させていたら・・・糸に色がついているからじゃないか?とかって思うんですよ。笑
それに常夜灯周りでは黄色っぽいので、より透明度が増して分かりにくい色です。
結びやすい目立つ色
実はこの黄色は夜にも見えやすいので、ラインを結ぶときには重宝します。笑
そんなこともあり、黄色のラインはおすすめだったりもします。
ケチって半分だけ巻いている
鯵の糸は240mもあるので、実際のところジグヘッド単体の使用を前提としているなら、これだけ使うことはないでしょう。
ぼくはケチって半分の120mだけ巻いています。この点がこのラインのおすすめな理由ですね。120mにポイントマークが付いているので、巻取もわかりやすいです。
傷んできたらまとめて捨てて、残りの120mを再度巻くという使い方です。
案外トラブルが無い
フロロカーボンは使っているうちに撚れがひどくなってきたり、バックラッシュしたりとトラブルもあるのですが、わりとこの鯵の糸は今のところトラブルらしいトラブルがありません。
このトラブルに関しては・・・これから増える可能性もありますし、たまたま出ていないだけかもしれませんが、わりと使いやすいラインでもあります。通常使っているのが1g以下が多いので、ふわふわとスプールにラインを巻かれている状態で投げても、そんなにトラブルが無いのは驚きでした。
さいごに
アジングをするのに糸の種類を迷っている場合は、エステルラインを選択肢に入れて見ましょう。
難点としてはメインラインからリグへの直結が基本となるナイロン、フロロカーボンに比べてショックリーダーを接続しないといけない手間があります。
しかし、その手間を考えてもライン感度の良さからエステルラインはやはりアジングにおすすめだと言えます。
愛用中のサンライン鯵の糸 0.3号
240m巻きでコスパ良好なラインです。
アジング用の糸で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね~!
ではでは 良い釣りを!!