ロッド・リール

19バスXと17バスワンXT ベイトリールを比較

どうもテルヤスです。バス釣りの入門機として人気の高いモデルがシマノのバスワンです。
しかし、2019年にダイワからバスXというベイトリールが発売になりました。

これまではベイトリールはシマノ派だったという方もいると思います。
実際にぼくも両メーカーのベイトリールを使ってみましたが、どちらかというとシマノ派です。

しかし、食わず嫌いはいけません!ということで、今年バスXを購入してみたので、バスワンと比較してみました。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

テルヤス
テルヤス
両方ともに価格帯で考えると、よくできていて良いリールです!
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
どっちもおすすめってこと!?

釣具大手メーカーのベイト入門モデル

バスX今回のベイトリールのひとつ ダイワのバスX80SH

「誰でも使いやすい!」 安心のハイバリューベイト。

基本性能がしっかりとしたオールラウンドモデル。回転性能UPのアルミ製φ32mmブランキングスプール搭載。90mmアルミクランクハンドル&ソフトタッチフラットノブ搭載。安心の基本性能を満たしたベイト。

ダイワHPより引用
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/bait_rl/bass_x/index.html(外部リンク)

バスワンXTもうひとつのアイテムがシマノのバスワンXT150です。

人気のバスワンがデザインを一新。
クラスを超えたスペックを誇るエントリーリールの新定番。

オールラウンドに使えるバーサタイル性と扱いやすさでエントリーリールの定番として高評価を得たバスワンが、デザインを一新してリニューアルデビューしました。スムーズな立ち上がりで伸びやかな弾道を誇るSVSを内蔵し、不快なバックラッシュを低減。現代のバス釣りに合わせてラインキャパシティを200番から150番へシフトし、より扱いやすくなりました。クラスを超えたスペックとトラブルレス性能。バスフィッシングの礎を支える一台です。

シマノHPより引用
http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/4656(外部リンク)

ダイワなら、だれでも使いやすいと言い、シマノならエントリーリールの新定番。と宣伝文句にしているほどです。

どちらのリールも入門機としての位置づけとして発売しているアイテムです。価格も手ごろで実売価で6,000円台です。

ぼくも過去にバスワンXTは持っていたと思います。それももう・・20年以上前ですね。名前が残っているのには感動です。

シマノではバスライズというベイトリールがバスワンXTよりも、価格帯では安いクラスもあります。なので、定番所と言えばバスライズかバスワンXTが入門機にあたります。

シマノ(SHIMANO)
¥4,450
(2024/03/29 21:20:42時点 Amazon調べ-詳細)

スペック比較

バスX 80SH

バスワンXT150

メーカー ダイワ シマノ
左巻き 有り 80SHL 有り 151
ギア比 7.5 7.2
最大ドラグ力(kg) 5.0 5.0
自重(g) 195 210
糸巻き量(ナイロン) 12LB-100m、14LB-90m 12LB-130m、14LB-110m
ハンドル1回転あたり最大巻上長(cm) 75 77
ベアリング数 4 4
発売年度 2019年 2017年
本体価格(円) 9,000 9,500
ブレーキシステム マグネット 遠心力ブレーキ(SVS)

スペックで見ると、バスXが自重で15gも軽く、本体価格でも500円安くなっています。

さらに発売年度もシマノのバスワンXTから1年以上経過してからの発売ですので、明らかに対抗しての設定になっているようです。

糸巻き量ではダイワが12LBで100m、シマノのバスワンが12LBで130mなので、ラインキャパが必要な場合はバスワンXTでないと、物足りない可能性はあります。

カタログスペックだけでは、ダイワのバスXが自重も軽いし価格も500円安くていい感じです!

