どうもテルヤスです!
淡路島の釣りについて書いていることが多い当サイトですが、今回の記事は淡路島の年間を通して釣れる魚、おすすめの釣りをまとめて紹介しますので淡路島初心者の方はぜひ読んでみて下さい。目次から気になる項目をチェックして読んでいくのも有りです!!
淡路島って?
淡路島は関西圏にあるのですが、日本海側や三重県、和歌山県などとはまた違った釣り場です。北から淡路市・洲本市・南あわじ市の3市になっています。(2020年4月時点)
まず淡路島ですが、地理的に大阪府の沖に浮かび、渦潮で有名な鳴門海峡とも近く徳島県にも近い場所です。所在地は兵庫県になります。
鳴門海峡や明石海峡と言った海峡もあり、潮流の変化も多い場所です。
また、和歌山県や徳島県と言った黒潮があたるエリアとも離れていることもあり、冬は水温が非常に下がり10度以下となることもあります。
和歌山県や徳島県南部などは真冬や3月などの早春に春イカと呼ばれるアオリイカが釣れますが、そのころの淡路島は水温が10度あるかぐらいの低水温でアオリイカが住める環境ではありません。
同じ理由から寒グレと呼ばれるシーズンも12月いっぱいでほぼほぼ終了するのが例年のパターンです。
淡路島への行き方
淡路島は北は明石海峡大橋、南は鳴門海峡大橋で本州・四国と繋がっています。主に車で移動して淡路島に来ることが多いです。
その他、フェリーなどでも移動手段としてあります。
淡路島の堤防から狙える釣り物
淡路島は四季おりおりの魚が釣れるのが特徴と言えます。
これは真冬は海水温が低下し、魚も釣れにくくなるのと同様で水温の変化とともに釣れる魚が変わるのも楽しみの一つなのです。
下記の表は年間を通して主に釣れる魚と釣れやすい時期をしめしたものです。
今回の表は主に例年釣れる時期を示したものです。そして、必ずしも「良く釣れる時期」なのに釣れないこともありますので、ご了承ください。
その年によって例年は釣れていないのにバカ釣れすることも多々あります。
案外年間を通して色んな魚が釣れるのが分かっていただければ、それでもOKです!
時期を外せば釣れない
年間を通して色々な魚が釣れるものの、そのよく釣れるシーズンを外せば全く釣れないこともあります。そして、シーズンだからと言って釣れない日も当然あります。
という場合はよく釣れるシーズンなのか?を確認するだけでも、釣れにくい時期に釣りをすることが減ることもできるでしょう。このことにより、釣れないという時間がなくなるので、違うことに時間を割けたり違う魚を狙ったり有意義に過ごせるのではないでしょうか。
淡路島で釣れていると言っても、どこでも釣れるわけではない
目星をつけて行ったポイントで釣れれば最高なのですが、淡路島で20年以上釣りをしていても行ってみたけど、違うポイントの方が良く釣れてたと後で聞くことだってあります。
淡路島で〇〇が釣れている!と言っても、淡路島全体で釣れていることもあれば、ピンポイントでしか釣れていなかったり、その日だけということも少なくないです。
淡路島の堤防釣り
傾向としては瀬戸内海側の西浦と呼ばれるポイントは全体的に水深が浅く、ほとんどの釣り場で少し投げたところぐらいでは水深が4~6mほどです。
反対の大阪湾側である東浦、津名、洲本周辺は水深が10m近くある場所も多く、このことによってかアジ、太刀魚、サバなどの回遊魚は西浦よりも安定することが多いです。
塩田・志筑・佐野の人口島は沖に出ていて人気の釣り場です。
知っておきたい釣り場
淡路島の海釣りで、ここは有名どころ!というポイントを紹介します。
洲本周辺は観光地で、温泉街からも近いことからアクセス良好なポイントが多く、水深も淡路島の中で深めです。このため、四季を通して様々な魚が釣り人を楽しませてくれます。
そして、冬場は北西風に強く、淡路島西部でぜんぜん釣りにならないときにでもなんとか釣りができることも多いのが魅力です。
▼洲本港周辺についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。
