どうもテルヤスです。今回は2019年夏に釣具大手メーカーダイワから発売されたエギングロッド「エメラルダスX」の使用感、評価をテーマにお届けします。
初心者向けというか、エギングロッドとしてはダイワの中ではエントリークラスになるモデルです。使ってみた感想としては「トガッタ部分がなく、ま~るい感じ」です。
って言っても分かりにくい表現かもしれませんが、万人に使いやすそうな調子です。
エメラルダスX
ダイワのエントリークラスは、バスロッドではバスXというロッドがあり、〇〇Xというのが価格も手ごろですが本格的な専用ロッドになっているのが特徴です。
2018年にはエメラルダスVというのが発売されていたと思いますが、価格では同ロッドに比べてやや高額です。
その前から発売されていたエメラルダスの冠名だけのものが、一般的なエントリーと言ったロッドでした。
購入前に気になっていたこと
ロッド自体はダイワから発売されることもあり、無難というか、失敗が無さそうというイメージがあります。なので、特別に気になることと言えば、無いと言えば無いです。
強いて言えば、釣りシーズンになり目的のサイズが売り切れないかが心配で、釣具屋で予約して今回のロッドは購入しました。
また輸送運賃の値上げなど、コスト増などによる価格転嫁も気になるところです。
エントリークラスなので、できるだけ手ごろな値段で買いたいという気持ちがありました。
価格がもう少し安くても良いんじゃないか。とか欲張りなことを思ってしまいました。笑
リバティークラブエギングがあるじゃないか。という声が聞こえてきそうですが、エメラルダスというブランドに惹かれるのが専用釣具の魅力でしょうか。
購入を検討した番手は2機種 86Mか86ML
購入を検討したのは2モデルです。ラインナップを見ていて、どちらかが欲しいと思いました。特に使用を検討しているのが秋の小イカシーズンで、2.5号や3号をメインに使いたいと思っていました。
エメラルダスX | 86ML | 86M |
標準全長(m) | 2.59 | 2.59 |
標準自重(g) | 120 | 120 |
エギサイズ(号) | 1.8-3.5 | 2.5-4.0 |
PE(号) | 0.5-1.0 | 0.5-1.2 |
価格はともに2019年9月時点で本体価格で15,600円となっています。
どっちでも良いかと言えば、そうでもなく、2.5号を使いたい!使いやすいのが!という欲求がありましたので、今回はMLをセレクト。自重自体も同じですが、適合エギサイズが2.5号~4号になっているので、3~3.5号メイン使用ならMでも良いですね。
実釣で使ってみての感想
慣れてくると結構飛距離が伸びる感じで、エントリーモデルとして十分です。
ガイドセッティングもエギング専用設計で、糸がらみなどのトラブルも使っていて無いので、まぁまぁ、本当にエギング用としてちゃんとしてます。
先日の釣行でゲットしたアオリイカです。真っ暗になってからのフォールのアタリをとりました。わりかしティップが柔軟になっていてイカが乗った時に、しわぁっとアタリを伝えてくれました。
ただし、感度が良いのかと言われれば価格相応で、底の状況把握とかになると分かりにくいです。また、小型の2.5号のエギを使っていても今ひとつ潮に乗っている感覚が伝わりにくく思います。こんなことを書くと、へたくそだからだ!と思われるかもしれませんが、そんな感じがしたという印象なので、ご容赦ください。
利点としては、バット部分にカーボンを巻いているブレーディングXのおかげで、根元部分が張りがありキャストは慣れればビシッと振りぬけて気持ちいいです。
また、ティップ部分が良い仕事をしてくれます。柔軟性がありながら反発力があるので、しゃくりの後のティップ戻りが早く、エギの動作がし易いです。
多少の感度は、やはり価格が大きく、また使っていては慣れますが竿自体100gを切るエギングロッドが発売されている中で考えると重たいです。
17セフィアCi4+と比べた場合は、やっぱり価格のものが大きいですが感度、軽さは劣ります。
エメラルダスXの評価
実用性 | |
---|---|
コスパ | |
軽さ | |
デザイン | |
感度 | |
総合評価 |
エメラルダスXですが、正直なところ価格相応です。実売価も1万2千円前後なので、もう一声価格が抑えられて1万円前後で手に入るなら最高!という、ちょっとけち臭い評価で、すみません。爆 まぁ・・・購入した価格が1万2千円程だったので、安いところで、もう千円ぐらい安かったら評価も変わっていたかもしれません。すみません!爆
デザインとしてはエメラルダスのリールと合わせるのであれば・・・バッチリです!
実用性としては良いです。感度が分かりにくいと言っても高価格帯のものに比べればそうなるかもしれません。しかし、2万、3万のロッドまで行かなくても十分エギングロッドとして使いやすく万人向けに仕上げられた優等生でしょう。
さいごに
エントリーロッドとしては、やっぱり良い物に仕上がっています。
ぼくが購入した86MLですが、3号よりも2.5号のほうが、なんだか使いやすい印象を受けました。2.5号をキッチリ動かしてアタリを取る。そんな釣り方やシブイ時に小型エギをスローに動かして誘いたい。そんな時に活躍する1本です。
潮流が速いところでは、正直向いていないと思います。3号のエギをしゃくっていても、なんだかしゃくり心地が重いと感じることもありますので・・。使っていたのはヤマシタのエギ王ライブです。
昨シーズンの秋にセフィアBBの86Mを使って、オーバーパワーだなぁ・・・。というのが有ったので、今回はMLを選んだところも大きいです。
そう考えると小型エギ用のML、3.5号メインのMと使い分けて2本持つのがベターになるのかもしれません。
少しでも参考いただければ幸いです。
ではでは 良い釣りを!
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小型エギを中心に使うのには、使いやすい1本です。