ブレーキシステムの違い

バスワンXTとバスXではベイトキャスティングリールというだけあって、キャスティングする際に利用するブレーキが搭載されています。

そのブレーキシステムが違うものになっています。

シマノのベイトリールで多く採用されているのが遠心力ブレーキです。特にぼくが20年以上前にバス釣りを始めた頃からあったと記憶しているほど信頼度の高い遠心力ブレーキSVSが搭載されています。

SVSシマノのSVS スプールダイワはマグネットブレーキ
良い点 のびやかなやキャストが楽しめる。

自分好みの設定を見つけるのが面白い。

マグブレーキ外側から簡単に調整できる。
悪い点 サイドプレートサイドプレートを開けてブレーキ調整の必要がある いじりがいが無いというか・・・。オートマチックな感じがして、若干の物足りなさがあるかも。
調整のし易さ 慣れれば簡単。しかし、使うものによって微調整が必要なので若干難しさがある。 ツマミを動かすだけで簡単
トラブルの少なさ(バックラッシュ) ある程度慣れてくると、ブレーキを弱めがちでバックラッシュは結構あります。(ぼくの場合) SVSに比べて、調整が簡単で、ブレーキの効きも安定しているためSVSに比べると少なめの印象。

両方のデザイン比較

バスXとバスワン両方ともにブラックを基調としているため、ぱっと見・・・どっちがどっちだったっけ?と思ってしまいました。爆

それぐらい、結構似ていると言えます。

ダイワのデザインはメッキカラーのパーツがあり、バスワンに比べればスポーティーな印象を受けました。

両方ともにカッコはいいです。

テルヤス
テルヤス
同じような色で出しているのが驚きでした。エギングロッド・リールはエメラルダスとセフィアでカラーリングがエメラルドグリーンと、ワインレッドみたいな色で全然違うのにと思いましたね。無難な飽きの来ないデザインで両方ともに良いです。
食いしん坊なヒヨコ
食いしん坊なヒヨコ
なんだどっちもカッコいいで良かったのか。。笑

結局どっちが良いのか?

バスワンとバスX結局のところ、どっちでも良いというのが結論です。

ダイワが好きな人はダイワでも良いですし、シマノが好きな人はシマノでも良いです。そんなノリで選んでも大丈夫なぐらい両方ともよくできています。

使用感も両方とも使いやすく、甲乙つけがたいです。

ただ、好みで言うならばブレーキ設定で自分で面倒みたり・・キャスト時の伸びが気に入っているのがシマノのSVSです。

どっちがトラブルしにくいか?で言うと、ダイワの方がサイドプレートを開けてブレーキセッティングとかしないので、釣り場で紛失したり、色んなトラブルが少なくてすみそうです。

どちらのリールでも、初心者でベイトリールを最初に使うとするとバックラッシュ(キャスト時になる糸のもつれ)は付き物です。

ただ、投げやすさで言えばダイワのバスXのほうが初心者の方には、使ってトラブルが少ないと考えています。

さいごに

スペック的には、さほどバスXとバスワンXTでは変わらないと思っていただいて問題無いでしょう。大きな違いはキャストする時に使うマグブレーキか、遠心力かの違いです。ほかにもラインキャパも巻く号数によっては重要な選択肢になってくるでしょう。

投げて見ての好みもありますが、個人的には投げていての楽しさはシマノのSVSかな・・・。と思っています。

ちなみに両方のリールともに海水(ソルトウォーター)対応となっています。使い用としては、バス以外にも楽しめそうなところが両方とも良いですね。

どっちも良いので、今回はこっちのほうが絶対に良い!と言えない内容でした。すみません。

ではでは 良い釣りを!

Amazonでも売れ筋品

Amazonベイトリール関連カテゴリーランキングで2位と売れ筋です。(2019年7月8日の23時過ぎ)

ダイワ(DAIWA)
¥6,384
(2024/03/29 23:58:25時点 Amazon調べ-詳細)

ダイワのバスX80SHは上記と同じカテゴリーランキングで5位です。

80SHL(左ハンドル)モデルは同カテゴリーランキングで9位でした。いずれも同じ時間帯です。

で、バスワンXTの左巻きである151は?となりますが、どうもバスワンXTの詳細ページを見たところ右と左の選択肢がありましたので、両方とも同じページから注文できるようです。

となると、バスワンXTは右と左両方の売上で2位。ダイワは右が5位、左が9位なので・・・実質はどっちがよく売れているのか分かりませんね。笑