ここの魅力は水深が深い場所で約30mもあり、さながら船釣りをしているぐらいの大型の魚が釣れることも珍しくありません。
四季を通してこちらの釣り場も様々な魚が釣れる魅力的な場所です。
▼メガフロートの詳細記事です。こちらもあわせてどうぞ
この2か所はとりあえず知っておきたい釣り場です。たいがいの魚は洲本港で釣れますし、大きい魚や回遊魚もメガフロートは他では釣れないサイズが狙えます。特にカゴ釣りのマダイは淡路島で狙って釣るならメガフロートを除いて考えられません。
淡路島の1年間
淡路島は1年間釣りを楽しめます。今回は1月から12月にかけての主な釣り物を紹介していきます。
1年間あるので、やはり釣りにくい時や沖で釣れる魚もあり、時々船や磯へも出かけています。ぜひ釣行の参考にしてみてください。
1月の釣り
1月は年によっては暖冬であれば晩秋の釣りが継続していることもあります。かといってもエギングでアオリイカはそうそう釣れることは有りません。
しかし、1月でも沼島沖でアオリイカを釣っているのを目撃したことがあります。沖の深みでは釣れるのかもしれませんが、波止からは厳しいです。
この時期となると・・・シーバス、メバル、ガシラ、それからアジングもあるかも。。ぐらいで堤防からは釣れる魚が減ってくる時期です。そうは思っていてもカワハギも堤防で釣っているのを見かけたこともあります。ちなみに場所は古茂江です。
カレイ釣りをよくしていた頃は投げ釣りでカレイを狙っていましたが、釣れないことも多くなってきてここ数年は1月はカレイ釣りをしなくなりました。狙っていた当時は港内でヒットしたことが多く、洲本港でのカレイ釣りが実績と利便性も高く良かったです。
この時期となると、堤防以外に土生港から出船している遊漁船で石鯛の幼魚「サンバソウ」を狙ったり、沼島の裏磯でチヌを狙ったりもできます。
また、堤防からは北西風が強くなることも多く、釣りに行ける日も減ってきます。
2020年1月の釣果画像です。近年は冬でも釣れるような感じです。
- メバル
- ガシラ
- サンバソウ(船)
- 黒鯛(磯)
- シーバス(河川)
2月の釣り
2月になると淡路島は1年の中で最も水温が低く、水質もクリアになってきます。
この頃は本気で釣れないような日が多く、釣りに行くことも減ってきました。そんな中でも狙って釣れるのはガシラ・メバルです。メバルは産卵後で食いがしぶいですが、そんなメバルを釣るのが最高に面白い時期です。年によっては結構数が釣れます。
年によってはアジングでアジも狙えます。
この時期はジヘッドやフロートリグを使ったルアー釣り、メバルサビキを使った釣りも楽しめます。船では沼島沖で真鯛サビキで鯛を狙うことも多いです。
- メバル
- マダイ(船)
3月の釣り
3月になると朝・夜はメバル。
日中はブラックバス釣りに行くようになります。また、月半ば以降はチヌの乗っ込みも意識してフカセ釣りによく行くようになります。カレイも釣れ始める事が多いのですが月初めはやはり水温が低く、気温が高くても海水温の上昇はまだ先になることが多いです。
3月にカレイ釣りで良い思いをしたことがあるのは西浦の湊港です。1月2月も西風が強い時が多いですが3月になると南寄りの風もあり、西浦で釣りがし易い日も増えてきます。
シーバスも狙って釣れます。河川ではマイクロベイトを食っている事が多いです。
- ブラックバス
- 黒鯛
- メバル
4月の釣り
4月になると気温も高い日が多く、3月とは比べて魚の動きも活発になってきます。特に下旬ではゴールデンウィークに入るので、釣り人も急に増えてくる季節です。
この月もぼくがメインとしているのは3月と同じくブラックバス・黒鯛・メバルが中心です。天気が悪い日はブラックバス、晴れている日や風が強くない日は黒鯛釣りに行くことが定番釣行となっています。
2018年4月もこの時期にフカセ釣りでチヌをゲットできました。過去釣果記事もありますので、宜しければどうぞ!
