どうもテルヤスです。
今回は手軽に大物が狙えて、ライトタックルで挑むからこそ面白い。ライトショアジギングの釣り方やタックルを紹介していきます。
青物用のショアジギングタックルは、今でこそ各社から出ており、ジグキャスターライトなどダイワからもさらにライトなタックルが出るようになっています。
具体的にはどの辺がライトショアジギングなのか?というのは、なかなか決まり決まったものが無いようで判断が難しいです。
しかし、確実に言えるのは40g程度では軽いのですが60g以上のメタルジグになると重たく感じるので、40g以下ぐらいがライトなのではないかと思っています。笑
しかし、このライトショアジギングタックルというのは今でこそ当たり前ですが・・・10年程まえはこれほど選択肢がありませんでした。
ライトショアジギングの流れとして、年々ライト化していっているように感じています。
今から始める方は最高にラッキーですが、選択肢が多いだけにどれを選んで良いのか迷いますね。今回の記事で参考になれば幸いです!
ライトショアジギングとは?
しかし、このライトというくくりが人によって幅が違うでしょう。
シーバスロッドのMクラスの硬さでも「ライトショアジギング」OKと記載されているロッドもあるぐらいです。
例えばシマノの売れ筋であるショアジギングロッドのコルトスナイパーでも硬さがMであればライトショアジギングに分類されても良いでしょう。この竿はシーバスロッドではなく、青物用のタックルの硬さがミディアムクラスです。
今回は青物用ではないものを含めてライトなタックルというくくりで見ていきます。
エギングロッドでライトショアジギング
▼上記画像に出ているクーラーボックスの記事はこちら▼
ぼくがエギングロッドで使用するジグは20-30gがメインです。
もちろん竿の硬さによっても投げる重さは変わってきます。
このエギングロッドでのメインとなる対象魚はゴマサバ・マサバ・太刀魚などです。
夏場に大サバがよく釣れる時期は特にこのエギングロッドが活躍しています。
エギングロッドのメリット・デメリット
エギングロッドでライトショアジギングをするメリット
・タックルが軽量なので疲れにくい
・アオリイカを狙っていて、それからチェンジすることも簡単
エギングロッドでライトショアジギングをするデメリット
・竿が専用ロッドでは無いので、メーカー推奨のルアーウェイトが分からない
・エギング用リールをそのまま使う場合はPEラインは細くなる傾向にあり強度が心配
エギング用リールの糸をそのまま流用する場合は、強度に注意です。
ショアジギング用に使う場合は、別でリールを用意するか、替えスプールを使用するのも一つの手です。
そのままPEラインを使う場合はPEラインの強度に合わせてリーダーを太くしましょう。エギングよりも飛距離が出ますから、沖のブレイクなどで根ずれする可能性も高くなります。
実際のところエギングタックルでも使用はできますが、使用できるメタルジグがより小型になる傾向があります。
そして、エギング用にPEを巻いた場合はメタルジグは飛距離が出るため残りの糸巻き量にも注意する必要があります。
できることなら最低でも150m欲しく、200mあっても良いでしょう。
エギングタックルを使う場合まとめ
竿はそのまま流用してもリールは特に糸巻き量・強度に注意しよう。
糸を細くしたい場合は8本撚りなどPEの強度が高いものを選びましょう。
目安 PE強度 12-16LB、リーダー12-16LB
参考タックル
ロッド:8.6ft 硬さM
リール:2500番クラス
PE:0.8号-200m 8本撚り
リーダー:16-20LB
メタルジグ:20-30g
サバなどの小型回遊魚には使えますが、中型青物以上には不向きです。
▼文頭にあったロッド・リールの参考記事もあります。主にエギングでの使用感・比較記事です。宜しければご覧ください。
シーバスロッドでライトショアジギング
ぼくもその一人です!ちなみに上記の竿に被せているのはそのまま子供用の靴下で履かなくなったものを利用しています。爆
当時ダイワのRCS(リアルカスタムシステム)が出てから、ノーマルモデルのリールをカスタムして色々と用途を広げたりして遊んでいました。
それがちょうど今から10年ぐらい前で07ルビアス2500Rにハンドルノブは今も健在なパワーライトLを付けてシーバスロッドのMクラス。ジグは40g前後にプラグも40gまでを投げて中型青物を釣って遊んでいました。
ここで言う中型青物は70cmクラスまでです。
実際にPE1.2号 リーダー6号で70cmクラスの青物は場所にもよりますが十分取り込めます。
上記写真のタックルもシーバスロッドの9.6ftクラスにダイワの3012Hを取り付けたものです。
エギングタックルとの違い
エギングタックルに比べて、より重たいメタルジグも使えます。
これにより早巻をしないとジグが浮いてきにくいこともありますので、糸巻きスピードの速いハイギアモデル(H)やエキストラハイギア(XG)モデルがおすすめです。
