どうもテルヤスです。今回は純国産の人気メーカーヤマガブランクスのブルーカレントⅢの使用感をお届けします。
登場するモデルは510と6ft以下のちょっと短めのロッドとなっています。
アジングを楽しむのにオススメの1本です!
ブルーカレントⅢ
2020年、春よりブルーカレントⅡシリーズがブルーカレントⅢへと生まれ変わります。このⅢは単なるモデルチェンジではなく、初代から続くブルーカレントの設計が第3世代に入ったということのナンバリングでもあります。
ヤマガブランクスにおいてカーボンブランクスで最も重要なものは設計と製造する自社工場の特性です。この2つの組み合わせは唯一無二のものであり、積み重ねていくことが大きな意味を持ちます。ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ HPページより引用
https://yamaga-blanks.com/product/lightgame/bluecurrent3/
(外部リンク)
ブルーカレントⅢはヤマガブランクスの中でもライトゲームシリーズとして、おそらく人気のラインナップだと思われます。
国産メーカーで本体価格2万円を少し超えるぐらいの価格帯で、1万円前後の入門機からのステップアップしたい方にも良いんじゃないでしょうか。
ブルーカレントシリーズはわりとモデルチェンジが早いイメージがあるんです。実際にフィッシングショーでライトゲーム系はモデルチェンジが早いとメーカーさんに教えてもらったことがあります。
なので、ブルーカレントⅢとしてモデルチェンジ待ちだったという購入前の経緯もあります。
購入したのは510
510以外に候補は無く、絶対このモデルにしようと決めました。笑
1g前後のジグヘッドを意のままに操り、近距離戦で「掛け」に行く為のショートレングス
0.5g~1.5gジグヘッド単体操作のレスポンスに照準を合わせた、ショートレングスモデル。
53よりもやや張りを持たせたブランクは、強風時や極小ジグヘッド使用時など、アングラーにとって不利な状況下でも、シャープに振り抜ける高いキャスト性能と、水中の僅かな状況変化やアジのショートバイトを察知する高感度性能を備えた近距離専用モデルです。
常夜灯周りでフォールメインのジグヘッド単体戦は勿論、トィッチングやジャーク時のレスポンスの良さで、シビアなデイゲームもアグレッシブに「掛け」に行く事が出来るテクニカルショートレングスモデルです。ヤマガブランクスHPより引用
https://yamaga-blanks.com/product/lightgame/bluecurrent3/(外部リンク)
ちなみにフィッシングショーや店頭で実物を触ることはできたとしても、本当に使いやすいかなんて分かるのでしょうか??
ぼくは失礼ですが、分かりません!笑 使いやすそうとかは分かりますが、本当に使いやすいかどうかは使うまで分からないものです。そして、使ってみて良くても、だんだん癖が分かってきたりします。
逆に使いづらかったはずのロッドが、すごく使えるロッドに変わることも・・・。
今回の510に関しては「1g前後のジグヘッドを意のままに操り、近距離戦で掛けに行くための・・」とあります。まさにシチュエーションとしては1g前後のジグヘッドの使用機会が普段多いんです。
まさに・・これだ!と思ったわけですが、、笑 なんというか、メーカーのうんちくには弱いものです。
510のスペック
標準全長(cm) | 177.5 |
---|---|
自重(g) | 56 |
ルアー(g) | Max4.5 |
ライン | PE0.06-0.3、NY・FC1-3LB |
本体価格(円) | 22,500 |
ガイド仕様もSiC-Sステンフレームとか、ちゃんと記載してくれているところがありがたいですね。
自重は56gと、かなり軽く・・スペックだけ見ても十分そうです。が、一点気になったところがありました。それは、先径ですね。1.3mmというと太いです。極細ソリッドのアジングロッドが多い中、こちらのモデルはソリッドではないのかな?というのが印象でした。
例えばティクトのUTR-68-TORジアンサーではシリーズ最極細0.65mmとあります。
ティクトHP http://tict-net.com/product/sram_utr.html(外部リンク)
ちなみに、2-3年間使っていた竿でしたが、本当に折れそうなぐらい細かったのですが・・折れませんでした。笑
まぁ、ロッドコンセプトは色々なのでどれが良いかは本当に分かりませんし、好みも分かれてくるところでしょう。
アジングでの使用感
ジグヘッドは0.6~1gを中心に使用しました。思った通り、ティップには張りがはり0.6gのオモリは竿に乗らないんじゃないのかな?と思いました。
しかし、案外ですが竿が振れて上手く言えませんが結構飛びます。笑
竿が短いだけあって、飛距離は期待していなかったのですが、それなりに伸びるように感じます。これはロッドの設計なんでしょう。良い感じです。
次に魚のアタリですが、すごくよく分かります。ラインはエステル0.3号にフロロ0.8号のリーダーなのですが、すごい分かります。笑
ですが、竿先からパンとかツンとか大きめに伝わるアタリが多く、居食いとか食い上げのアタリは分かりにくいように思います。使用回数もまだ多くなく、実際にそのようなアタリが少ないからかもしれませんが・・・。
穂先がスムーズに一瞬だけ吸い込まれたりとか、そういう感じはなくダイレクトに伝わってくるような感じです。この辺はロッドコンセプトである「掛け」調子のゆえんだと思われます。
なので、掛けなければ掛かりにくいロッドです。オートマチック感が無い分、よりアジングの醍醐味である掛ける楽しみが味わえると思いますよ!笑
24cmぐらいのアジを釣っていると、竿もよく曲がってくれますし、本当、実に面白いロッドです。
気になる点
ロッドの使用感など軽くて使いやすいですし、値段も良い感じじゃないでしょうか。
ただ、ブルーカレントだけに限ったことではありませんが、ロッドのモデルチェンジが気になります。
今後も新しいガイドシステム、ロッド素材技術などがリリースされるたびに最新技術を取り入れてモデルチェンジが繰り返されると思います。
また新しくモデルチェンジされたら、欲しくなるんだろうなぁとか思いつつ・・・3-4年間はブルーカレントⅢは現行であって欲しいなと思います!
また、取扱店舗がダイワ・シマノの大手釣具メーカーと違って少なめなこと。そして、流通量としても多くは無さそうなので、欲しい時には無いかも?というのは難点かもしれません。
ブルーカレントⅢ510の評価
実用性 | |
---|---|
軽さ | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
アジングでの使用感は実に面白くて良いです!!デザインも飽きの来ないシンプルさで良いです。
何をとっても、良い感じで・・・。ん~。
あんまり尖った感もないですね。そういえばですが、竿自体がピンとして張りがありますが、魚を掛ければ竿は曲がります。
しかし、竿の弾性もやはり強めなのかドラグを強めにすると口切れと見られる針外れが多かったです。掛かり場所にもよるとは思いますが、竿が短い分だけ竿の限界までが短くタメが効かない感じのように思います。
この辺はリールの微調整を見つけると釣果もさらに上がりそうな感じがしています!
ちなみにリールは月下美人Xとヴァンフォードを使いました。やはり軽量なヴァンフォードのほうが使いやすく、ロッドとのバランスを考えても、ルビアス、ヴァンフォードクラスの軽量スピニングリールが価格帯的にも合うんじゃないでしょうか。
さいごに
ブルーカレントⅢですが、使いやすいです。ヤマガブランクスやっぱり良いですね。好きです。ダイワ・シマノもすっごく良いのですが・・・。ヤマガブランクスのように国産ブランクスにこだわっているメーカーは応援したくなりますね!
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このロッドを使いこなせると釣果も上がりそうな気がしています・・。(笑)
ではでは!!