また、ヘラブナもこの時期は面白いのでよくやっていました。
黒鯛は淡路島の岸からでも釣れやすくなり、西浦方面の各地で狙えます。
この時期になると岸からでも魚が動いてくれるので、船に行くことは減ってきます。
沼島沖ではマアジが食いだし、脂の乗ったアジを「黄アジ」と呼んだりします。
潮の条件が良い時で時間に都合が付けば投げでカレイも狙いたい月です。
カレイ釣りは低水温期から回復してきたやる気のあるカレイを狙って仮屋漁港に訪れて、釣果をあげたことがあります。その時は同じ堤防で他の人たちも釣っていました。
- ブラックバス
- 黒鯛
- メバル
- カレイ
5月の釣り
GW中は釣り人も多いので、釣りをしていないことも多いです。年によっては4月の後半からアジが釣れたりするので、サビキに出かけることもあります。この時のアジは昨年から残っている20cm弱のアジが中心のことが多いです。
そして、黒鯛も乗っ込みですが、エサ盗りが非常に多くなるので釣りもしにくくなってくる時期です。この頃くらいからメバリングでワームを使っているとワームが良く切られるので、メバルのルアー釣りを諦めるようになりました。爆
明るい時間帯を中心に投げ釣りでキスが狙えますので、20cm超えの良型狙いも面白い時期です。また、水温によってはアオリイカもエギングで釣れますので、ちょっとずつエギングをする月です。
キスは数・型ともに揃わない時も多いですが、25cm前後も出やすいので狙いたい時期です。
- キス
- アオリイカ
6月の釣り
6月は梅雨になり、アオリイカをエギングで狙う最高の月です。この月は時間と潮によってですが、エギング以外はあんまり行かなくなりました。
親イカシーズンの狙い方も記事にしていますので、宜しければこちらもご覧ください。
時間のある時は産卵後の回復した大型の個体が狙えるので、黒鯛の筏釣りにも行くようになりました。その他にも梅雨メバルと言われるようにメバルの活性が高いこともあります!
その他、太刀魚やシーバスもベイトの回遊によっては面白い時期になってきます。
- アオリイカ
- キス
- 黒鯛
7月の釣り
7月は色々な魚が釣れるのですが、サヨリやカマスと言った魚も時々行っていました。しかし、安定がしないこともあってどちらも最近はやらなくなりました。それでも、カマスは朝まずめにルアーを投げていると時々掛かります。
シーバスが爆釣することもある月で食べても美味しい旬と言われています。この他に大サバ、太刀魚も良く釣れることがあります。無難に行くなら投げのキスがおすすめです。
また、アオリイカを例年釣っていましたが、リリース期間になっていますので近年はやらなくなりました。代わりに軟体動物ではタコが面白くなってきます。
また年によっては青物の回遊もあります!
- シーバス
- 大サバ
- 太刀魚
- キス
- タコ
8月の釣り
8月の釣りはお盆休みや夏休みがあるので、観光地である淡路島は大勢の人でにぎわいます。この月はタコ釣りを楽しんだり、釣れていたら太刀魚、シーバス、それからトップウォーターのチヌが面白い時期です。
お盆ぐらいからアオリイカの新子がエギに乗ってくるくらいに成長している年が多いですが、淡路島はリリース期間のため釣っても逃がしてあげましょう。。なので、近年はやらなくなりました。
色んな魚が釣れる時期ですが、釣れていないことやよく釣れるターゲットを見つけては遊んでいます。気まぐれで川にウナギを釣りに行くこともあります。
その他に船では、かからし釣りと言われているイワシを掛けて青物や真鯛釣りをする釣りも最盛期で、めちゃくちゃ面白い釣りです。
8月中旬か下旬ぐらいからツバスの回遊が見られることも多いです。また、カンパチの幼魚のシオも8月ぐらいから顔を見る事もあります。
- 黒鯛
- タコ
- キス
- 太刀魚
- 大サバ
- アジ
9月の釣り