また使うタックルも大きくなりますので、抵抗のあるルアーを早巻し易い卵型(ラウンド型)のハンドルノブが握りやすくおすすめです。
シーバスロッドのメリット・デメリット
青物を掛けても十分にやり取りすることもできるため、ライトショアジギングをシーバスで考えている場合はMクラス以上の硬さが目安になってきます。
また、やはりショアジギングタックルと比べて竿が柔らかいため、手前でのやり取りや強引さで寄せてくるような釣り方は不向きです。
このため大人数が釣り場にいるシチュエーションや確実に大型の青物が狙えるシーンにおいてはショアジギングタックルで挑みましょう。
せっかく青物が掛かっても周りの人に向かって走り回ったり、取り込みに時間を掛けているとせっかくの時合が終わってしまい釣り場にいる全員の釣果も落ちる可能性が高いです。
シーバスタックルでショアジギングをするメリット
・強めのタックル設定にしておけばシーバス・青物兼用で使える
・本格的な青物タックルでは竿やリールが重くなるが、シーバスタックルの硬めでは全体的に軽量化されて釣りが楽になる
・ショアジギングタックルに比べ道糸やリーダーを細くできるので、飛距離・食わせにおいて優位に立つ可能性がある
シーバスタックルでショアジギングをするデメリット
・ショアジギングタックルと比べ取り込みに時間が掛かる可能性が高い
・PE、リーダーがショアジギングタックルに比べ太くできないこともあり大型や足場の悪いエリアでは擦れによるラインブレイクが懸念される
・大型の青物が掛かっても取り込めない可能性がある
シーバスタックルを使う場合まとめ
ショアジギングロッドに比べ軽量で楽ですし、結構掛かってくることが多いので、正直ハマります。笑
竿・リールともにシーバス・青物兼用で考えている場合は硬めの設定で持っておけば十分使える。
目安 PE強度 20-30LB、リーダー 20-30LB
参考タックル
ロッド:9.6ft 硬さM~MH
リール:3000-4000番クラス
PE:1.2-2号 200m 8本撚り
リーダー:20-30LB
メタルジグ:30-40g
サバなどの小型回遊魚からイナダ(メジロ)クラスまで十分に視野に入るが、場所によっては全然歯が立たないこともある。
特に足場の悪いテトラ帯や磯場などでは強引さに欠けることもあり、取り込みが難しくなる可能性が高い。
▼シーバスロッドでショアジギングを考えている方には、こちらのディアルーナ96MとストラディックSWの記事も参考にしてみて下さい。
ライトショアジギングロッド
近頃では普通になっていますが、ライトショアジギングはソルトルアーゲームで非常に人気の釣りです。メーカーからもショアジギングのライトバージョンが多く発売されており、そんなに大きいのは釣れないからちょっとライトな竿が欲しいというニーズにこたえられる環境が整っています。
このジャンルはこれからも伸びてきそうです。
ライトショアジギングロッドのメリット・デメリット
ライトショアジギングタックルですから、青物を想定して作られているものが多いです。
最近流行りのショアスロータックルの柔らかめになるとアコウやハタ類をメインターゲットとしているロッドもあるかもしれません。
主にライトショアジギングで使用するタックルはサーフのヒラメやマゴチと言ったフラットフィッシュもメインターゲットに入ってくるでしょう。
ライトショアジギングロッドのメリット
・ショアジギングロッドに比べてライトに仕上げられているため、小型のジグをメインにした場合は使いやすい
・タックル自体が軽くなるため、長時間のショアジギングでも疲れにくい
ライトショアジギングのデメリット
・ショアジギングロッドに比べて柔らかく、太い針の軸が貫通しにくいためルアーフックも細軸中心になる傾向に。このため、針が伸びる可能性が高くなるのでやり取りは慎重に
ライトショアジギング用ロッドまとめ
ライトショアジギングでは青物をメインと狙うことを想定するため、シーバスロッドの硬めで狙うことから比べたら心配することがグンと減ります。
ただ、シーバス用との兼用で考えている場合はシーバスには硬すぎるでしょう。
ロッド自体も張りがありメタルジグを操作しやすく作られているロッドが主流です。
シーバスも狙って、プラグ主体でゲームを進める場合はシーバスロッドがおすすめです。
予算に余裕があればシーバスロッド・ライトショアジギングと使い分けましょう。
竿・リールともに青物を想定
目安 PE強度 20-30LB、リーダー 20-30LB
参考タックル
ロッド:9.6~11ft 硬さML~MH
リール:3000-5000番クラス
PE:1.5-2号 200m 8本撚り
リーダー:20-30LB
メタルジグ:40-60g
通常のショアジギングタックルより水深が浅く、使うタックルがライトな場合に活躍します。人間的にも自重が軽いタックルになるので、ショアジギングタックルに比べて使いやすいです。
ダイワのライトショアジギングロッドもおすすめ!