9月は淡路島で最も色んな魚が釣れる時期になってきます。おすすめはルアーの青物です。この時期が1年を通して青物がルアーで釣りやすい時期なので、ルアー釣りを始めるならこの月です。アオリイカも南あわじ市からリリース期間が終了していき、やっと持って帰れる時期なのですが胴長15cmは日中になかなか釣れません。爆
カワハギやキスも釣れますが、青物は爆釣期間が終了してしまう可能性もありますので、とりあえず青物中心で釣りに行っています。毎年、青物は釣果の波がありますし、毎週釣りに行けるわけでもないので、そういう意味でも青物中心になってしまっています。
過去の9月釣行記もあわせてどうぞ!青物、サゴシなどが釣れている月です。
参考までに2018年のアオリイカ解禁日に日中エギングした記事もあります。
やはりこの時もあんまり大きいのは釣れませんでしたね~。
- 青物
- アジ
- 太刀魚
- アオリイカ
10月の釣り
10月も前月に続いて面白い月です。いよいよ楽しみにしていたエギングが淡路市、洲本市も解禁になり、エギング・エギング!の月です。
しかし、数釣りをするなら9月が絶対に面白く、10月になるとサイトフィッシングでも釣れる個体もいますが、サイトでバンバン釣れることは少ないです。
しっかりと潮流を意識して狙っていくとアオリイカが釣れます。あんまりアオリイカが釣れていない年だと、月半ばにはエギングは終了するかもしれません。目安としては夕まずめに数回ボーズになるようなら、諦めモードです。
ただし、例年エギングでは乗らなくてもヤエンやエサ釣りではめちゃくちゃ釣れる事も多いです。潮と時間を見ながらアオリイカと青物を中心に狙っている月です。
- 青物
- アオリイカ
11月の釣り
11月に時間があれば本当は釣りに行きまくりたいのがカレイです。この時期は1年を通して一番の大型や数釣りが期待できます。特に港内ではなく、砂浜から投げて釣りやすいのでエギングと青物釣りをあまり知らなかったころは、投げ釣りばっかりでした。
11月になると水温低下に伴いだんだんとアオリイカは釣れなくなってきます。これはアオリイカの住みやすい適水温へ移動するためです。青物はまだ釣れる事が多いですが、外れも増えてきます。
そろそろ肝を膨らませたカワハギも食べたくなり、カワハギも狙いたい季節です。また、釣堀も青物を釣るのには最高の時期です。この他、アジングも面白く・・・忙しい時期です。
- 青物
- カレイ
- カワハギ
- アジ
12月の釣り
いよいよ12月になると水温が低下してきて魚が釣りにくくなってきます。淡路島の場合はアジングの好機かと思っています。ただ、釣れない年も有るかと思いますが・・・。近年は安定していることが多いです。
前月に引き続きカレイを狙ったり、落ちギスを探したりもしますし、イワシなどのベイトが入っていれば太刀魚も爆釣することもあります。
しかし、この月は11月以上に水温を気にしている必要もあり秋の釣りが早々に終わる場合は釣堀の青物もなかなか口を使わない厳しい状況になることもあります。
ブツエビを撒いてメバルを狙うのに適した時期で、数釣りが期待できる月でもあります。
- カレイ
- メバル
- キス
まとめ
淡路島の1年間で狙っている釣り物を紹介しました。実にいろいろな魚が狙え過ぎて優先順位を付けないと迷ってしまいますね。
そして、それだけを狙おうとするのだから、それだけ釣り道具も増えて増えて・・増えてしまっています。爆
色んな魚を挙げましたが、季節ごとに特におすすめな魚種をピックアップします。
春・ブラックバス(3~4月)、メバル(3~4月)、チヌ(4月)
夏・アオリイカ(6月)、大サバ(7、8月)、キス(6~8月)
秋・青物(9~11月)、アオリイカ(10~11月)
冬・メバル(12~2月)、釣堀で真鯛、青物(12月)
淡路島で釣りたい魚たち
そんな中で、ぼくがよく狙うおすすめの魚種を中心に紹介していきますので参考にしてみて下さいね!
アジ
春は早ければ4月頃から釣れ始め、年内は場所によりますが釣れ続くことがほとんどです。
また真冬の1月~2月でも南あわじ市のメガフロートなどでは釣れることもあります。
▼アジの主な釣り方
- ルアー釣り(アジング)
- サビキ釣り、遠投サビキ
- ウキを使った1本釣りなど
主な餌 アミエビ、石ゴカイ、青虫
餌はサビキ釣りをする場合はアミエビで、おまけ針を付ける場合はオキアミや大粒のアミサシを使いましょう。
春にはイカの切り身がめちゃくちゃ食う時もありました。
石ゴカイ、青虫は7~8月の夜にウキ釣りをする時に使っていました。場所は古茂江で良い思いをしたことがありますが、テトラ帯なのでランディングネットなどがあれば良いです。
サビキの針はゴマサバなどの外道が来る場合はゴマサバに合わせていますが、アジだけの場合は針の大きさ8号でハリス1.5号か2号が上限と言ったところです。
▼アジのサイズ
淡路島で釣れるアジのサイズは5cm未満の豆アジから26、27cmまでが大半です。
昨年のアジが成長して翌年に釣れるアジを淡路島ではトツカアジと言い、「トツカ」と呼んでいます。
▼主に釣れる場所
洲本港、岩屋、福良、丸山など
▶アジ釣りに関する記事はこちらも参考にどうぞ
サバ
その人気の理由はサイズが40cmを越えることもあり大きく、釣りあじが良いのも魅力の一つです。
また、そのころのゴマサバは刺身にしてもめちゃくちゃうまいので、釣りをやっていて良かったなーと思える時です。笑
ただし、当たり外れがあります。。苦笑
▼主な釣り方
- ショアジギング
- 遠投サビキ
メタルジグは20-40g、サビキのエサは撒きエサにアミエビ、サシエサはイカの切り身やオキアミ
遠投サビキで狙う場合はハリスが2号でも取れますが、抜きあげたり強引にすることもあるので4号以上あっても良いでしょう。
▼サバのサイズ
夏前から小型のマサバが例年釣れるようになってきました。そのサイズは20cm以下ですが夏頃には20cmを越えるぐらいに成長することも。
秋には30cm前後になり10月~11月には35cm手前までは釣ったことがあります。
・ゴマサバ 夏に人気のターゲットがゴマサバです。大サバと呼ばれているサバはゴマサバがほとんどです。
サイズは35cm以下のものは少なく、大きいと40cmを越えてきます。
▼主に釣れる場所
津名方面、洲本周辺、岩屋
大きめのサバは西浦方面ではほとんど釣れた事がなく、人気が集中するのも決まって大阪湾側です。
▶サバに関する記事はこちらもあわせてどうぞ!
太刀魚
シーズンを通してエサとなるカタクチイワシなどのベイトの存在も重要になってきます。
ただ、太刀魚が釣れている場所ではほかの魚があまり釣れない傾向にもあるので、他の魚を狙う場合は注意が必要です。
▼主な釣り方
- ウキ釣り、引き釣り
- ルアー釣り、ワインド、メタルジグなど
釣り方は実に様々ですが、短時間勝負ならワインドやミノープラグ、テンヤを使った引き釣りがおすすめです。
夜間も長くする場合は時合待ちもあるので、ウキ釣りなどでまったりするのも良いですよ。
▼太刀魚のサイズ
太刀魚のサイズは指の太さに例えられることがほとんどです。
例えば指2本サイズと言えば、指を2つ並べたぐらいの大きさとなります。他にはベルトサイズなどと呼ばれます。
また、人によって指の太さも違いますが、そんなには大きく変わらないでしょう。
太刀魚の最小サイズを釣ったのはメガフロートで、サビキ釣りの外道で掛かりました。サイズは20cm無かったと思いますが、最初はサヨリかと思いました。爆
釣れるのは70cm~80cmぐらいが多く、指4本サイズ5本サイズとなってくると1mを越えてくるような大物です。
通っていると指4本サイズは夢ではありませんし、太刀魚は太ければ刺身やタタキにするとめちゃくちゃうまい魚です。ぜひ釣ったら試してみましょう!
▼主に釣れる場所
津名方面、西浦方面、洲本周辺
▶太刀魚に関する記事はこちらもあわせてどうぞ!
アオリイカ
和歌山や徳島県南部は活きアジを使ったヤエンをする釣り人も多いですが、淡路島ではヤエンをする方は本当に少数です。
〇どうしてヤエンが流行らないのか?
ヤエンが流行らない理由の一つが活き餌の確保です。本来アオリイカはグレ、キス、ベラなどその辺にいる魚も食べるので、そいつらを使ったら問題ないだろう?