ジグキャスターライトというロッドを2019年に購入して使いました!
ライトショアジギングロッドでエントリークラスとしておすすめです。
ライトショアジギングに必須アイテム
ぼくの場合は玉の柄を釣り場に忘れてきたこともあるので、最近はもっぱらゲームベストの背中に背負ってます。
こうすると突然のナブラが出て駆け寄ったりすることも容易です。
機動性を重視するならランディングツールは、ひとまとめに持っておくと釣りの準備も移動も楽です。動きやすさで言うと、自動膨張(インフレータブルベスト)などには負けますがルアーなどの必要な小物を入れておけるのでショアジギングやシーバスはゲームベストがおすすめです。
さいごに
今回は代用でできるエギングロッド・シーバスロッドからライトショアジギング用ロッドまで紹介してきました。できることなら、汎用で色々と使えるのが最高です。
シーバスロッドで青物を掛けてどうしても獲れなくて悔しい思いをした!だから、本格的にショアジギングロッドを使い始める!こういうきっかけでも良いですよね。
シーバスはあんまりやらない場合は最初からライトショアジギングモデルを選びましょう。
また、釣り竿・リールの他にも玉の柄やライフジャケット、魚を絞めるナイフも持って行きましょうね!
さいごに今回ライトショアジギング用におすすめのタックルをまとめて紹介しますので、参考にしてみて下さい!
おすすめのシーバス・ショアジギロッド
シーバスロッドの特徴として適合ルアーウェイトは記載がありますが、ジグウェイトの記載がありません。
おおむねプラグよりも重く投げれる表記になっているショアジギングロッドは多いですが、無理して重すぎるルアーを投げるのは破損のもとになりますのでやめましょう。
ダイワ レイジー 100MH
全長(m) | 3.05 |
---|---|
継数(本) | 2 |
自重(g) | 190 |
適合ルアー重量(g) | 12~60 |
適合ラインPE(号) | 1.0~2.5 |
ダイワシーバス専用ロッドのロングロッドMHクラスです。
幅広いルアーウェイトとコスパに優れたアイテム!
シマノ 18 ディアルーナ96MH
全長(m) | 2.9 |
---|---|
継数(本) | 2 |
自重(g) | 161 |
適合ルアー重量(g) | 10~56 |
適合ラインPE(号) | 1.0~2.5 |
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今年発売のディアルーナのMHモデル。前作まではMHクラスがありませんでした。今作から出た注目のシーバスタックルで青物を視野に入れたモデルとなっています。
コルトスナイパー1000M
全長(m) | 3.05 |
---|---|
継数(本) | 2 |
自重(g) | 264 |
適合ルアー重量(g) | プラグMAX40/JIGMAX60 |
適合ラインPE(号) | MAX2 |
シマノのショアジギング専用モデルのライトクラスであるM(ミディアム)パワーです。水深の浅いエリアや小型から中型プラグを扱う時に活躍するモデル!
管理人テルヤス愛用中はディアルーナS96M
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軽くて強い竿でおすすめです!
おすすめのライトショアジギリール
ライトショアジギング向けに使えるリールは多くありますが、10ft以上のシーバスロッドは結構重たいものです。なので、あまり小さすぎるリールよりは中型クラスが手元に自重が来て持ち重りも軽減されることがあります。
ぜひ参考までに!
シマノ ストラディックSW 5000XG
ギア比 | 6.2 |
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最大ドラグ力(kg) | 11 |
自重(g) | 310 |
PE糸巻量(号ーm) | 2-300 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 103 |
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2018年発売のストラディックSW!バイオマスターSWが長期間モデルチェンジしていなかったので、こちらの価格帯を待っていた方は多いはず!
シマノ ツインパワーXD 4000XG
ギア比 | 6.2 |
---|---|
最大ドラグ力(kg) | 11 |
自重(g) | 290 |
PE糸巻量(号ーm) | 2-210 |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 99 |
ツインパワーSWまでのゴツサは無く、ノーマルのツインパワーよりはゴツイ!という間モデル。しかし、ノーマルとSWまでの差はすごく大きかったので、このモデルの存在は大きいです!
管理人テルヤス愛用中のストラディックSW4000XG
ノブが握りやすいしカッコいいし、コスパを考えると最高です。ぜひ参考までにどうぞ!
それでは良い釣りを!