という考え方もありますが、その魚たちを確保するのにはまず釣る必要もあります。
そして、活きアジを使ったことがある方は分かりますが、活きアジは操作性がよく手に入りやすいのが魅力です。
淡路島では活きアジを売っている釣具屋が無いというのが最大の欠点です。秋などシーズンによってはエサピチで置いてあることもあるみたいですが、基本は釣ったアジを使っています。
そうなってくると、アジの確保ができなければヤエンができないのです。
また、アジが釣れやすい9月や10月の前半ではアオリイカが小さくてヤエンの針がなかなか掛かりませんし、その時期ならエギングで十分です。
春の親イカシーズンに欲しくて無い。というのが流行らない理由の一つです。
もう一つ、淡路島は浅くて藻場が多く釣りにくく、エギングや他に釣り人も多いのでアジを流しにくいというのも難点の一つです。
・・まとめると
①活きアジが安定供給されていないので、エサが無い
②釣れる場所が浅く、藻場も多いのでヤエンの送り込みが難しかったり、エギングポイントともかぶることが多いため、釣りがしにくい
▼主な釣り方
- エギング
- 活き餌を使ったヤエン、泳がせ釣り
エギングは春シーズンは3~3.5号、秋はシーズン初期からするなら2号から10月からは3号、3.5号でも十分です。
泳がせ釣りやヤエンをしていると、物凄く他魚種も外道で掛かってきます。特に夜間は太刀魚がいる時はアオリイカは半ばあきらめています。日中も青物が来る時があります。
▼アオリイカのサイズ
アオリイカのサイズは足が長いことから胴の部分である「胴長」で言うことが多いです。胴長の読み方は「どうちょう」です。
ただ、胴長で言う場合もあれば800gとか1kgクラスとか、その大きさのだいたいで言うことも多いです。
例えば1kgだと胴長で27cm以上はありそうで30cmを越えていたかなぁとか。そんな感じです。やはり個体差によって胴長も違ったりイカの身の厚みも変わっています。
胴長40cmでだいたい2kgです。
胴長20cmちょっとで500gほどです。
▼主に釣れる場所
淡路島全体で釣れます。産卵期は砂地とアマモが多い瀬戸内海側や海藻の多いエリアで、秋は産卵場所の近くから始まり、後半は水深の深いエリアや潮通しの良い防波堤の先端部。それからベイトの存在によって釣果が大きく左右されます。
▶アオリイカに関する記事はこちらもあわせてどうですか!?
青物
淡路島で釣れる青物は主に出世魚であるブリです。サイズはブリと呼べるような80cm以上のサイズはなかなかお目にかかりませんが、70cm級のメジロと呼ばれるサイズは通っていれば当たる可能性は十分にあります。
また、秋口はカンパチの幼魚である40cmまでぐらいのシオも時々掛かってきます。ヒラマサは釣れたという噂はありますが、実物を釣ったことは一度もありません。(釣り堀ではありますが・・・)
釣れる時期は年々長くなっているのか、GW頃からブリクラスが回遊していることもあります。しかし、最も釣りやすく安定してくるのは秋の9月以降です。5~8月中は釣れているのは釣れている時期ですが、ポイントはかなり限られるでしょう。
▼主な釣り方
- ショアジギング、ルアー釣り
- 飲ませ(泳がせ)釣り
釣り方はシンプルで、活き餌を使った飲ませ釣り、もしくはメタルジグやミノー、トップウォータープラグなどのプラグを使ったルアー釣りです。
▼青物のサイズ
ブリは出世魚で、その呼び方も人によっては多少異なるかもしれませんがおおむね淡路島では下記の通りです。
- ツバス ~39cm
- ハマチ 40~59cm
- メジロ 60~79cm
- ブリ 80cm~
▼主に釣れる場所
青物も淡路島の全体的に釣れますが、ベイトの寄りにも左右されます。淡路島の中でも比較的水深の浅いエリアである瀬戸内海側でも秋にはメジロクラスが掛かることもあります。
▶青物についての詳しい記事もありますので、あわせてご確認ください。
黒鯛(チヌ)
釣れる時期は春の産卵期である乗っ込み時は大型と数も狙えて特に楽しめます。淡路島の岸から釣るのであれば4~5月が例年ピークです。
その後、いったん食いが落ちて6月頃になれば回復してきた個体が面白い時期になります。筏で大型を狙いやすい時期でもあります。その後、7月から8月はトップウォータープラグで狙って良く釣れます。それから秋は紀州釣りや筏釣り、ルアーでも時々食ってきますし、エサ取りが少なくなる12月頃もフカセ釣りで狙えます。
▼主な釣り方
- ウキフカセ釣り
- 紀州釣り
- ルアー釣り
▼主に釣れる場所
チヌも年々安定して釣れる魚になっていて、わりと言い方は悪いですがどこでも狙える魚です。ただ、ノッコミの時期は瀬戸内海側でよく釣れる傾向にあります。
ルアーで狙うチヌについては、夏場のトップで狙う場合は淡路島北部の潮流の速いエリアのよどみや浅瀬、西浦側で実績が高いです。
▶チヌに関する記事をよろしければどうぞ!
キス
一番安定して釣れる時期は7月か8月頃です。サイズ狙いでは6-7月が大型が良く出ます。
秋の9月以降は釣れたり、釣れなかったりも増えてきて、11月頃からは20cm以上がまとまって釣れる場所に当たれば最高に面白い釣りができるのも魅力です。
▼主な釣り方
- 投げ釣り
主な餌は石ゴカイが一般的で入手しやすいです。他にチロリや本虫も釣れますが、意外かもしれませんが青虫も結構食います。エサ持ちで言うなら石ゴカイよりも良いこともあります。
▲主に釣れる場所
津名方面、西浦、洲本周辺
▶キスに関する記事はこちらもあわせてどうぞ!
メバル
狙い方もルアーうメバリング、サビキで狙うメバルサビキ、波止際を狙う胴突仕掛け、エビを撒きながら釣るエビ撒き釣りなど・・・実に色んな狙い方ができる最高に大好きなターゲットです!!
▼主な釣り方
- ウキ釣り
- ルアー釣り
- 胴突釣り、サビキ釣り
サビキに関しては年中釣れるかもしれませんが、2月から5月頃にサバ皮などの魚皮を使ったサビキを遠投してゆっくりと巻いてくる釣り方が面白いです。錘の重さは1~3号と軽めでゆっくり探ります。他に、最近は見ないですが飛ばしウキを付けて投げる方法もあります。
メバルのルアー釣りは主にテトラ帯やゴロタ浜などのサーフからでも狙えます。
▼メバルのサイズ
淡路島のメバルのサイズは18cmまでのものが大半です。20cmを越えてくるとなかなか狙っていないと釣れず、26cmを越えてくるような個体は狙って通わないとなかなか釣れません。波止からは27cmくらいまでは掛かってきますが、まだ30cmオーバーは釣ったことがありません。
そんな中でも船では30cmのメバルを釣ったことがあります。場所は淡路島の灘沖で、メバルサビキで釣りました。しかし、後にも先にもそのメバル以外は30cmを釣ってませんのでかなり尺というサイズは珍しいです。
▼主に釣れる場所
淡路島全域で釣れますが、西浦、津名周辺、岩屋周りなどが有望で洲本も大型が釣れる場所です。
(2024/11/21 12:16:58時点 Amazon調べ-詳細)
愛用中のライトゲームリール。巻きやすいのでぜひ使ってみて下さい。
ボーズ逃れに狙いたい魚
淡路島で釣りをしていて、絶対に何かを釣って帰りたい!そう思っている方は多いでしょう。わかります。その気持ち。
しかし、どうしても何も釣れない時ってあるんですよね。そんな時は諦めて帰るのですが、諦める前に時間があれば狙って欲しい魚があります。
それはカサゴです。関西ではガシラと言いますが、この魚は堤防の際には大概いますし、テトラの穴にも潜んでいてサイズも問わなければ釣れる確率が年間を通しても非常に高い魚です。
ワームでも食ってくるので、エサの代わりにワームを用意するのも良いでしょう。
ボーズ逃れで紹介しましたが、食味は大変美味しく刺身や煮付けにして食べると本当に美味しい魚です。ただ、小型も多いので小さいサイズや必要以上のキープはやめてリリースも積極的にしていきましょう。
▶カサゴに関する記事はこちらもどうぞ
さいごに
今回は淡路島で1年間で狙える魚やおすすめの魚を中心に紹介してきました。淡路島は四季を通じて釣り物も変わりますし、年間を通して狙っていける魚もあり、大変魅力のある釣り場です。
そんな淡路島ですが、やはり釣りというレジャーを長くしていく上での問題や課題も多く存在しています。特に釣り場でのゴミなどは一人ひとりが持ち帰り、ぜひ釣り場の美化を意識して行きましょう。
素晴らしい環境を次の世代にも残して、楽しい釣り文化を!